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更新日: 2024年9月11日

畳の張り替えのタイミングは?方法・相場・業者さんの選び方を大公開

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畳の部屋って、なんとなく落ち着きませんか?

お客様を通した理、お茶を飲んだり、ゆったりできる空間を作り出してくれる、畳。
そんな畳が汚れていたり、傷ついていたりすると、なんだか嫌な気がしますよね。

ですが、畳が汚れたり、ヘコんでいたりしたからといって、何から手をつけていいのか分からないのではないでしょうか?

実は、畳は交換方法がいくつかあり、費用なども変わってくるんです!

業者さんに依頼するにしても、依頼前に知っておくべき情報はいくつかあります。

そこで、今回は

・畳の基本構造
・畳の張り替えをするタイミング

・畳の張り替え方法
・料金相場

・業者さんの選び方
・畳を長持ちさせる方法

までドドンと紹介していきます!

そろそろ畳を張り替えたいなと思っているそこのあなた、ぜひ参考にしてみてください!

畳の基本構造

いきなりですが、畳って、どんな構造になっているか知っていますか?
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

どうでもいいと思うかもしれませんが、張り替えを行う上で、畳の構造は知っておいて損はないです!
この機会に頭に入れておきましょう。

一般的な畳の構造はシンプルで、

・畳面(たたみおもて)
・畳床(たたみどこ)
・畳縁(たたみべり)

の3段階から構成されています。

畳面(たたみおもて)

畳面とは、文字通り畳の表面です。

一般的には「い草」という草で編まれており、草の上にいるような心地良い雰囲気を演出してくれます。

最近では和紙などの変わり種で構成される、変色防止や防虫などの工夫が施されているものもあります。

触り心地や匂いなど、私たちの感性にダイレクトに訴えかけてくるのが、この畳面になっています!

畳床(たたみどこ)

普通の生活をしていたらあまり目につかない、畳の芯の部分がこの「畳床」。

畳面を支える土台ともいえるこの部分は、稲わらを圧縮して作っており、畳の断熱性や弾力性に直結します。

実は稲わらのグレードによって、ランクがあり、一般家庭には上から3番目のグレードは使われることが多いです。

最近では、ポリスチレンフォームなどの新素材が配合されるなど、進化を続けています。

畳縁(たたみべり)

畳縁とは、畳の長辺につけられる帯部分のことです。

基本的には畳表の補強・畳同士の隙間を埋める役割を担っています。

また、デザイン面でも効果を発揮し、無機質な畳にアクセントを添えてくれるのもこの畳縁です。

最近では、自由に模様や色を選ぶことができ、このデザイン一つで畳の雰囲気がガラッと変わりますよ!

畳はどんな時に張り替えるべき?

畳の張り替えにおいて、まず知っておきたいのは、畳を張り替えるタイミングだと思います。

どんな時に張り替えるべきなのか、適切なタイミングを理解しましょう!

一般的に畳の張替えは、約5~10年が張り替えのタイミングと言われていますが、実は張り替えのタイミングは一概には言えません。

使い方によっては2~3年で張り替えが必要になる場合もありますし、逆にもっと長持ちする場合もあります。

あくまで畳の張り替えタイミングは、「畳の環境・状態ありき」ということを念頭においておきましょう。

畳の表面が裂けてしまった

畳が裂けてしまうと、当たり前ですが見栄えが悪くなってしまいますよね。

見栄えだけでなく、そこから湿気が入ったり、乾燥したりと、さらなる劣化を引き起こす原因にもなるんです。

さらには足裏に刺さったりと、安全面でも不安があります。
お子さんがいるご家庭などは、特に気をつけたいところなのではないでしょうか!

程度にもよりますが、修復はほぼ困難なので、張り替えを検討した方が良いでしょう。

カビやダニが発生した

カビやダニが発生していたら、緊急レベルが高いです。

カビやダニは建物だけでなく、人体にも影響を及ぼしかねません。
放置するとさらに繁殖し、取り返しがつかないことになってしまうことも…。

最悪の場合、体が痒くなったり、咳が止まらなかったりといった症状が出てしまうかもしれません。

快適に生活するためにも、なるべく早急に張り替えましょう!

歩くとヘコむ(音がなる)

畳がへこんでしまう場合は、畳だけでなく、建物本体も劣化している恐れがあります。

畳の張り替えももちろん必要ですが、施工する前に、まずは建物本体にダメージがないか確認しましょう!

もし心配なら、専門業者さんに依頼すると、建物も含めて診てくれます。

ヘコんでしまう症状が見られた場合は、状況によって柔軟に対応する必要があります!

畳の主な張り替え方法

畳の張り替えには、実は何種類か方法があるんです。

もし自分で張り替えに挑戦しようという方は、畳の状況に応じて、方法を使い分けましょう!

裏返し

「裏返し」とは単純に、畳をひっくり返して、裏面を使う方法。

畳はどっちの面を使っても見た目は同じなので、裏返しにして新品のように使用するという訳です。

ただし一つ欠点があって、畳は5年程度で裏面が変色している可能性が高いということ。

畳の部屋を使う頻度や環境にもよりますが、裏返しをするのは、

畳を貼ってから3~4年後の、日焼けしたり、かすれてきたりしたタイミング

と覚えておきましょう。

表替え

「表替え」とは、畳面だけを交換し、見た目や香りを新品同様に蘇らせる施工のことです。

一度裏返しをした畳なら張り替え後3~4年くらい、していないなら6~7年くらいを目安に行いましょう!

ただし、畳床はそのままなので、ヘコミや弾力性などの修復には対応できません。
そういった症状が見られる場合は、他の方法を探しましょう!

新畳

「新畳」とは、文字通り新しい畳に変えること。

弾力性がなくなってきたり、ヘコんでしまっていたり、カビたり腐ったりしていたらすぐに新畳にする必要があります。

ただ、適切なタイミングで表替え・裏返しを行っていれば、基本的に畳は20年以上はもちます。

お手入れの状況や部屋の環境、使用頻度などによって畳の状況は大きく左右されるので、目安くらいで考えておきましょう。

普段のお手入れにも注意が必要です!

畳張り替えの料金相場

畳の張り替えって、人生であまりやる経験がないですよね。
料金相場なんか検討もつかないのではないでしょうか!

ズバリ、畳の張替え費用を決めるのは、畳の素材です。

良い素材を使えばその分、値段は張りますが、その分長持ちします。

逆に、安価な中国産などを選べば費用はおえられますが、寿命の短さは覚悟しなければいけません。

また畳縁を自由にカスタムしたいなら、さらに値段は張ります。注意しましょう!

裏返し

一見、裏返すだけなので簡単な作業に見えますよね。

ですが、畳縁を一度はがし、畳床を固定している糸をはずす作業もあるため、意外と労力がかかるもの。

また、側面の畳縁は新品に交換することになるので、その分費用もかかります。

料金相場は、畳の状態にもよりますが、だいたい1畳あたり3,000~5,000円程度。

畳張替えの中では1番作業が簡単で低価格なのがこの「裏返し」なんです!

ほとんどの場合作業は1日で終わるので、和室が使えなくて困るということもほとんどないでしょう。

ただし、裏側の状態が良くないとできない施工なので、注意が必要です!

表替え

畳床は既存の物をそのまま利用しますが、畳面のグレードによってはやはり費用がかさんでしまいます。
また、施工しても踏んだ時の感触は変わらないので、予想とのギャップがないよう、注意しましょう!

い草のランクに幅があるので値段相場の方も多少幅があり、だいたい5,000~20,000円くらいになります。

また、戸建てかマンションかによっても値段に開きがあり、一概には言えないのが正直なところです。

こちらも作業自体は1日で終わるので、そこまで困ることはないでしょう!

新畳

新畳は丸々一個交換する施工なので、格安のものから高級品まで様々あります。
寿命や質感を考慮しつつ、自分にあったものを選びましょう!

おおよそですが、一般家庭で使うものに関しては、料金相場は1畳あたり10,000~30,000円程度。
もちろん、中にはもっと高級なものもあります。

見積もりをしてから完全に交換するまでの期間はおよそ3~10日程度と少々長め。
ですが、あらかじめ業者さんが採寸して新しい畳を持ってきてくれるので、作業自体は1日で完了しますよ!

裏返しや表替えのように、畳がない期間は基本的にはないので、そこも安心です!

 

このように、一見すると同じように見える畳も、素材等の条件によって値段は様々です。
また、畳の状態によっては、いずれの方法が適切かの判断すら、難しい場合もあると思います。

心配な場合は、1度業者さんに相談してみるのもいいかもしれません!

適切な業者さんの選び方

続いては、適切な業者さんの選び方について見ていきたいと思います。

見るべきポイントは大きく、

・資格の有無
・施工までの早さ

・専門的知識の有無
・見積もり書の内容

の4つです。それぞれ見ていきましょう!

資格の有無

当たり前のことだと思うかもしれませんが、資格の有無は必ず見るべきポイントになります。

畳の業者さんは、実は「畳製作技能士」という資格を持っています。

学科試験と実技試験がある資格で、手縫いによる畳の製作技術などを測る資格になっています。

特に1級にもなると、受験するのに7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験が必要なので、簡単に取れる資格ではないのです。

全ての業者さんに1級の技術者さんがいるとは限らないので、この資格は、信頼感の観点で、判断基準の1つになるはずです。

施工までの早さ

施工までの早さも事前に見ておくべき情報だと思います。

実はこれは、早ければ良いというわけではありません。
その業者さんが、どれくらい自分とじっくり向き合ってくれているかを測る基準にして見てください。

数をこなして儲けようとする業者さんもいれば、じっくりお客さんと向き合ってくれる業者さんもいます。

一概には言えないですが、施工までのスピード感は、業者さんごとのビジネススタイルを測る基準になるはずです。

もちろん安く・早くして欲しい方もいると思いますし、じっくり納得できるゴールを目指したい方もいると思います。

最低限の説明や感じるやる気、料金の明確さなど最低限外せない条件を押さえた上で、最終的には、自分の希望と相談して決定しましょう!

専門的知識の有無

難しい言葉ばかりを並べて説明されても、理解に苦しみますよね?
実力がある業者さんは、専門用語を素人でもわかりやすいように噛み砕いて説明してくれる方が多いです。

実際の畳の現状を診た上で、今までの張り替え事例などの写真を見せてくれる業者さんであればなお良いです!

また、表だけでなく、畳の裏まで診てくれる業者さんは、信頼できる場合が多いです。

素人目線にも一挙一動になんとなく頼りなさを感じることがあると思うので、そういった場合は他の業者さんを探してみることをオススメします!

見積もり書の内容

畳の見積書には、

・畳の素材
・産地
・枚数
・単価

が明記されていることを確認してください。

もし合計金額だけしか書かれていない場合は、他の業者さんを探すことをオススメします。

しっかりとした専門業者さんなら、見積もりだけでも、丁寧に快く受けてくれるはずです!

畳を長持ちさせるには?

畳を長持ちさせる上で、最も弊害になるのは、カビの発生です。

そこで、日常的にできる、カビの発生を抑える工夫を見ていきたいと思います!

風通しを良くする

カビを防止するためには、部屋の風通しをよくするのが効果的です!

できるだけ、窓を開けて空気を入れ替える時間を長く確保しましょう。

また、大きな家具は風通しを悪くするので、大きめの家具を置くときには、壁との間に少し隙間をあけるなど工夫するといいですね!

エアコンを駆使する

エアコンの除湿機能を利用することでも、湿度を抑えることができます。
扇風機でも代用できるので、エアコンが和室にない方も安心してください!

特にお掃除の後は湿度が上がりやすいので、除湿機能で乾燥させるのがおすすめです。

防湿シートを敷く

建物の床下の湿気のケアも怠ってはいけません。

ですが、畳の下のケアは簡単にはいかないので、防湿シートを畳の下に敷くのが効果的です!

また、それも用意が難しい場合は、畳の上に新聞紙を置くだけでも吸湿効果があります。
雨の日や梅雨の時期には、日常的にできるケアとして、ぜひやってみてください!

お酢を活用する

カビを防止するには、湿気をコントロールするだけではなく、お酢を使った方法もあります。
お酢は実は殺菌効果があるため、畳のカビに有効なんです!

1週間に1度くらいの頻度でいいので、畳をお酢でスプレーしてから乾拭きしましょう。

また、漂白効果も兼ねているので、殺菌と同時にシミや汚れへの対策にもなります。

ただ、どうしてもお酢はニオイが気になるところ。

苦手な方やアレルギーなどがある方は水500mlにクエン酸小さじ2杯を混ぜた、クエン酸スプレーで代用しても大丈夫ですよ。

注意
畳替えして半年以内の新しい畳の場合、お酢を使うと変色をしてしまう可能性があるので、注意してください!

和室を積極的に使う

畳を長時間使わずに放置するとカビが発生しやすくなるので、和室積極的に使うようにしましょう。

また、和室を使用するときは、裸足で歩くことも効果的。
裸足で歩くことで肌の油で畳の表面がコーティングされるので、歩いていて気持ちいいだけでなく一石二鳥です!

まとめ

畳の張り替えは分からないことだらけだったと思いますが、少しでもお悩みは解消されましたか?

畳の張り替えを検討するなら、まずは基礎的な知識をつけた上で、本当に必要なのか判断しましょう!

もし不安な時は、1度業者さんに相談して見るのがオススメ。
自分の判断で放置したりすると、ケガの原因になったりもします。

この記事が、皆さんの最適な畳張替えのヒントになることを願っています。

 

 

 

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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