布製ソファーの染み抜きは重曹と中性洗剤!自分で簡単に落とすやり方
服のように、汚れたら洗えばいいというわけにもいかないソファー。布団のようにクリーニングに出すこともできません。そんなソファーにシミがついてしまったら!? 実はソファーのシミは自分で落とせますよ! 今回は布製ソファーについてしまったシミの抜き方について説明していきます。
シミ抜きの3騎士
シミ抜きを始める前に、皆さんにどうしても知ってほしい存在があります。
・酸素系漂白剤
・台所用中性洗剤
彼ら抜きではシミ抜きは困難なものになります。J(重曹)、S(酸素系漂白剤)、D(台所用中性洗剤)はシミ抜きの3騎士と言っても過言ではないでしょう……! シミ抜きを始める前に、必ず用意しておいてください。
シミ抜き実践
さあ! それではソファーのシミ抜きやっていきましょう。今回、シミの原因となってしまったのは清涼飲料水。
用意するもの
・台所用中性洗剤
・重曹
・タオル
おすすめ
[PR]
手 順
1. 染み抜き洗剤を作る
まずは中性洗剤と重曹を1:1で混ぜ、ぬるま湯100に対して3~5%の割合で入れましょう。
2. タオルに洗剤をつけ、たたく
作った洗剤を布にしみこませ、輪じみにならないように外側から円を描くように中心に向かって、表面をトントンと叩くようにしてシミ抜きしましょう。
左右に動かすようにたたくと、生地が毛羽立ちやすいので気をつけてくださいね。
3. ぬるま湯をタオルにつけ、たたく
シミが落ちたら、最後にぬるま湯を含ませた布を固くしぼり、洗剤を拭き取りましょう。
洗剤が残っていると、新たなシミの原因に。きちんと取り切ることを意識してください。
4. 乾いた布でトントン
ドライヤーの熱風で乾かすと布によっては傷む原因となります。乾いた布で水分を拭き取ったあとは、扇風機などで乾かしましょう。
中性洗剤と重曹で作った染み抜き洗剤は清涼飲料水だけでなく、お茶や醤油などの水性の汚れや、皮脂や血液の痕など体から出る汚れにも対応できます。
しつこいシミには酸素系漂白剤
ソファで飲むものといえばコーヒーですよね。しかし、ジュースのシミは落ちても、コーヒーのシミはなかなか落ちない……。そんなときには酸素系洗剤を使いましょう!
用意するもの
・酸素系漂白剤
・タオル
おすすめ
[PR]
手 順
1. しつこい染み用の洗剤を作る
ぬるま湯1リットルに大匙1~2杯の酸素系漂白剤を溶かす。
2. タオルにしつこい染み用洗剤をつけ、たたく
シミ抜き実践でもやりましたね。輪じみにならないようにシミ抜きしましょう。
3. 1時間放置
耐えましょう。雪に耐えて梅花麗しです。耐えた先に見える美しさを信じるのです!
4. ぬるま湯をタオルにつけ、たたく
ここからはまたシミ抜き実践と同じ工程です。最後にぬるま湯を含ませた布を固くしぼり、洗剤を拭き取りましょう。
5. 乾いた布でトントン
はい、トントンやりますよ。ここまでくるとあと少しです。
どうでしたか? しつこいシミは落ちましたか? シミ抜きで大切なことは諦めないことです!
油系のシミにはベンジン
みなさん、シミ抜き3騎士を覚えていますか? そうです。J(重曹)、S(酸素系漂白剤)、D(台所用中性洗剤)です。しかし、彼らでも太刀打ちできないものがあります。それが化粧品、機械油などの油系。
ソファーのシミもここまでか……いや、ちょっと待ってください。こういうときはベンジン先輩の出番です!
おすすめ
[PR]
ベンジンとは石油由来の有機溶剤という液体です。油を多く含む汚れに強く、シミになった油性汚れの染み抜きに活用できます。洗剤では取れにくいガンコなシミはベンジンで落としましょう。
ベンジンの注意事項
ベンジンは油系に強い一見頼もしいやつですが、取り扱いに注意が必要です。
火気の近くで使わない
ベンジンは石油から作られたものなので燃え上がりやすいという性質があります。火を使ったものは近くに置かないようにしましょう。また静電気を起こす家電を遠ざけておくと安心です。
使用中は換気する
ベンジンはかなり揮発性が高く、染み抜き後にほうっておくだけで蒸発してなくなります。蒸発したベンジンは空気中に漂うことになるので窓を開けて外に追い出しましょう。
色落ちテストをする
ベンジンは水とは異なる特殊な液体なので色落ちテストは必須。タオルなどにベンジンを含ませ、目立たない場所を叩きます。数分してベンジンが蒸発したあと、色が落ちるなどしていなければOKです。
これさえクリアすればベンジンはシミにおいてとても頼りになります! ベンジン先輩とうまく付き合うにはベンジン先輩のことをきちんと知っておきましょうね。
ベンジンでの染み抜き
さぁ、それではベンジンでシミを落として行きましょう! 基本工程はシミ抜き実践とさほど変わりはありません。
用意するもの
・ベンジン
・タオル
手 順
1. 濡れたタオルで汚れをタオルに移す
できるだけ、汚れを布に移してください。
2. 汚れが取れたら、少量のベンジンをタオルに染み込ませトントン
ベンジンを濡れたタオルに1~2滴ほど垂らしたら輪じみにならない叩き方でトントンしましょう!
3. 乾いたタオルでトントン
ベンジンは放置しているだけで蒸発します。タオルである程度乾いたら放置しても大丈夫ですよ。
絶望的だった油系のシミもだいぶ取れたのではないでしょうか? 困ったときは、ベンジン先輩ですね!
ソファーのシミ予防
はい、シミ抜き終了しました。いやぁ、シミ抜きって面倒臭いですね。できればもう二度としたくないです。そもそも、シミが無ければこんなことしなくてよかったのに!
そうなんです。だからこそ、簡単にできるシミ予防をしていきましょう。
こぼさない
ものすごく大事です。こぼさなければシミはできませんから。でも、ソファーの上でゴロゴロしながら飲み物飲みたいですよね~。そんなあなたには、ソファーのすぐ近くにドリンクを置くことが出来るサイドテーブルをおすすめします!
おすすめ
[PR]
このサイドテーブルならドリンクを置くだけでなく、ラックがあるため本をかけることもできます。これならソファーでゴロゴロしながら飲むことができますね。
カバーをかけよう
むき出しのままソファーを置いていませんか? 比較的安いものならいいですが、何十万~っていう高いソファーならどうするんですか! 自分がこぼしたならまぁ納得できますが、家に招いた友達がこぼしたりしたら? カバーかけましょう。
おすすめ
[PR]
まとめ
汚れても手入れしづらいソファー。しかしシミがついても諦めないでください! 丸洗いはできなくても、きれいにする方法はあります。自分で落とせなかったシミを落とすことができなくても、プロに任せたり……方法はいくらでもあります。どうか、お気に入りのソファーを諦めないで!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してださい。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。
※本記事のコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。