お風呂掃除にはカビキラーが優れもの!壁・床・排水口・天井全てOK
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お風呂掃除に活用できる「カビキラー」。カビキラーの使い方や、お風呂の壁や排水口掃除のやり方をご紹介します。「カビキラーをスプーしてから何分放置すればよい?」といった放置時間の目安や、ゴムパッキン掃除の活用法、浴槽内には使えるのかなど、カビキラーを使う際の注意点もチェックしましょう。
目次
そもそもカビキラーって?
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「カビキラー」という名前を聞くと洗剤の名前から「カビに効く」ということは分かると思いますが、具体的にはどのような成分が含まれているのでしょうか。
カビキラーの主な成分は次亜塩素酸ナトリウム。強アルカリ性を示す塩素系除菌漂白剤で、殺菌力と漂白力をどちらも持ち合わせており、黒カビを落としてくれます。
お風呂場でカビキラーを使える場所は?
カビキラーは黒カビが生えるさまざまな場所に使うことが可能で、主にお風呂場や洗面所などの水回りが挙げられます。
しかし、金属部分に使用すると次亜塩素酸ナトリウムが反応し、変色やサビの原因になることがあるので、金属部分への使用は避けましょう。
お風呂でカビキラーを使う際の注意点
さらにカビキラーを使用する際にはいくつかの注意点があります。
1つ目は、酸性の洗剤と混ぜないということです。「混ぜるな危険」など注意が書かれていますが、それはアルカリ性のカビキラーと酸性の洗剤を一緒に使ってしまうと化学反応が起きて、有毒ガスを発生する場合もあり大変危険だからです。
2つ目は、きちんと換気をすることです。お風呂場や洗面所などの密閉空間で使用するときには、換気をせずに使用することは危険です。2ヵ所以上の窓を開けて換気を行い、マスクを着用しましょう。
3つ目は、皮膚につかないようにすること。使用する際には必ずゴム手袋や、目をカバーするゴーグルなどを着用してください。
お風呂でのカビキラーの使い方
ここからは、お風呂掃除にカビキラーを活用する際の使い方について、場所ごとにご紹介していきます!
お風呂の排水口周り
床や排水口などで使える一般的なカビキラーの使い方についてご紹介します!
・ゴム手袋
・カビキラー
排水口のフタ、目皿(フタの下にある、網目状の部品)、受け皿(目皿の下にあり、ゴミをキャッチする部品)、トラップ(コップを逆さにしたように付いている部品)を取り外します。
受け皿やトラップがなく、封水筒(太い筒のような部品)が付いていることもあります。今回お掃除した排水口は、封水筒が付いていました。
ここからは、ゴム手袋をつけ、しっかり換気をした状態で作業してくださいね。
取り外した部品や、排水口の周りに約15cm離したところから、スプレーします。
洗剤を吹き付けた状態で5分間ほど放置します。洗剤がカビに浸透していきます。
5分後、洗剤を洗い流します。>これで、排水口はピカピカです!
お風呂の天井・壁
体や目に液が付着するのを防ぐため、天井や壁などの高い場所にはカビキラーを直接吹きかけずに、棒の先にスポンジなどが付いている掃除道具等を用いてスポンジにカビキラーを吹きかけましょう。
・ゴム手袋
・メガネ (ゴーグル)
・マスク
・柄のついたスポンジ(フロアワイパーとキッチンペーパーで代用可)
・カビキラー
・タオル
柄つきのスポンジにカビ取り剤を吹き付けます。柄つきのスポンジがない場合には、キッチンペーパーを3枚ほど重ねてつけたフロアワイパーでも代用できます。
体につかないように気をつけながら、洗剤をお風呂の奥の天井から塗っていきます。それから、洗剤がカビの奥まで浸透できるように、5~10分ほど放置します。
スポンジをすすぐか、キッチンペーパーを替えて、水拭きをします。洗剤が残らないように、2回ほど繰り返してください。
乾いたタオルを使って、乾拭きをしましょう。これで天井のお掃除は完了です。
お風呂でカビキラーを使う際のポイント
ここまで、カビキラーの使い方について詳しく説明してきました。そこにもう少し補足をさせてください!
基本を知ったところにちょっとした工夫をすることで、という訳で、カビキラーをより効果的に活用できますよ。
少しだけ触れましたが、改めて気を付けておきたい部分なども付け加えておきますね。
ラップパックでお風呂のゴムパッキンを掃除
カビキラーと言えば、シュッっと吹きかけるイメージがありますが、床と垂直な部分に吹きかけた場合は、どんどん下に流れてしまいますよね。こうなると、有効成分がカビの根元まで届かず、効果も薄れてしまうのです。
そこで活用したいのがラップやキッチンペーパー。やり方はシンプルで、気になる黒カビ部分にカビキラーを吹きかけ、ラップやキッチンペーパーをかぶせるだけ。液が流れず、カビキラーをより浸透させられます。
頑固な黒カビには、ラップでパックするように活用してみてください。
カビキラーが使えない場所は?
先ほど少しだけ、カビキラーは金属類には使えないというお話をしました。
しかし、使えない部分やおすすめしない部分は他にもあるのです。
ここでは、その辺りの補足をしていきたいと思います。
浴槽内
意外かもしれませんが、カビキラーは浴槽には使わない方がよいでしょう。
その理由として、汚れの違いがあります。カビキラーが有効に働くのはカビに対してですが、浴槽の汚れは主に水アカや皮脂汚れ。また、浴槽の素材によって、変色させてしまう可能性もあります。
浴槽内を掃除する際は、専用のお風呂掃除用洗剤を使いましょう。
布類
もう1つ、気を付けたいのが布類です。カビの生えやすいものですが、カビキラーでは生地を傷めてしまう可能性があります。
色落ちの原因にもなりますので、きちんと表示を確認することが大切です。
お風呂掃除にカビキラーを活用しよう!
お風呂掃除はなかなか重労働で苦手という方もいますが、ゴシゴシ力を入れて掃除をしなくてもシュッと吹きかけ数分間置いておく、その後に水で洗い流すだけで綺麗になりますよ。
気になる場所があってモヤモヤしているのならぜひ一度カビキラーを使ってみてはいかかでしょうか!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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