お風呂掃除の頻度は週何回?適切な回数と道具で壁や床がピカピカに!
毎日使っている人が多いであろうお風呂。掃除はどれくらいの頻度でしていますか?ライフスタイルによって違いがあるかもしれませんが、最適な頻度で効率的にお掃除ができたら1番いいですよね。今回は、効率的なお風呂掃除や頻度について考えていきましょう。
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目次
適切なお風呂掃除の頻度とは?
ズバリ答えを言うと「毎日」です!
えーっ、それはさすがに面倒臭すぎる!と感じるかもしれませんが、これには理由があるんです。
お風呂が汚れる原因とは?
お風呂が汚れてしまう原因に、
・皮脂汚れ
・水垢
などがあります。これらに共通しているのは、「お風呂場を使うたびに汚れてしまうこと」。汚れをそのまま放っておくと、ヌメリやカビの原因にもなってしまいます。そのため、常にキレイなお風呂場を使いたい場合は、毎日掃除をするのが理想的な頻度、ということになるのです。
しかし、毎日の入浴のたびに浴室を隅々まで掃除するのはとても大変なことですよね。そこで、お掃除をする場所やコツを学んで効率的にきれいなお風呂場を目指しましょう。
【毎日の掃除】入浴後にさっとする!
コツを教える前に、まずあなたに1つ質問があります。これまでお風呂掃除は、
・入浴後
どちらの時に行っていましたか?おそらくですが、入浴直前にしている人が多いのではないでしょうか。その時間帯って、夕飯時の忙しいタイミングと重なって大変なはず…。
そこで、お風呂掃除は「入浴後」にやってしまいましょう♪ 蒸気で汚れがふやけているので、スポンジでさっと拭くだけで石鹸カスや皮脂が簡単に落ちていきます。
また、シャワーも有効活用しましょう!熱いお湯で汚れを落とし、最後に冷たい水で浴室の温度を下げるとカビを予防できるんです!
そして最後に、スクイージーで浴室の水滴を落とすと完璧です。実際にやってみましたがとても簡単でした♪
【週一の掃除】洗剤を有効的に使う!
いくら毎日お掃除しているからといっても、頑固な汚れまで除去できるわけではありません。中性洗剤などを使って週に1度は、いつもより手間をかけてお掃除してみましょう!
手順はとても簡単です。洗剤を全体にかけてブラシでこすり、シャワーで流すだけ!これを週に1度行えば、日々のお掃除で取れなかった頑固な汚れも減っていくはず。習慣化させていきましょう。
【月一の掃除】排水口も忘れずに!
排水口のお掃除は、月に1度の頻度でやっていきましょう。
排水口の受け皿には、髪の毛などのゴミがたまりやすいですよね。ゴミは気になったタイミングで、こまめに取り除くのがベストです。これだけでも、排水口の詰まりを防ぐのに役立ちます。
そして、排水口が臭くならないように、カビ取り剤でのお掃除も忘れないように!
・カビ取り用洗剤
排水口のフタ、目皿(フタの下にある、網目状の部品)、受け皿(目皿の下にあり、ゴミをキャッチする部品)、トラップ(コップを逆さにしたように付いている部品)を取り外します。
ゴム手袋をつけ、しっかり換気した状態で、取り外した部品や排水口の周りに15cmほど離したところからスプレーします。
洗剤を吹き付けた状態で5分間ほど放置します。
5分後、洗剤を洗い流して完了です!
排水口の中は普段あまり見えない部分ですが、月1のペースで掃除をすることによって、お風呂全体の清潔さを保つことにもつながりますよ♪
クエン酸水で浴室掃除をしよう!
中性洗剤も良いのですが、クエン酸水もお風呂掃除にはぴったり。クエン酸水が効く理由や、クエン酸水での掃除方法をみてみましょう。
どうしてクエン酸が効くの?
浴室掃除にクエン酸水が向いている理由。それは、お風呂につく水垢汚れや石鹸カス汚れがアルカリ性であることにあります。
水垢汚れがアルカリ性であるのに対し、クエン酸は反対の酸性。アルカリ性の汚れをすっきり落とすのに、ぴったりの成分なんです。そしてクエン酸は天然成分なので刺激が抑えめ。
そのクエン酸を使った「クエン酸水」を選んでみましょう。クエン酸水の素になる粉末クエン酸は、100円ショップやドラッグストア、ネット通販などで簡単に手に入ります。
お風呂だけでなく、キッチンや洗面所、トイレなどの水垢汚れや、床や壁掃除などにも使えるため、一つ持っておくと便利です。
クエン酸水でのお風呂掃除の仕方
それでは、クエン酸水を使って実際にお風呂掃除をする手順をみてみましょう。
・水
・スプレーボトル
・スポンジ
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天然成分ですが、肌の弱い人の場合、肌荒れする可能性があります。不安な場合は、ゴム手袋をつけて作業しましょう。
最初にクエン酸水を作ります。水200mlにクエン酸小さじ1を入れ、よく混ぜたら完成です。できあがったクエン酸水は、スプレーボトルに入れて使います。
水垢が頑固になってしまっている場合は、水100mlにクエン酸小さじ1の割合で作ってみましょう。
浴槽全体に、クエン酸水をスプレーして、スポンジで擦りましょう。汚れが気になる部分は、キッチンペーパーをあて、しばらくラップしておくと落としやすくなります。
スポンジでの掃除が終わったら、クエン酸水を洗い流します。成分が残らないように、しっかりと洗い流したらお掃除完了です。
クエン酸水でのお風呂掃除の注意点
手ごろな価格で購入できるクエン酸水ですが、浴槽の素材によっては使用できないケースもあります。大理石やアルミ製の浴槽の場合、質感や変わってしまったり黒ずんでしまったりの原因になるため、使用しないようにしましょう。
また、酸性のクエン酸は、塩素系の洗剤と混ぜるのは危険です。塩素系洗剤を使用したい場合は、クエン酸水をよく洗い流してから、使うようにしましょう。
クエン酸の効果をもっと知りたい方はこちら!
重曹を使ったつけ置き洗いも効果的!
酸性のクエン酸を紹介したので、こちらも忘れずにご紹介しましょう。アルカリ性洗剤「重曹」です!
正確には炭酸水素ナトリウムといって食品にも使われる成分。これが浴室掃除でもとても役に立つんです。
食用と工業用の重曹
気になる点として、重曹を料理に使う人もいますよね。お掃除に使う重曹も同じものだと思われがちですが、実は違います。
食用の重曹は人が食べても大丈夫なよう食品衛生法に基づき管理されたものです。一方、工業用の重曹はそこまで管理されたものではありません。不純物も多いため安価な点がメリットなので、お掃除用に使われているわけですね。
重曹の使い道は?
クエン酸がアルカリ性の汚れを落とすように、重曹も酸性の汚れを落とすのが得意。
具体的な汚れとしては、主に皮脂などを含む油汚れ。特にお風呂は皮脂汚れがあちこちに付いてしまう場所なので、重曹が大活躍します! それでは、実際にどんな使い方があるのか見ていきましょう。
入浴後に重曹を湯船に入れる
皮脂が最も付いてしまう場所が、湯船です。お湯に浸かっている間、皮脂はどんどん溶けだしていきます。そしてお湯が冷めると、湯船に少しずつへばり付いていくわけです! まさに、豚骨ラーメンの油と同じような原理ですね。
そこで、入浴後のぬるいお湯に重曹を入れ皮脂汚れを落としてしまいましょう! これにもしっかりとした理由があります。
重曹と水の温度
さまざまな場所で活躍する重曹ですが、一つ弱点があります。それは、水に溶けにくいということです。
全く溶けないということはありませんが、冷水では十分な効果を発揮しません。例として、洗濯に使った場合、白く残ってしまうのはこのためです。
重曹が効果を発揮するのは、ちょうどお風呂くらいの温度。残り湯で皮脂汚れを落とす程度なら十分なんです。
さらに洗浄効果を上げたい時は、残り湯に熱いのお湯を足してあげましょう。重曹は温度が高いほど洗浄力がUPします。
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お風呂から上がったら残り湯に重曹を入れましょう。 残り湯の量や汚れ具合にもよりますが、入れる重曹は1カップが目安です。
その日は特にすることはなく、つけ置きするだけです。
一晩たったら水を抜き、スポンジなどで軽く擦っていきましょう! 初めてやる日はこれまでの汚れも落ちていくので、よりキレイが実感できますね♪
最後にシャワーで洗い流したら完了です。
フタも入れて一晩つけ置き!
今お話した、つけ置き洗いの応用編。 残り湯に重曹を入れた時、一緒にお風呂のフタも入れてしまいましょう!
意外かもしれませんが、このフタにも皮脂汚れはしっかり付いているんです。 他にも、汚れが気になる小物があれば一緒に入れてしまいましょう。
まとめて同時に綺麗にできる点が、このつけ置き洗いの隠れたメリットなんです♪
重曹は無味無臭の物質です。重曹は粒子が細かく、水に溶けにくいので研磨剤としても使うことができます。弱アルカリ性で、油汚れや皮脂汚れに効果がありますよ!
まとめ
お風呂掃除は毎日やるのが理想的ですが、お掃除の内容によって適切な頻度があります。毎日きれいなお風呂場にするためには、その頻度を守ることが重要なんです。お風呂掃除のコツを知ることで、効率的に清潔なお風呂場を保つことができるようになります。
1日の疲れを癒す大切な空間のためにも、適切な頻度で掃除を続けていきましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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