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更新日: 2024年12月9日

登山靴の修理はどこでできる?ソール剥がれなどの寿命のチェックポイントや応急処置の方法とは

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登山靴の修理をしたいけど、どうしたらいいかわからない。今回はそんな方のために登山靴の修理はどこに依頼できるのか、また登山中に登山靴が壊れてしまったときの応急処置方法を解説します。また修理をした方がいいタイミングや、寿命を延ばすための正しい保管方法も紹介するので、参考にしてみてください。

登山靴の寿命とは?修理や買い替えを検討すべき4つのポイント

登山/登山靴

登山靴は、主に皮素材やポリウレタン(ゴアテックス)素材、ゴム(シリコンも含む)素材などを縫い合わせたり、接着材などで接着して構成されています。一般的に登山靴はアッパーよりも先に、ソールの方が早く寿命が来ることがほとんど。

登山靴の修理で最も多いケースは、靴底の摩耗や剥離などによるソールの貼り替えです。ソールは靴底にあたるアウトソール部分、そしてアッパーとアウトソールをつなぎ、歩行時の衝撃を吸収するミッドソール部分に分かれていて、消耗の仕方が異なります。そして寿命の見分け方は以下の4つ。

グリップ力が低下してきた

重い荷物を持って険しい山を登るような登山では、山を登った分だけアウトソールが擦り減っていきます。ソールが擦り減ってきたのが目に見えてわかるグリップ力がなくなってきた滑りやすくなった、という状態になったらアウトソールの寿命です。

ソールがはがれてきた

ソールがはがれてきた場合は、ミッドソールとアウトソール部分の接着剤の劣化の可能性があります。

ソールにひびが割れがある

ひび割れがある場合は、ソールの素材自体が劣化している可能性があります。

購入して5年以上たった

見た目がきれいであっても、購入して5年が経過している登山靴は経年劣化が進んでいる可能性があります。経年劣化によるソールの剥離や破損は使用頻度にかかわらず起こるので注意が必要です。

多くの登山靴やトレッキングブーツのミッドソールに採用されているポリウレタンは、時間の経過とともに経年劣化を起こします。ポリウレタンの寿命は5年程度とされていますが、保存環境によっては3年程度で劣化してしまうことも…。

劣化を防ぐためにはなるべく湿度の高い場所、高温、紫外線を避けて保存しましょう。また、使わずに放置をすることも劣化を進める原因となります。

登山靴の修理はどこに頼めば良い?

登山/登山靴

登山靴は特殊な靴のため、一般的な靴の修理業者では修理の対応ができません。そのため登山靴の修理を依頼できる場所は主にこちらの3つ。

・登山靴修理専門業者(修理業者)
・登山靴メーカー(製造業者)
・登山用品専門店(販売業者)

登山靴修理専門業者(修理業者)

登山靴修理専門業者は、普通の靴ではなく登山靴の修理を専門的に行なっている業者です。登山靴修理専門業者であれば、どのメーカーの登山靴でも修理を受け付けてくれます。また、販売店やメーカーから修理を断られた靴でも、登山靴修理専門業者ならば修理してくれる場合もあるので、困ったときは相談してみましょう。

登山靴メーカー(製造業者)

モンベルやコロンビア、ノースフェイスなど、登山靴を展開しているメーカーは基本的に修理も行っています。メーカーはその靴の仕様を熟知しており、使用するパーツもメーカーの純正パーツを使用するので、安心して修理を任せることができます。ただし、受け付け方法は郵送による受け付け、販売店を通して受け付けなど、メーカーにより異なるので確認が必要です。

またメーカーによっては海外修理になる場合もあるのだとか。その場合は修理期間が長期にわたる可能性があるので注意しましょう。

登山用品専門店(販売業者)

石井スポーツなどをはじめとする登山用品専門店は修理の受け付けの窓口としての業務も行っています。しかし基本的には取り扱いのあるメーカーの登山靴のみとなります。登山靴を購入した店舗でなくても、そのメーカーの取り扱いがあれば、受け付けをしてくれる可能性があります。

修理に出すときの注意点

・靴紐とインソールを登山靴から外す
・片足のみの破損でも左右合わせて修理に出す
・汚れを落としてから修理に出す

修理業者がスムーズに作業に取り掛かれるよう、以上の3点を行ってから修理に出しましょう。汚れている場合は追加料金が発生する場合もあるので、注意してください。

登山中に靴底がはがれたときの応急処置方法

登山/登山靴/ソール

登山中に登山靴のソールがはがれたときのために、応急処置の方法を予習しておきましょう。事前に学び、登山バッグに応急処置用のアイテムを入れておけばいざというときに活躍してくれます。

針金で固定

針金は細くて強度があるので、靴底の邪魔にならずにしっかりと固定することができます。

細引きや予備の靴紐で固定

細引きや靴紐でも固定が可能ですが、きつく固定すると足が圧迫されることもあるので様子を見ながら固定をします。

ガムテープやテーピングで固定

ガムテープやテーピングで固定するときは、靴底がテープでおおわれてしまうので滑りやすくなります。できれば針金や予備の靴ひもなどの方が安心ですが、テープで応急処置をした場合はスリップなどに注意をしましょう。

寿命を伸ばす!登山靴の正しい保管方法

今回は登山靴の修理について解説していきました。最後に登山靴の正しい保管方法を解説します。登山靴の寿命は一般的に5年程度とされていますが、保管方法によっては寿命を早めてしまう恐れが…。少しでも長く愛用するために、この3つのポイントを守って適切に保管することが大切です。

ポイント①帰宅後にすぐ手入れをする

登山から帰ってきたらなるべく早く手入れをするのがポイントです。

1. 靴全体を水洗いし、ブラシを使って泥を落とす
2. 靴底の溝に入り込んだ泥や石をマイナスドライバーなどで取り除く
3. 直射日光を避け風通しのよい場所で乾燥させる
4. 防水スプレーをかける

ポイント②風通しのよい場所で保管する

ビニール袋や購入時の箱などに保管をすると、湿度が高くなり劣化が進みます。袋や箱に入れず、風通しがよく直射日光が当たらない場所に保管しましょう。

ポイント③登山に行かなくても定期的に履いておく

ポリウレタンは使わずに放置すると劣化が早くなります。登山に行かなくても月に1度程度は足を通しておきましょう。

登山靴はソール部分から摩耗や経年劣化により、修理が必要になります。登山中に登山靴にトラブルが起こると大変です。事前にしっかりとチェックをして登山に臨みましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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