カーテンのカビは洗濯機で簡単きれい!早めの対処でレースも真っ白に
カーテンにぽつぽつとついた黒いカビ。
お部屋の印象を大きく左右するカーテンだから、カビがついていると気分もどんよりしちゃいますよね。
また、カビはアレルギーの原因にもなります。
健康のためにもカビとは一緒に暮らしたくないものですよね。
カビの存在に気づいたら、すぐにキレイにしないと、どんどんお掃除が大変になってしまいます。
ということで、「そのカビ、もう手遅れです!」となる前に、カビをすっきり取ってしまいましょう♪
今回は、カーテンのカビ取り方法と、カビが発生するのを予防する方法をご紹介します!
カーテンのカビの原因は?
気づいたらカーテンについているカビ。
カーテンに黒いカビがはえてしまうのは、どうしてなのでしょうか?
それは、ずばり、結露です!
カビが発生する原因は、カーテンが濡れたままになってしまうこと。
窓やサッシにできてしまった結露をそのままにしておくと、カーテンがその水分を吸収して、乾かないためにカビがはえやすい状態に。
また、カーテンのすぐ近くで部屋干しをしたり、加湿器を使ったりすると、カーテンが湿った状態になり、カビがはえやすくなります。
つまり、カーテンにとって湿気は大敵、というわけです!
カビは空気に乗って移動するため、放置しておくとお部屋の他の家具にもカビが発生してしまいます。
また、アレルギー症状を引き起こすなど、人体にも悪影響を及ぼすとか。
カーテンにカビがはえていたら、すぐに取り除きたいものですね。
カビ取り前に確認!
まずは、カーテンをきれいに洗濯する前に確認しておきたいことを紹介しますね♪
・色落ちしないかどうか
の2点です!
洗濯表示のチェック
このマークは、「水洗いNG」ということを示すもの。
水を使用してはいけないので、このマークがついているカーテンは、家庭で洗うことができません。
また、この桶のマークに数字が書いてあることがあります。
書いてある数字は洗濯するときの、上限の水温です。
表示以上の温度で洗濯すると、縮んでしまう可能性があるので注意してくださいね。
色落ちしないかどうか
色柄のあるカーテンの場合は、家で洗濯すると色落ちしてしまう可能性があります。
染み抜きの前に色落ちテストをしてください。
・白いタオル
・中性洗剤
・ゴム手袋
おすすめ 商品
大切な衣類のダメージを防ぎながら、すっきり洗えるおしゃれ着用洗剤。
毛羽立ちや型崩れ(ヨレ・縮み)、色あせを防止してくれるやさしい洗剤です。
まずは、肌が荒れないようにゴム手袋を着用して、白いタオルの一部に少量の液体洗剤をつけます。
カーテンのなるべく目立たない部分を、タオルの洗剤をつけた部分でポンポンと軽くたたきます。
タオルのカーテンをたたいた部分を確認しましょう。
タオルにカーテンの色が移らなければ、洗濯してもOKです!
色落ちをするカーテンを家庭で洗うと、輪ジミや色があせる原因になります。
洗濯表示や色落ちチェックで、家庭では洗いにくいとわかったカーテンは、信頼できるプロのクリーニングにお願いしましょう♪
また、大切にしているカーテンの場合も、質感を保つためには、プロのクリーニング屋さんに頼んだ方が安心ですね。
カーテンのカビ取りをはじめましょう!
カーテンの洗濯表示と、色落ちチェックはばっちりですか?
それでは、きれいなカーテンを取り戻すために、カビを落としていきましょう!
カーテンを洗う方法は、この3つ!
・気になる部分のみ優しい洗剤で洗いたい
→中性洗剤で手洗い
・色柄物のカーテンを丸洗いしたい
→酸素系漂白剤
・白いカーテンの頑固なカビを落としたい
→塩素系漂白剤
このように洗い方を選ぶのがおすすめです。
中性洗剤で手洗い
付いているカビがそこまでひどくないなら、この方法だけできれいにできちゃうかもしれません。
まずは手作業で、カーテンの一部分の気になるカビを落としてみましょう。
・ゴム手袋
・ブラシ
・中性洗剤
・ドライヤー
おすすめ 商品
ラバーグリップで握りやすく、力が入りやすいブラシ。
汚れを落としやすく、ブラシが汚れたらヘッドだけ交換できる便利な商品です。
カーテンについたカビが取れやすくなるように、カーテンを十分に乾燥させます。
自然乾燥が理想ですが、ドライヤーで乾かしても大丈夫です。
肌の弱い方は、手荒れを防ぐためにゴム手袋を着用しましょう。
カーテンの裏にタオルを当てて、液体洗剤をつけたブラシでカビを叩きましょう。
タオルにカビを移していきます。
トントンと優しく叩くのがポイント。
どうですか?きれいになりましたか?
この手順だけじゃきれいにならなかった…というあなたは、これから紹介する手順も試してみましょう!
酸素系漂白剤でまる洗い
さっきの方法じゃカビをきれいにしきれなかった!という場合には、中性洗剤と一緒に酸素系漂白剤も使って洗濯してみましょう。
過炭酸ナトリウムを主成分とする漂白剤。酸素の力でカビ汚れを漂白します。粉末と液体タイプがありますが、おすすめは粉末タイプ。液体は扱いが難しいうえに、効果が少し弱いです。
おすすめ 商品
この方法では、洗濯機を使用するので、カーテンをまるごと洗うことができますよ♪
・酸素系漂白剤
・中性洗剤
・洗濯ネット
まずはカーテンについたほこりをはたき落とします。
ほこりに触れたくない人は、ゴム手袋をするといいですね。
浴槽やバケツにお湯(40~50℃)をはり、酸素系漂白剤を混ぜて、カーテンを浸します。
15~30分程度置いておきましょう!
カビがひどい部分は、もみ洗いします。
カーテンをじゃばら状に折りたたんで、洗濯ネットに入れます。
汚れている部分やカビが残っている部分が外側になるように折りたたみましょう!
洗濯ネットに入れることで、洗濯機の水流で生地が乱れてしまうのを防ぐことができますよ♪
洗濯ネットに入れたカーテンを、洗濯機に入れて、中性洗剤を使って洗濯します。
洗濯機の底側が最も洗浄力が強いので、カーテンの汚れた面を下側にして入れると、汚れが落ちやすくなりますよ。
また、洗濯表示に従って、洗濯をすることも忘れずに!
乾燥機を使うのはNG。カーテン生地の破れや傷みにつながる恐れがあります。
洗濯したカーテンは、カーテンレールに干します。
カーテンの重みでシワも伸びるので、カーテンレールにかけて乾かしてしまうのが一番です。
カーテンを干しているときは、窓を開けたり、換気扇や除湿器を利用して、カーテンを早く乾かす工夫をしましょう。カーテンに、長時間水分を滞在させないのが、カビを防ぐポイントです!
頑固なカビには塩素系漂白剤
白いカーテンの頑固なカビ汚れには、塩素系漂白剤を使うのが効果的。
次亜塩素酸塩を主成分とする漂白剤。塩素系特有の強い漂白力で、頑固な汚れを落とすことができます。殺菌ができるところも大きなポイント。色落ちや、生地を傷めてしまうなどのデメリットには注意が必要です。
おすすめ 商品
手順自体は、酸素系漂白剤と同じ!
・塩素系漂白剤
・中性洗剤
・洗濯ネット
まずはカーテンについたほこりをはたき落とします。
ほこりに触れたくない人は、ゴム手袋を着用しましょう!
浴槽やバケツにお湯(40~50℃)をはり、塩素系漂白剤を混ぜて、カーテンを浸します。
15~30分程度置いておきましょう!
カビがひどい部分は、もみ洗いします。
塩素系漂白剤は、とても強力な洗剤です。必ず、ゴム手袋を着用しましょう。
カーテンをじゃばら状に折りたたんで、洗濯ネットに入れます。
汚れている部分やカビが残っている部分が外側になるように折りたたみましょう!
洗濯ネットに入れることで、洗濯機の水流で生地が乱れてしまうのを防ぐことができますよ♪
洗濯ネットに入れたカーテンを、洗濯機に入れて、中性洗剤を使って洗濯します。
洗濯表示に従って、洗濯をすることを忘れずに!
洗濯したカーテンは、カーテンレールに干します。
カーテンの重みでシワも伸びるので、カーテンレールにかけて乾かしてしまうのが一番です。
カーテンの洗濯方法はユアマイスタースタイルのInstagramでも紹介しています!
ぜひご覧ください♪
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デリケートな素材のカーテンは要注意
カーテンはお部屋の雰囲気を左右するものだから、高級なものを選ぶ、という人もきっとたくさんいますよね。
レースのカーテンなんかは、特にデリケートな素材のものが多かったりします。
デリケートな素材は、優しい洗剤で洗濯したいところ… 。
しかし、カビは結構頑固な汚れなので、洗濯をするときに使う洗剤は、洗浄力の強いものを選びがちですよね。
洗浄力の強い洗剤は、素材に与えるダメージも大きく、カーテンの生地を傷めてしまう可能性が。
また、洗濯機を使用した洗濯も生地に負担がかかってしまいます。
つまり、デリケートな素材のカーテンは、家庭での洗濯に不向きなのです!
そのため、プロのクリーニング屋さんに洗濯を依頼することをおすすめします。
カーテンのカビを予防するには?
さて、カビはすっきり落とせましたか?
せっかくお部屋のカーテンをきれいにしたから、どうせならきれいなままに、カビもつけないで保ちたいですよね!
というわけで、カーテンにカビがつくのを防ぐ方法を4つご紹介します♪
換気する
結露が起きてしまうのを防ぐために、まずは換気をするようにしましょう!
換気をすることで、お部屋の中に湿気がこもるのを防ぐことができます。
換気時間は、1回10分くらいが目安。10分の換気で、カビ取りの手間を省けてしまうなら、積極的に換気したいですね♪
窓やサッシの結露を拭き取る
冬場などには、どうしても起きてしまうのが結露です。
結露の水滴がカーテンについて、湿ることでカビが発生するんでしたよね。
結露が発生しているのを見つけたら、すぐに拭き取ることを習慣にしましょう!
拭き取るのが面倒!という方には、こんな便利グッズもおすすめ。
それが、結露防止シート。
窓に貼るだけで、結露水を吸収してくれます!
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結露水を強力に吸収してくれるこちらの商品。
貼るだけで、結露による木部の腐食、カビを防止してくれます。
防カビスプレーを使う
カビの発生を防ぐために、防カビスプレーを使うのも1つの方法です。
防カビスプレーは、カーテンに吹きかけておくだけで、カビをできにくくしてくれる優れもの。
ただし、あくまでも防カビ!
もうついてしまったカビを取り除く効果はないので、注意してくださいね。
おすすめ 商品
週に1回スプレーするだけで、カーテンや壁紙等にカビがはえるのを防いでくれるこちらの商品。
カビの気になるカーテンの裾などにシュッと吹きかけて、乾燥させるだけでカビがつくのを防いでくれますよ♪
カビが生えにくいカーテンを選ぶ
購入時からカビ対策を意識するという方法もあります。
結露が発生しやすいお部屋には、機能性カーテンを選ぶのがおすすめ。
・通気性
・速乾性
・抗菌加工
このようなカーテンを選ぶことで、カーテンにカビが発生するのを予防できますよ♪
まとめ
いかがでしたか?
カーテンのカビを取るには、
・酸素系漂白剤でつけ置き
・塩素系漂白剤でつけ置き
この3つの方法があります。
汚れ具合とカーテンの素材を考慮して、洗濯方法を選びましょう!
日頃からできるカビ予防も手軽にできるものばかりでしたね。
カビのないきれいなカーテンを保って、きれいなお部屋で生活しましょう♪