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更新日: 2024年10月17日

キイロビンを使って車のガラスの油膜を取ろう!商品の種類や使い方を解説

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ドライブをしているときに突然雨が!ワイパーを使っても全然視界が悪い…なんてことありませんか?それ、実はフロントガラスについた「油膜」が原因かもしれません。そんなときに活躍するのが「キイロビン」!商品の種類や使い方を紹介します。

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キイロビンとは?

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プロスタッフ 洗車用品 ガラス油膜&被膜落とし剤

使い方を紹介する前に、まずはキイロビンとは何かをご紹介しましょう!

雨が降ったとき、フロントガラスにいくらワイパーをかけても視界が悪い…ということがありませんか?それ、油膜が原因かもしれません。そんな油膜を取り除いてくれるのがキイロビン。キイロビンの酸化セリウムという成分に、油膜を落とす効果が期待できます。

キイロビンの歴史

キイロビンは「Biclean(ビックリン)」という名前でプロスタッフから発売されたのが始まり。40年以上前から販売されていて、ビックリン時代、容器の色が黄色だったので「キイロビン」と呼ばれるようになったようです。

キイロビンの特徴はというと、油膜取り商品の中で初めて酸化セリウムを使用したこと。

酸化セリウムとは
元々カメラレンズなどの精密部品を磨くために使われていたもの。

それを油膜取りに応用したってワケなんですね。

そんなキイロビンは、1976年には、全日本交通安全協会の推奨品として認定されています。今ではシリーズがいろいろと発売されているキイロビンですが、その元祖にしてシリーズのスタンダードモデルと言えるのが「キイロビン120」です。

キイロビン。発売当初からずっとその名の通りの黄色い容器なんですね!油膜を取り除くだけでなく、ガラスコーティングの効果も上げてくれるので一石二鳥の商品です♪

キイロビンが落とす油膜とは?

そもそも、油膜ってなんやねん!と思われた方も多いかと思います。ということで、ここでは油膜について解説していきます。

油膜とは?

油膜というのは、水分油分が混ざってできた膜のことです。洗車で簡単に落ちるものではないのでかなり厄介…。撥水コーティングをしても、ついている油膜のせいで簡単に落ちてしまうこともあります。それが視界の悪さに繋がってしまうのです。

ちなみに、被膜という表現を目にすることもあるかもしれません。それは、油膜が太陽熱によってガラス面に焼き付いてしまった状態を言います。

被膜は夜のドライブをしていると、よく見えます。対向車のヘッドライトに照らされたりすると見えやすくなり、視界の悪さの原因となっていることが一目瞭然ですね。

被膜は、油膜よりもさらにガンコな汚れとなってしまうので、しっかり落としてキレイにしたいもの。

続いては、油膜ができてしまう原因を紹介します。

油膜ができる主な原因3つ

そんな油膜ができる主な原因はこちら。

・大気中の排気ガスなど
・雨などの水
・コーティング剤が溶けたもの

まず、大気中の排気ガスが付着すると油膜の形成に繋がります。そして雨などの水に含まれている油分も、乾いて油膜になってしまいます。

さらに、フロントガラスにかけたコーティング剤が溶けて、劣化することにより油分が付着。これ、意外と見落としがちなので覚えておきましょう!

以上の3つが油膜のできる原因です。そして、それらを防ぐのに大事なことは定期的に洗車をすること!でも、費用もかさむし、時間も取れないし…という方のためにあるのがキイロビンなのです。

キイロビンの種類

車の油膜取りやキイロビンについて調べていると、キイロビンにいくつかの種類があることに気づいた人もいるのではないでしょうか。

そうなんです。実は、キイロビンはシリーズ展開しているんですね。それぞれの製品について、そして違いについて簡単に説明します。

キイロビン120とキイロビン200

この2つ、内容的にはまったく同じもの。油膜落としの性能に違いはありません。違うのは、容量のみです。キイロビン120は120g入りで、200の方は200g入りとなっています。

キイロビン ゴールドとキイロビン クイックマジックゴールド

キイロビンのハイグレードバージョンが、これらゴールドラインです。

注目すべきは、その「取れ味」。油膜が、通常のキイロビンの約2倍の速さで取れるのだとか。その秘密は、酸化セリウムに加えてガラス系ナノパウダーが配合されているため。ガラス表面の目に見えない傷まで取れるので、使えば使うほどガラスがきれいになりそうですね。コーティング前の下地作りにもGood!

キイロビンゴールドとクイックマジックゴールドの違いとは

この2つの違いは、油膜落としができるスピードです。クイックマジックゴールドの方が、さらに速く油膜落としができる最高グレード商品。キイロビンの約3倍の速さで油膜を落とせると言われています。

キイロビンの使い方

   手順   

1. 軽い汚れを落とす

まずは、洗車や水洗いなどで軽い汚れを落としていきます。これはキイロビンを効果的に使うためにとても大事な工程です。

2. キイロビンを使う

専用のスポンジにキイロビンを約2cmほど乗せて、軽くこすりましょう。

注意
ガラス以外には使用しない。

キイロビンはガラス用の油膜取り剤です。ボディに使うと剥がれることもあるので、使用しないようにしましょう。

3. しっかり水洗いする

こすり終わったらしっかり水洗いして、キイロビンを落としましょう。しっかり落とさないと乾燥した時に、跡になってしまいますので注意してください。

4. 撥水コーティングする

最後に、撥水コーティングをすれば雨の日に視界が悪くなる心配も軽減されるでしょう。

ちなみに、「ガラコ」という撥水コーティング剤がおすすめ!

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キイロビンの注意点

さて、こんなに便利なキイロビンですが、使うときに注意したい点もあります。大事な愛車を傷つけないための注意点を、3点ご紹介していきますね。

磨き方に注意

まず磨いているときの注意点!

控えめな力で磨く

ついつい力を込めてしまいますが、磨くのは控えめにしておいた方が無難。異常な力を加えると、ガラスに負担がかかってひびが入ってしまうことも…?

実は、キイロビンは「酸化セリウム」という成分で油膜を落とすというのは先にお伝えした通り。これは一般的な研磨剤ではないので、そもそも力を込めて磨く必要はありません。

ガラスを大事にするためにも、ほどほどのパワーで優しく磨いてあげてください。

ガンコな油膜をしっかり落とす

磨きながら水をかけていると、水をはじく場所が見つかると思います。そこにガンコな油膜があると思っていいでしょう。

根気よく磨いていけば、必ず油膜は落ちます。力いっぱい磨くよりも時間をかけて丁寧に磨く方向で、油汚れを落としていきましょう。

最後に水をはじかなくなれば、お掃除完了です。

よく洗い流す

仕上げにキイロビンの溶剤をよく洗い流すことが大切です。流し方が足りないと、また油膜が張ってしまいますので、仕上げは丁寧に行いましょう。

磨き方も全体を磨いていくのではなく、20cm四方ぐらいを単位として場所ごとにきれいにしていくやり方が、磨き残しがなくなるのでおすすめです。

水垢は落としにくい

ところで、キイロビンで磨いているのに落ちない汚れ、ありませんか?

キイロビンは油膜専用なので、その他の汚れには効きが悪いです。つまり落ちないその汚れは「油じゃない」のかも…?

たとえば、水垢。他にもイオンデポジットで汚れていることも考えられます。イオンデポジットというのは、水分が蒸発した際にガラスに残った金属イオン(カルシウム、シリカ、マグネシウムなど)のことです。白い輪のようなシミができていたら、それは水垢やイオンデポジットかもしれません。

これらは、キイロビンで磨いて絶対に取れないとは言い切れないのですが、作業時間や手間がとても大変になるでしょう。そのため、キイロビンで油膜を落とした後、水垢やイオンデポジット用の製品でさらに磨いた方がずっと楽なはずです。

ガラスの白いウロコが気になる方は、もう一手間かける方が、結果としては早くガラスがキレイになると思いますよ。

ガラス以外には使えない

そしてもう一つ注意したいのが、「キイロビンはガラス専用」ということです。

ガラス以外に使うのはおすすめできません。他の場所もついでに…と使ってしまうと、思わぬ結果になってしまうこともあり得るので、ガラス部分にだけ使うようにしてくださいね。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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