窓用エアコンの取り付け方法を解説!エアコンと比べてデメリットは?
今や、日本の夏の猛暑を我慢する時代は過ぎ、熱中症の危険などから、命を守るためにもエアコンは必需品となりました。
しかし、通常のルームエアコンの室外機は外に置かなくてはいけないので、外にスペースがない場合や、壁に穴を開けられない場合は設置できませんよね…。
そんなとき、活躍するのが窓用エアコンです!
通常のエアコンの取り付けは、電気工事が必要になったり、配管を通すために壁に穴を開けて設置をするので、業者へ依頼しますが、窓エアコンは自分で簡単に取り付けることができます。
今回は、窓用エアコンの取り付けについて詳しく紹介していきますね♪
窓用エアコンのメリット・デメリット
メリット
・自分で設置できるので工事費用の必要がない
・ルームエアコンより比較的安く購入できる
・室外機が不要なので、外のスペースがなくても設置できる
・壁に配管や設置の穴を開ける必要がない
デメリット
・冷房効果はルームエアコンに比べると劣る
・窓枠の設置にすき間があると虫が入ってくる
※パッキンなどで窓枠のすき間を埋めておくことをオススメします
・防犯性が低くなる
窓用エアコンは運転中、設置した側の窓を開けておかないといけないので、簡易的な鍵はありますが、本来の窓の鍵に比べると防犯性が劣ります。
マンションなどの廊下側の部屋や、低階層の部屋で使用するのは控えた方がいいでしょう。
機種によっては、使っていないときに従来の窓を最後まで閉められるものがありますので、その場合は、従来の窓の施錠をすることをおススメします。
それでも使用中は、窓を開けておかないといけないので、窓用補助錠をさらに取り付ければ、防犯性はアップしますので、検討してみてくださいね!
・台風の時は要注意
通常の雨なら問題なく使用できますが、横殴りの豪雨や台風の時には、開けている窓から雨が侵入してしまうことがあります。
濡れて窓用エアコンが故障する可能性もありますので、使用を控えましょう。
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窓用エアコンを選ぶ際の注意点
窓のサイズ
窓の大きさによって設置できる窓用エアコンが変わりますので、まずは窓のサイズを測りましょう。
窓枠の形状によっては、付属品の取り付け枠が合わなかったり、取り付けられない可能性もありますので注意してください。
適用畳数
部屋の広さに合っていないと十分な冷暖房効果が得られません。
適応畳数は一般的に「冷房6~9畳」と表記されますが、これは木造なら6畳、鉄筋なら9畳に適応しているという意味になります。
設置する部屋の広さ、鉄筋・木造の建物構造を確認して、適用畳数にあった製品を選びましょう。
冷暖房の対応畳数は違う
窓用エアコンには、冷房専用と冷暖房機能を兼ねているものがあります。
冷房と暖房では対応畳数や消費電力が異なります。
暖房もメインで使いたいという場合には、暖房の適応畳数にあわせてエアコンを選びましょう。
ただ、窓用のエアコンは対応畳数が低いものが多く、部屋全体をしっかりと暖めようとすると電力も多く使います。
窓用エアコンのみで冬に暖房を使うよりは、ストーブなど他の暖房機器を使った方が、部屋が暖かくなり、省エネにもつながるので、併用も検討してみましょう。
電気代
エアコンは長時間使用することが多いので、できれば消費電力の低いタイプがおススメ。
基本的に冷暖房兼用のものは消費電力が高いので、暖房は違う器具を使うという場合には、冷房のみの窓用エアコンを!
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窓用エアコンの取り付け方
窓用エアコンの設置は自分でもできますが、作業に不安がある場合には、プロの設置業者へ取り付けを依頼しましょう。
家電量販店で購入すると、オプションで設置までやってもらえる場合もあります。
お手入れ方法は?
窓用エアコンの外装は樹脂部品のため、洗剤によっては破損する可能性があり、洗浄剤などは使用できません。
外装は乾いた布などで、ホコリを取る程度で大丈夫です。
窓用エアコンの内部にあるエアフィルターは、2週間に1回はキレイにしておきましょう。
エアコンシーズンが終わってしばらく窓用エアコンを使わない場合には、内部乾燥運転機能を使って内部をよく乾燥させます。
内部乾燥運転が終わったら、電源プラグを抜きましょう。
エアフィルターも水洗いしてしっかり乾燥させてキレイにして取り付けておきます。
まとめ
窓用エアコンは賃貸物件など壁にルームエアコンが設置できない部屋にも、気軽に自分で取り付けることができます。
取り付け作業に不安がある場合は、プロに取り付けを依頼しましょう。
部屋にあった窓用エアコンを選んで、快適に過ごしてくださいね♪