
50代女性のひとり旅|東京からちょうどよい距離で心ほぐれる二日間「秋保温泉編」
「車の運転ムリ、早起きムリ、でも旅はしたい!」そんなワガママなアラフィフ美容ライターのワタシ。東京からちょうどよい距離で癒される場所を探していたら…ありました、仙台の秋保(あきう)温泉郷にあるホテル「界 秋保」。
娘たちとの会話から「最近ちょっと老けた?疲れてるの?」と衝撃発言を受け、急にスイッチオンで始まった今回のひとり旅。自分を癒しに、おいしいごはん、静かな自然、ちょこっと観光、抜群のアクセス、すべてがちょうどよい一泊二日のひとり旅をレポートします!
目次
アラフィフひとり旅|3つの鉄則
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「ひとり旅ってハードル高そう…」なんて思っているあなた、大丈夫です!アラフィフのワタシが編み出した「ゆる旅の鉄則」を教えます!
旅人:ワタシト編集部の美容ライター
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ワタシのコメント
【1】車は運転しません!アクセスは“楽ちん命”
・乗り換え地獄?ごめんなさい…!
体力に限りあるアラフィフなので、電車やバスでスッと行ける、アクセス重視の旅先を選びます。
【2】観光は“ちょこっと”がちょうどよい
・人混みはNG!
・せかせかスケジュールはNG!
行列や人混み、せかせかスケジュールに追われる旅はご遠慮します。気が向いたら、近くをちょっとお散歩。それくらいがちょうどよいのです。
【3】ご飯がおいしい、よい宿が最優先
・よいお風呂、よい温泉って最高!
温泉、おいしいご飯、ふかふかのお布団が三種の神器。これらを満たすお宿が、アラフィフひとり旅の鉄則です。
アラフィフひとり旅|きっかけは娘との何気ない会話から
ある夜、大学生の娘とおしゃべり中に言われたひと言。
え、そこまで出てる?鏡を見ると、確かに目元がどんよりしています。肌もなんだかくすみがち。「これはマズイ…」美容ライターとしてはもちろん、母としてもショックなひと言です。
その夜、布団の中でスマホをポチポチ現実逃避していたときにSNSで見かけたのが、「界 秋保」の美しい緑と温泉の写真でした。その瞬間、電球ピカッ!「ここだわ!」とピンときました。
日常にちょっと疲れたときの逃げ場を探してたワタシは、秒で予約ボタンを押していました。それが今回のアラフィフひとり旅の始まりです。
アラフィフひとり旅|のんびりスタート!東京から仙台「秋保温泉」へ
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待ちに待った旅の朝。予定通り…なんてうまくはいかず、家族の洗濯や家の用事を済ませてから、気づけば9時すぎにのろのろと家を出発しました。
だけど大丈夫!それも計算のうちです(たぶん)。10時すぎに東京駅から東北新幹線「はやぶさ」に乗り込み、1時間半で昼過ぎには仙台に到着しました。
東北は遠いイメージですが、東京から仙台や福島は新幹線でのアクセスがよくておすすめな旅先です!
さらに、仙台駅から仙台西部ライナー(バス)で約40分。仙台の奥座敷、古くから栄える秋保温泉に到着。着いてさっそくまずは「腹ごしらえをせねば!」と目星をつけてたお蕎麦屋さんへ直行しました。
つるんと喉ごし、しっかりお出汁…「お、おいしい~!」あまりの感動に、つい写真を撮り忘れて完食してしまったのが唯一の後悔。スマホ片手に「え、なにも残ってない…悔しい…」と、ひとり反省会を開きました。でも、そんなドジも旅の味。おいしいものは記憶に刻まれたのでよしとします。
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ワタシのコメント
アラフィフひとり旅|チェックインは「界 秋保」
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「界 秋保」は外から見ると飾り気のないシンプルな門構えですが、一歩門をくぐったら空気がふわっと変わりました。
天井いっぱいに飾られているのは、宮城県登米市で生産される伝統的な鋳物風鈴の「松笠風鈴」。風鈴が奏でる音色と、笑顔あふれるスタッフのおもてなしに、お宿への期待が高まります。
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ロビーに入ったら、大きな窓いっぱいに広がる秋保の山々の緑が圧巻。視野いっぱいに広がる美しい緑に、日常のガサガサした音が、ふっと遠のく感覚を味わえます。
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ワタシのコメント
アラフィフひとり旅|渓流と温泉とご飯と伊達な宴
チェックインをすませたあとは、完全にゆったりモードに突入。娘も犬も夫も仕事も忘れて、誰にも気を使わずに自分だけの時間を気ままに楽しめるのが、ひとり旅の醍醐味です。
この日はもう、観光なんてしません!部屋とラウンジと温泉だけで、充分すぎるくらい満たされます。
客室:絵画のような「紺碧の間」でひと休み
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・和モダンな設えが落ち着く…でもオシャレ!
・ひとりで寝転んでも誰にも怒られない自由が最高
今回泊まったのは、界 秋保の「ご当地部屋」こと「紺碧(こんぺき)の間」。秋保の渓谷「磊々峡(らいらいきょう)」から着想を得たという、深みのある紺碧の空間に、窓からの新緑がまるで絵画のように映えます。
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ラウンジ:渓流が彩るせせらきラウンジ
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・秋保ワイナリーのワイン
・春の花をモチーフにした上生菓子や伝統の仙台駄菓子
部屋で少しうとうとした後は、1階の「せせらきラウンジ」へ。「せせらき」という⾔葉は、せせらぎの古語で、浅瀬に⽔が流れる⾳という意味のほか、その時々という意味もあるそう。
ラウンジのテラスの向こうに広がる磊々峡の渓谷と山の緑。そして、名取川の渓流の音。まさに自然のBGM。中央の秋保石のテーブルには、季節の花がそっと飾られていて、空間全体に品のある華やぎがあります。
春のふるまい
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訪れたのはちょうど春のふるまいの季節。ほのかな桜の香りを楽しめる桜茶や、春に咲く花をモチーフにした、華やかな色合いの上生菓子をなどの甘味をいただき、秋保ワイナリーのワインもいただきました。
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足湯でほっこり頭の中もスッキリ
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・新緑の風を肌で感じながら
・ほっこりと足元が温まる
せせらきラウンジのテラスには、足湯があるんです。これがまた、想像以上に癒される!たったそれだけのことなのに、ずっとカリカリしていた思考回路がスーッとゆるまる感じ。「足湯、あなどれない…」って心の中でつぶやきました。
温泉:あつ湯とぬる湯のWパワーでととのう
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・ふんわり包まれる「ぬる湯
「界 秋保」の真骨頂は温泉です。奥州三名湯にも数えられる秋保温泉。天皇や伊達家の藩主も利用していたそうです。
温泉の内湯には源泉かけ流しの「あつ湯」と、「ぬる湯」があるのもポイント。また、露天風呂は自然を身近に感じられて格別の雰囲気があります。都会の喧騒(というか我が家の喧騒)から離れて、心が浄化されるような気がしました。
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体験:水玉の羽織で参加した「伊達な宴」にワクワク
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・年齢制限なし
・写真映えもバッチリ
・ ちょっと非日常な大人の遊び
夕食の前に、館内アクティビティ「伊達な宴」に飛び入り参加しました。
カラフルな水玉模様が特徴の伊達家の印象的な羽織を着て、いざ出陣。紺地に金の丸が輝く軍旗のモチーフが目を引く宴空間で、仙台藩にゆかりある地酒を注ぎ、伊達家の酒席の心得に触れる新鮮な体験でした。
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夕食:「大名会席」目も舌も大満足
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・牛タンの柔らか煮:納得のおいしさ
夜の楽しみといえば、もちろん夕食。界 秋保では「大名会席」と題された、ちょっと豪華なごちそうを半個室のプライベート感ある食事処でゆっくり楽しめます。
前菜は、水玉模様の陣羽織をモチーフにした器に、仙台味噌の牛テールのディップなど、地元食材が使われたメニューが並びます。
牛タンの柔らか煮テールスープなど、仙台ならではのごちそうに舌鼓を打ち、日本酒を飲み比べてぜいたくなひと時を満喫できました。
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アラフィフひとり旅|朝もゆったり気ままに楽しむ
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朝はゆっくり、9時少し前にのそのそと起床。チェックアウトが12時って、本当にありがたいです!朝食は「これぞ宮城!」のご当地和食膳。ほっこり芋煮に、三角あぶら揚げ、ふるふるの地元豆腐。優しい味が眠っていた胃袋をやさしく起こしてくれます。
食後は1階のせせらきラウンジでお茶して、名残惜しくもう1度温泉へ。渓流の音と緑を目に焼きつけながら、しみじみ「帰りたくない…」。
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ワタシのコメント
アラフィフひとり旅|界 秋保の魅力
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・秋保の自然が美しい
・ラウンジが最高
・温泉が気持ちよい
・ご飯がおいしい
・気軽に参加できる体験がある
・スタッフさんがやさしい
・何より、五感で癒される
観光スポットに行かなくても、写真映えスポットをめぐらなくても、館内でも映え写真をたくさん撮れます。アラフィフには「がんばらない旅」がちょうどよいみたいです。
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ワタシのコメント
アラフィフひとり旅|秋保神社で勝負運アップ?
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チェックアウト後、事前に頼んでおいたタクシーで秋保神社へちょこっと寄り道。「界 秋保」からは車で10分くらい、これくらいの軽め観光がアラフィフにはちょうどよいんです。
その後はそのままタクシーで再度界 秋保に戻り、仙台西部ライナーで仙台駅へ。仙台駅でお土産をちょこっと買って、新幹線で東京へ。移動もスムーズで、16時前には東京駅、17時前には自宅に到着しました。
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ワタシのコメント
アラフィフひとり旅|「ちょうどいい」が詰まったごほうび旅
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「ひとり旅って、もっと面倒だと思ってたけど、こんなに気楽で楽しいなんて!」秋保温泉での一泊二日、思っていた以上に心と体がほぐれました。アクセスのよさ、おいしいご飯、ほどよい観光、そして心をゆるめてくれる温泉。
何より、誰にも気を使わない「ひとり時間」の心地よさを再確認できました。また疲れがたまったら、ふらっと来ようかな。アラフィフこそ、自分にやさしい旅をしてもよいのです。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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