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更新日: 2025年2月26日

大人ボーダーの着こなしはバスクシャツで上品に。ずっと大切にしたい3大ブランドの魅力

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フレンチファッションの代表格といえば「バスクシャツ」。人気のボーダー柄はいつの時代も愛されるカジュアルファッションの定番。そんなバスクシャツには3大ブランドがあることをご存知ですか?それぞれのブランドヒストリーとともに、大人ボーダーの着こなし術を紹介します。

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バスクシャツとは?

バスクシャツ
撮影:ワタシト編集部

バスクシャツとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方発祥のワークシャツのこと。後にフランス海軍の制服としても採用された由緒正しきマリンアイテムです。画家パブロ・ピカソが愛したことでも知られるバスクシャツは着脱しやすいボートネックにラフな風合いの厚手のコットン生地を特徴としています。バスクシャツといえば海上での視認性が高いボーダー柄が定番ですが、最近では無地もスタンダードになりつつあります。

1枚でも様になるバスクシャツは、カジュアルスタイルの定番。デニムはもちろん、フェミニンなスカートとの相性も良く、タウンからオフィスまで幅広い着こなしができるのもうれしいですね。

バスクシャツの3大ブランド

ハイブランドからファストファッションまで、さまざまなブランドが手掛けるバスクシャツですが、3大ブランドがあることをご存じですか?いずれもフランス発の老舗ブランドで、バスクシャツの代名詞として知られています。

セントジェームス(SAINT JAMES)

セントジェームス
撮影:ワタシト編集部
マリンスタイルの先駆的存在。日本でボーダーシャツブームを巻き起こしたブランド。ブランド名はフランス北部ノルマンディー地方のセントジェームス市に由来。代表的なアイテムは、ボーダーシャツの「ウェッソン(OUESSANT)」

ルミノア(Le Minor)

ルミノア
撮影:ワタシト編集部
1936年にフランスブルターニュ地方のロリアンで創業。太い糸で編み上げられていながら、ソフトな肌触りが特徴。女性らしいシルエットも出せるのが人気のポイント。

オーシバル(Orcival)

オーシバル
撮影:ワタシト編集部
セントジェームズと並び、ピカソが愛用していたことで知られる1939年創業の老舗ブランド。オーシバルの蜂のロゴは、働き蜂が巣に帰る本能のように、海軍が無事に帰還することを願う意味が込められているとされている。

紹介した3大ブランドは定価が1万円以上するものがほとんどなので、ワークシャツとしては決して安いお買い物ではありません。でも、私が所有する各ブランドのバスクシャツは長いもので10年以上愛用。実はコスパがイイんです。着るほどに愛着が増すバスクシャツの体に馴染んでゆく過程を楽しんでいます。

バスクシャツの定番「ボーダー」はどう着る?

バスクシャツのようなワークシャツは、カジュアルであるがゆえに“とりあえず”で着ていませんか?特にボーダー柄は人と被ることが多いため、まるで大人たちの“制服”のような印象になりがち。私がよく遭遇したのが、子どもの学校行事。周りの父兄を見るとボーダーだらけ!なんてことがよくありました。それだけボーダーは愛されているわけですが、少し居心地が悪かったことを覚えています。

定番のデザインだからこそ、素材やディテール、アクセサリーにこだわることで、上質な大人ボーダーを楽しむことができます。手前味噌ですが、私が大好きな大人ボーダーの着こなし術を紹介します。

ボーダー×ライダースJK

ライダースJK
撮影:ワタシト編集部

夏の印象が強いボーダー柄ですが、合わせるアウターによって一年を通して楽しむことができます。例えばライダースジャケット。ボーダーと合わせることでハードな印象を和らげることができます。ボトムはマキシ丈のプリーツスカートがおすすめ。甘辛ミックスの定番コーデです。

ボーダー×ハイネックセーター

ハイネックセーター
撮影:ワタシト編集部

オーバーサイズのバスクシャツを選べば、インナーに薄手のハイネックセーターを合わせることができます。白と青のマリンカラーよりも、黒やグレーなどを選ぶと冬らしい装いになりますよ。ボトムはデニムやワークパンツ、スカートなど、その日の気分に合わせています。

ボーダー×デニムシャツ

デニムシャツ
撮影:ワタシト編集部

バスクシャツはデニムシャツとの相性が抜群。アウターがいらない春や秋の私の定番コーデです。ハンサムになりがちなので、パールのネックレスを合わせるのが私流。チノパンやワークパンツでちょっと崩すことで、こなれ感を演出できますよ。

ボーダー×スカーフ

スカーフ
撮影:ワタシト編集部

1枚で様になるバスクシャツですが、首元にスカーフをプラスしてみましょう。ブラックスキニーと合わせれば、気分はパリジェンヌ。パリのまちを歩くとスカーフを上手にファッションに取り入れている人を多く見かけます。それが本当に素敵なんです!チョーカー風に巻いたり、マリン風に巻いたり、ときにはヘアアクセサリーにしたり。いつものボーダーファッションに飽きてたらぜひ、トライしてみてくださいね。

定番だからこそ、長く大切に着られるものを

衣料品がとても安くなった今の時代、ファストファッションの台頭 により、流行を意識した装いを手軽にできるようになりました。でも、手軽さゆえに、まだ着られる服でも簡単に廃棄されてしまう側面があります。

服の数を重視するより、上質なアイテムを数枚そろえておけば、トレンドに振り回されることなく、自分らしいおしゃれを楽しむことができるはず。バスクシャツはおしゃれ着ではなく、あくまでワークシャツ。洗濯機でガシガシ洗えて、毎日でも着られるほどのタフさがあってこそ。結果、長く着ることができます。

定番だからこそ、長く大切に着られるものを選びたいー。
それが私のこれからのおしゃれのテーマであり、サステナブルな暮らしです。

バスクシャツのおすすめはこちら

セントジェームス ボートネック 長袖Tシャツ

セントジェームス ボートネック 長袖Tシャツ

ルミノア ボーダー カットソー

ルミノア ボーダー カットソー

オーシバル コットンロード ボーダー フレンチバスクシャツ

オーシバル コットンロード ボーダー フレンチバスクシャツ

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
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