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更新日: 2025年6月24日

押入れのカビ対策の方法を紹介!カビ取りや臭い対策から防止の仕方までチェック

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押入れのカビ対策について徹底解説!大きなものをたくさん入れられて便利ですが、押入れにカビが蔓延していると収納しているものにもカビが生えたり、カビ臭くなってしまうので対策が必要です。そこで今回はカビの原因やその除去方法をご紹介。家でできる簡単な掃除方法なので、参考にしてみてください。

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押入れのカビの原因

普段はふすまも閉まっていて、なにもしていないはずの押入れにどうしてカビが生えるのでしょうか。まずはカビの原因となる4つの点について確認していきましょう。

高温

カビが繁殖しやすいのは20~30℃。押入れは普段ふすまで密閉されているため、カビが繁殖しやすい温度に保たれやすいのです。

湿度

押入れの中は窓などがなく風が通りにくい場所。つまり、湿気が中にたまったままになります。

栄養

押入れに使われているベニヤ板壁紙はカビが成長するための栄養になります。また、布団や衣類など人間の肌に触れるものに残った皮脂汚れもカビの栄養素になります。

酸素

押入れの中は気密性は高いですが、真空状態というわけではありません。適度に酸素のある状態に保たれますから、カビの繁殖には最適な場所になってしまうわけです。

押入れのカビ除去掃除方法

押入れ/ハンガー

さて、押入れを開けてカビを発見してしまった場合は一体どのように掃除すればいいのでしょうか。ここからはカビの種類ごとにその方法を解説していきます。

白い胞子状のカビの場合

カビが白い胞子状になっている場合。これは胞子が飛び散ると、どんどんカビが増えてしまいます。他のところに飛び散らないようにゆっくりと掃除しましょう。

このカビの掃除の方法は、掃除機で吸い取るやり方です。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・洗面器やバケツなどの容器
・ティッシュ
・ごみ袋
・逆性石けん または エタノール
逆性石けんとは?

通常の石けんとは異なり、洗浄よりも除菌が主な効果の石けんです。液体状のものがドラッグストアやAmazonなどで入手可能です。

手順
1
押入れの中のものを全すべて出す

最初に押入れの中に入っているものをすべて出します。ゴム手袋とマスクをつけて作業をしましょう。

2
逆性石けん または エタノールを薄める

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洗面器などの容器に入れて薄めましょう。通常の逆性石けんは200倍に希釈でOKです。パッケージに記載されているので必ず確認してください。

また、エタノールでも代用可能です。消毒用エタノールはそのまま使用できますが、無水エタノールの場合はエタノール8に対して水2の割合で薄めましょう。

3
ティッシュで拭き取る

ティッシュを薄めた逆性石けん、またはエタノールに少し浸して、白いカビの胞子が飛び散らないように上からそっと拭き取ります。

4
ティッシュを捨てる

胞子のついたティッシュは他のところに胞子が飛び散らないように、そのままごみ袋に捨てましょう。

黒い斑点のカビの場合

黒い点々のカビが出来ている場合は拭き取ったり、除菌するだけでは消えません。この場合、漂白剤を使うことになります。

注意

漂白剤を使うと、押入れの中の色が変色する場合があります。

押入れの中の壁の色が多少ダメージを受けても構わない、という方のみお試しください。どれくらい変色するのか、壁の目立たない部分で試してから掃除するといいでしょう。

壁が変色することに抵抗のある方は、除菌をしましょう。黒い斑点は消えませんが、カビ菌は死滅します。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・泡スプレータイプの塩素系漂白剤
・雑巾数枚
・扇風機(あれば)
手順
1
押入れの中のものをすべて出す

最初に押入れの中に入っているものをすべて出します。ゴム手袋とマスクをつけて作業をしましょう。

2
雑巾に漂白剤をつけて拭く

乾いた雑巾に漂白剤を吹き付けてカビの部分を直接拭き、そのまま10分ほど放置します。

3
水で拭く

放置したら、水で濡らした雑巾で漂白剤のついた部分を拭きます。

4
乾燥させる

濡れた場所に扇風機を当てて乾燥させます。湿気がこもると意味がないので、乾燥させた後もしばらくは、ふすまを開けておきましょう。

目に見えないカビを除菌する場合

カビは目に見えなくてもたくさん存在しています。なんだかカビ臭いという場合は、しっかりと除菌をしましょう。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・掃除機
・逆性石けん または エタノール
・霧吹きボトル
・雑巾数枚
手順
1
押入れの中のものをすべて出す
押入れ/無水エタノール/スプレーボトル

最初に押入れの中に入っているものをすべて出します。ゴム手袋とマスクをつけて作業をじましょう。また、全体を除菌するため一度ホコリを掃除機で吸い取っておくのがおすすめです。

2
逆性石けん または エタノールを薄める

これは白い胞子状のカビの場合と同じです。洗面器などの容器に入れて薄めましょう。薄めたら、霧吹きボトルに移して使用します。

3
全体に吹き付ける
押入れ/無水エタノール/スプレーボトル

押入れ全体に薄めた液を吹き付けます。

4
乾燥させる

そのまま放置して乾燥させます。これで押入れのカビ掃除完了です。

押入れのカビを防止する方法

押入れ/ハンガー

そもそもカビを発生させないためには、どうすればいいのでしょうか。ここからはおすすめの防止方法を、5つ紹介します。

布団や衣類は天日干ししてから

使ったあとすぐに布団や衣類を収納してしまうと、湿気をたくさん含んだ状態のものが押入れに入ることになってしまいます。しっかり天日干しして湿気を抜きましょう。

すのこを敷く

布団をそのまま直に置くよりもすのこを敷いてから置く方が、空気の通り道ができるため湿気が籠りません。また、すのこ自体に湿気を吸収する効果があるため防カビには最適です。

布団は圧縮袋に入れる

布団は畳んでそのまま収納すると、布団内部の湿気などがカビの原因になってしまいます。圧縮袋に入れることで布団にカビが繁殖することの予防にもなります。長期間しまっておくようなときには、ぜひ実践してみてください。

除湿剤を置く

防カビはとにかく除湿が重要。湿気は下の方にたまるため、除湿剤は下に置くとより効果を発揮します。容器にいれて布でフタをした重曹や、除湿用の炭も除湿効果や脱臭効果があるためおすすめです。

押入れの中を換気する

カビの原因は押入れの中が密閉されていること。定期的にふすまを開けて風を通すだけでも対策が可能です。

押入れのカビ臭さが取れないときは?

押入れは常に開けっ放しにしているわけでもないので、どうしても臭いがこもってしまいます。カビなのか、ホコリなのか、なんともいえないあの独特な臭いがこもりがちです。ここからはそんな臭い対策を紹介します。

カビ臭いときの対処法

お天気のいい日に半日かけて、押し入れの掃除をすれば臭いを消すことができます。

まず、押し入れの物を全部出し、外で干すしましょう。その間に、押し入れの掃除をします。このとき、使うのがアルコール系除菌スプレーと雑巾

雑巾に、アルコール除菌スプレーをかけて、カビが生えてそうな場所を拭いていきましょう。天井のべニア系にも染み付いていることが多いので、全体的に念入りに掃除します。

拭き掃除が終わったら、押入れの戸だけでなく、部屋の窓も開けっ放しにしてできる限り換気してください。これで大抵の臭いは落とすことができます。

押入れ用の消臭剤もおすすめ

脱臭炭 クローゼット・押入れ用

脱臭炭 クローゼット・押入れ用

トイレやリビングに、消臭剤や芳香剤を置いているという方は多いのですが、意外と押入れは忘れがち。押入れ用の消臭剤もあるので、臭いに悩んでいる方は一度試してみるのもおすすめです。

こちらの商品は、炭の力で強力脱臭してくれるアイテム。2ヶ月ほど効果が持続するので定期的に交換する必要はありますが、その効果は確かなもの。気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがですか?

押入れに湿気がこもるのを防ぐ収納の仕方とは?

最後に押入れの中で湿気がこもるのを防ぐ収納方法を紹介。カビ対策にもなるので、ぜひ参考にしてみてください。

空間を意識して風の通り道を作ろう!

押し入れの中は非常に狭い空間です。そのため、少しでもスペースを活用しようと物を詰め込んでしまいがちです。ここがまさに落とし穴! 上でも説明しているように、空気が動かない=換気ができない状態です。

湿った空気を留めることは、カビを増やすことにも繋がってしまいます。風の通り道を作るためにも、以下のポイントに気を付けてみましょう。

物を詰め込み過ぎない

うまく換気を行うためにも、ギュウギュウに詰め込まないことが重要です。布団など重いものは仕方ありませんが、衣類などの比較的軽いものは改善ポイント。つっかえ棒などを利用して、押し入れの縦スペースをうまく活用しましょう。

段ボールなどを減らす工夫も、空間を作るうえで大切なポイント。これを機に、いらないものを整理するだけでかなり広い空間を確保できますよ。

すのこをうまく使う

すのこを下に敷く方法は、よく知られたカビ対策です。では、壁に立てかける方法なんてご存知ですか?すのこを壁に沿って立たせることで、押し入れの奥に風の通り道ができます。若干スペースは狭くなってしまいますが、カビやすい壁まわりの湿気を取り除くことができる使い方です。

物が動かしやすい配置にする

押し入れに湿気が溜まりやすい理由。その一つとして、あまり物を動かさないことが挙げられます。頻繁に物を動かしている場所ってカビが生えにくいのですが、その秘密は、空気の移動栄養分がないこと。

物を動かすということは、同時に溜まっていた空気も動くことになります。これが自然と換気の役割をしているのです。

物を長期間保存するイメージの強い押入れ。カビを防ぐという意味でも、頻繁に使う物を配置しておくのはおすすめです。

衣替えはカビ防止の収納術

古くから習慣として残っている衣替え。実はこれ、先ほど説明した内容が取り入れられた、素晴らしい収納術なのです。仕組みは簡単で、押入れ内の物が一度に大移動することがポイント。

このときに空気が換気されますし、気になる汚れがあれば掃除をすることになります。カビが好む環境を壊すという意味でも、衣替えは一役買ってくれる収納術です。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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