飛び石による傷の補修は自分で!放置すると車が乗れなくなることも!
車で走行してたら小石が飛んできた!
それで傷がついてしまったら最悪ですよね。自分で事故を起こしたわけでもないのに…。
そう不満が溜まってしまいがちですが、飛び石で車が傷ついてしまった時の、正しい対処の仕方は知っていますか?
今回はそんな飛び石で車に傷が付いた時の補修方法を解説します!
目次
そもそもなぜ小石が飛んでくるの?
小石が飛んでくる原因は主に2つあります。
・スタッドレスタイヤが小石を飛ばす
1つ目はなんとなく分かると思うので、2つ目を解説しますね。
冬は雪で滑りやすいから、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに替えるという人も多いですよね。
ただ、そんなスタッドレスタイヤは非常に柔らかい素材でできているので、小石がタイヤの溝に挟まることがあるんです。
そして挟まった小石が、走っているあいだに飛んでしまうことも。
どちらにしても、飛び石が車のフロントガラスや車体にぶつかってしまうとヒビや傷がついてしまい、補修が必要になります…。
飛び石はすぐに対処した方が良い理由
正直傷は小さいし補修しなくてもいいかなぁ…なんて考えていませんか?それは3つの理由から、大きな間違いなんです!
気温変化や風圧でヒビが広がる
「グラスに熱湯を注いだら割れてしまった」なんて経験をした方はいませんか?
このように、ガラスは温度差に非常に弱いという特徴があるんです。
そのため、飛び石で少しヒビが入っただけでも、そのままにしておくと急激な気温変化でヒビが広がってしまうなんてことも。
また、強風による風圧や振動によってもヒビが広がる可能性があります。
サビが発生してしまう
飛び石によってできた傷を放置すると、そこから少しずつ塗装が剥げていきます。
それがきっかけで、サビが発生して広がってしまうんです。サビている車って、ちょっとカッコ悪いですよね。
それだけでなく、サビによって腐食が起こり、故障につながることもあります。
傷があると車検が通らない可能性も
傷の大きさによっては、車検が通らずに公道を走れなくなります。
何cm以上のヒビがあると、車検に通らないという明確な基準はありませんが、念のため補修しておいた方が良いかもしれません!
フロントガラスのヒビ・傷の応急処置
ヒビの修理には、自分で直す方法とプロに直してもらう方法の2種類があります。
ただ、場合によっては失敗してしまうことも…。自分で修理する際は、自己責任で、慎重に!
フロントガラスにヒビや傷ができてしまった場合、まずは応急処置をして、ゴミが入らないように、さらに傷が悪化しないようにしましょう!
応急処置の方法を2つこれから紹介していきますよ。
保護テープを貼る
浅い傷であれば、市販の保護フィルムや保護テープを使って応急処置ができます。
フィルムやテープを貼ることで、ゴミや汚れが入るのを防いでくれたり、修理の際に傷が綺麗に直りやすくなります。
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セロハンテープで補強する
家にあるセロハンテープを使って、応急処置を施すこともできます。
この時、小さいセロハンテープを重ねて傷を塞ぐと、隙間からゴミや汚れが入り込む可能性が高くなるので、傷を一枚で覆える幅のセロハンテープを使ってください。
自分で修理する?プロに依頼する?
さて、ここからは実際に飛び石によってできた傷を補修していきましょう!
2つの方法があります!
・プロに依頼する
自分で補修できるかどうかの大まかな基準は、傷が10円玉よりも大きいかどうか!
ただ、フロントガラスのヒビの場合は大きさだけではなく、ヒビの入り方によって自分で修理ができる場合とできない場合があります。
例えば、水がたまりやすい構造になっていることや、ヒビの端まで補修液を十分しみこませることができないケース。
車についてよく知らなければ見極めが難しいので、そんな時はプロに依頼しましょうね!
自分で補修してみよう!
さて、飛び石による傷を自分で補修していきましょう!
飛び石による傷を補修するためのアイテムが販売されており、専用の補修材を使うことである程度の傷ならば自分で修理をすることができますよ!
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ちなみに、今回使用するのはこちらのキット!初心者でも手軽に使える簡単なタイプになっています。
ガラスの傷をそのまま放置すると、亀裂が拡大したりゴミや油分が付着したりして、さらに傷を悪化させてしまう恐れがあります。
まずは応急処置シールを貼りましょう!
続いてガラスを丁寧に拭いていきます。
ピンセットも活用する
傷にほこりが入り込んでいる場合は、ピンセットで除去しちゃいましょう!
補修液を注射する前に、周囲をマスキングテープで補修していきます!
補修せずに液だれしてしまうと、無駄な部分も汚れてしまうといったような手間が増えてしまいますよ!
マスキングテープで補修したら、キットに同梱されている台座と注射器を使い、圧力を加えながら補修液を注射していきます!
保護フィルムを貼って1~2時間程度、固まるまで放置します!多少の誤差はあるので、様子をみて対応してください!
最後にはみ出た補修液を削れば終了です。
コストも大体3,000円程度なので、小さな傷の場合は、自分で補修してみても良いかもですね!
ただ、場合によっては失敗してしまうことも…。自分で修理する際は、自己責任で、慎重に!
プロに頼むといくらくらい?
飛び石による傷の補修を自分でできない場合、プロに頼む必要があります。
修理可能なヒビや傷であれば、値段はおおよそ1万円~2万円ほど。
ただ、傷の状態によって値段が変わる可能性は十分ありますので、まずは見積もりをお願いしてみるのがオススメですよ♪
まとめ
飛び石で車に傷が付いてしまった場合、小さい傷ならば自分で補修ができることもあります。
自分でできれば車を修理のために預ける必要がなく、費用も抑えることが可能です。
ただし、傷の具合によっては自分で補修するのが無理なこともあります。特にフロントガラスにヒビが入ったときには注意しなければなりません。
傷の付いた箇所や傷の付き方、大きさなどによって、自分で修理するかプロに任せるかを判断しましょう。