靴の防水スプレー5選!基本の使い方までマスターして雨の日も安心!
せっかくオシャレをしたのに、あいにくの雨。
靴もとのオシャレはあきらめよう――そんな経験はありませんか。
雨の日でも普段と変わりないオシャレを満喫したい。そんなあなたにおすすめしたいのが、靴の防水スプレーです。撥水効果があるだけでなく、ホコリや汚れからも大切な靴を守ってくれるんですよ。
ということで今回は、そんな靴の防水スプレーの使い方とおすすめの防水スプレーを5つご紹介します!
靴の防水スプレーの使い方
おすすめの防水スプレーをご紹介する前に、まずはその使い方を説明していきます!
用意するもの
・スプレーしたい靴
・防水スプレー
・汚れを拭き取るための布
手順
1. 靴の汚れを布で軽く拭き取る
まず防水スプレーしたい靴が汚れている場合は、布で軽く汚れを拭き取ります。濡れている場合は、ティッシュなどで水分を拭き取りましょう。
2. スプレーを吹きかける
20~30cm離れたところから靴に防水スプレーを吹きかけます。1足につき3秒ほどで大丈夫です。(*必ず十分に換気されている場所でやりましょう)
片足ずつ、全体にまんべんなく吹きかけましょう。
3. 15~20分ほど乾かす
表面が曇っていたら、布でかるくこすりましょう。
これで完了です!とっても簡単でしたね。
でも、「本当に吹きかけただけで防水できるの?」なんて不安に思う方も多いはず。
そこで、その力をわかりやすく見せるために布で試してみました!
<防水スプレーをしていない布>
まずはじめに、防水スプレーしていない布に水をかけてみました。
かけた水がしっかり染み込んでいますね…これでは雨の日のお出かけが台無しです。
<防水スプレーした布>
次に、防水スプレーをした布に水をかけてみます。
すごい!水が水滴になって流れていきます!
水をかけたところをアップして比べてみると、こんな感じ。
防水スプレーをしていない布には水が染み込んでしまいましたが、スプレーをしたものはしっかり撥水できていますね!これなら、雨の日も安心できそうです。
防水スプレーの種類
靴の防水スプレーには、フッ素系とシリコン系の2種類のものがあります。まずはじめに、その特徴を見ていきましょう。
・フッ素系
靴の繊維の1本1本にフッ素系の樹脂を浸透させていくタイプの防水スプレー。通気性を損なうことがなく、その効果も長持ちします。
・シリコン系
靴の表面にシリコン系の膜を作ることで、防水するスプレー。即効性はありますが、靴の通気性が弱まります。
靴にとって望ましいものはフッ素系ですが、シリコン系のものは即効性が高く急な雨の日にとても便利です。このように特徴が異なるので、スプレーしたい靴に合ったものを選ぶようにしましょう。
おすすめの防水スプレー5選!
使い方がわかったところで、ここからはオススメの防水スプレーを5つご紹介します!
靴の素材を選ばない万能防水スプレー!「[コロンブス] columbus AMEDAS アメダス(2000) 防水スプレー」
タイプ フッ素系
天然皮革の靴はもちろん、その他の皮革製品や布地、人工皮革にいたるまで、さまざまな素材に用いることができる、万能防水スプレー。
靴だけでなく、鞄や傘、レインコート、洋服、網戸などにも使えます。
線維の1本1本を撥水・撥油剤でコーティングし、ホコリやゴミ、油分などからあなたの大切な靴や鞄を守ってくれるのは頼もしいですね。
フッ素系の撥水剤は空気を通してくれるので、皮革本来の通気性を損なうことがありません。これも、安心材料のひとつです。
実際に使ってみた感想は?
使い勝手がよく、さまざまなものに使用できると大好評。
ただし、あくまで皮革製品用のスプレーですので、洋服などに用いる際は、一度見えない部分にスプレーし、色の変化がないかどうかを確認することをおすすめします
皮革製品向きの強い撥水力!「[コロニル] 万能防水スプレー ナノプロ 300ml CN044020」
タイプ フッ素系
コロニルは、1909年にドイツで誕生したレザーケアのトップブランド。
皮革と人体に優しい素材を選んでいるのが、コロニルの特徴です。
「[コロニル] 万能防水スプレー ナノプロ 300ml CN044020」の名前にも含まれる「ナノプロ」は、ナノテクノロジーを活用してロータスエフェクトを付加しようというもの。
ロータスエフェクトは、蓮の葉が泥などの汚れをはじくはたらきのことです。
シュッとスプレーするだけで、泥やその他の異物を絡め取りながら水が転がり落ち、皮革の表面を守ってくれますよ。
その使い心地はどうでしょう?
皮革製品や布製品全般に使用できますが、レザーケアアイテムのトップブランドだけあって、皮革製品には特にその効能を発揮します。
その撥水力をぜひ確かめてみてくださいね。
ところで、革靴と言えば、普段のお手入れも非常に重要ですよね。
でも、どんなお手入れ道具を買えばいいのだろうと迷ってしまっている方も多いはず。
こちらの記事では、靴修理・靴磨きの職人さんたちに、お手入れ道具ごとに、オススメの商品を教えていただいています!
職人さんの意見を参考に、お手入れ道具を選んでみてください!
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スエード製品をお持ちの方に!「3M スコッチガード 防水・防汚スプレー スエード靴専用 170ml SG-P170 スエード」
タイプ フッ素系
スエードの風合いを損なうことなく、長期間にわたって水や汚れを防いでくれる驚きの撥水力。
スエードなどの起毛革の靴・ブーツに向けて開発されたもので、皮革の線維1本1本に浸透し、スエードにできやすいシミも防げます。
靴が渇いている状態で汚れを落とし、風通しのよいところで全体にムラなくスプレーしてください。
スプレー後、8時間乾燥させれば大丈夫。
スエードの靴を長持ちさせるためにも、2週間に1度の使用をおすすめします。
スエード製品の使い心地はいかがでしょう。
1本で、スエードの靴が6足から8足分です。
スエードの靴は、皮革製品の中でも、汚れがつきやすいのが難点。
スエードの靴を綺麗に保つためにも、ぜひ試してみてくださいね。
1分で防水できる!「3M スコッチガード 防水スプレー 速効性 80ml SG-S80」
タイプ シリコン系
こちらは、スピードを重視したい人におすすめの防水スプレーです。
フッ素系のものだと、どうしても効果が発揮されるまで時間がかかってしまいますが、こちらのスプレーはシリコン系のものなので、なんと1分でその効果が発揮されます!傘でも防ぎきれない、急な大雨やゲリラ豪雨の際の足元対策におすすめです。時間がかからないので、お出かけ前にササッと防水できるところが忙しい社会人には嬉しいポイントですね。
使ってみた感想は?
通勤中に靴下が濡れてしまうと、1日気分が下がりますよね。これを使えば、衣類も濡れずに済みそうです。
ツヤと防水のW効果!「3M スコッチガード 塗る防水靴ガード 革靴用 70ml SG-P70 クツ」
タイプ フッ素系
こちらは、なんと塗るタイプの防水剤です。
スプレータイプと異なり、ニオイが少なく、玄関やオフィスなどの室内で手を汚すこと無く、いつでもどこでも、カバンに忍ばせて手軽に使用することができます。
さらに革に輝きを与える艶出しクリームも配合しているので、靴のお手入れもできちゃいます。
無色タイプなのでどんな色の革靴にも使えるのも嬉しいですね。
新感覚の防水剤、使ってみてどうですか?
スティックのりのように、手軽に使えて安心なんて素晴らしいですね。ツヤも出してくれて、一石二鳥です。
まとめ
今回は、靴の防水スプレーのかけ方とタイプごとの違い、そしておすすめの防水スプレー5つをご紹介しました!
靴は、オシャレのポイントになったり、全身のコーディネートを引き締めてくれます。
そして、そんなあなたの大切な靴や鞄を、水や汚れから守ってくれるのが防水スプレーです。
それぞれの素材に合わせた防水スプレーをかしこく選んで活用しましょう。