壁紙のお掃除は汚れ別に!重曹が活躍、タバコのヤニには塩素系漂白剤
お家の壁紙、いつのまにか汚れてはいませんか?
手で触った時の手垢や、タバコのヤニ、ホコリなど、壁紙の汚れの原因はたくさんあります。
実は壁紙の汚れは、専用の洗剤を買わなくても、今お家にあるもので簡単に綺麗にできるんです。
今回は簡単に、壁紙を綺麗にする方法を汚れの種類別に紹介します。
目次
手垢の汚れには重曹
手をついたり、寄りかかったりするたびに、壁紙は汚れています。
最初は白かったはずの壁紙が黄ばんで見える、なんて時には、人間の皮脂の汚れが原因かもしれません。
手垢の汚れには、重曹が効果的です。
用意するもの
・重曹
・水
・スプレー容器
・雑巾
手 順
1. 重曹水を作る
水100mlに対して、重曹を小さじ1杯ほど溶かして作ります。
スプレー容器に入れておくと、使いやすいですよ。
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手垢、水垢には重曹です。本当に万能な重曹。1キロ入っているのでたっぷり使えます。壁だけではなく、お風呂やキッチン、トイレなどのお掃除にもとても便利です。コスパも◎で、お家のお掃除には欠かせません。
2. 汚れが気になるところに、重曹水をスプレーする
重曹水は、汚れに直接吹きかけて使います。
スプレーした後に、少し時間をおくと、汚れが落ちやすくなります。
3. 水拭きと乾拭きで仕上げる
重曹水をスプレーした後、水拭きをして汚れを落としつつ、重曹を拭き取ります。
重曹が残っていると、白く跡が残ってしまうことがあります。
水拭きが終わったら、乾拭きをします。
壁紙は、そこまで水に強くありません。しっかり乾拭きして仕上げましょう。
また、重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダを使うこともできます。
セスキ炭酸ソーダは、水500mlに小さじ半分の量を溶かして使いましょう。
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重曹と同様に、お掃除に万能なのがセスキ酸ソーダ。
強いアルカリ性なので、コンロ周りや換気扇の油汚れ、また手垢やぬめりを落とすのにも最適です。こちらは1キロ入っていて、たっぷり使えますよ。
壁紙にカビが生えたら重曹とお酢
壁紙にカビが生えてしまっていることもあります。
そんな時には、重曹とお酢で掃除します。
用意するもの
・お酢
・重曹水スプレー
・雑巾 — 2枚
手 順
1. 雑巾にお酢を染み込ませて固く絞り、カビを拭き取る
お酢を2倍に薄めた水溶液で雑巾を濡らして使いましょう。固く絞るのも忘れないようにしましょう。
酢の殺菌作用でカビを撃退します。
雑巾が用意できたら、壁紙のカビを拭き取ります。
カビの胞子が飛び散らないように、優しく拭き取りましょう。
2. 重曹スプレーを吹きかけ、水拭きをする
お酢でカビを拭き終わったら、重曹スプレーをします。
重曹は、カビの餌となる手垢などの汚れをきれいにします。
先ほど紹介したのと同様、スプレーしたところを水拭きして、きれいにします。
3. 乾拭きをする
最後にしっかり乾拭きをして仕上げです。
何度掃除してもすぐに、カビが生えてくる、そんなときには問題は壁紙の奥にあるかもしれません。
壁紙を張り替えてくれるプロに依頼して、壁紙の下にカビが生えていないかを確認してもらうと良いと思います。
クレヨンやボールペンの汚れには消しゴム
小さなお子さんがいるようなご家庭では、クレヨンやボールペンの汚れを綺麗にしたいということもあると思います。
小さな汚れであれば、消しゴムが便利です。
用意するもの
・消しゴム
手 順
壁紙の汚れを消しゴムでこする
鉛筆の文字を消すように、消しゴムでこすって汚れを落とします。
消しゴムのカスは、掃除機などで吸い取りましょう。
ゴシゴシ力を入れすぎると、壁紙自体を痛める可能性があるので、注意しましょう。
また、クレヨンなどの汚れだけでなく、原因不明の黒ずみなども、場合によっては消しゴムで綺麗になることがあります。ぜひ一度試してみてくださいね。
台所などの油の汚れには重曹パック
壁紙は壁紙でも、台所の壁紙などは、油汚れが気になることも多いと思います。
しつこい油汚れには、重曹パックがおすすめです。
用意するもの
・重曹
・ラップ
・雑巾
手 順
1. 重曹に水を加えて、ペースト状にする
重曹はたっぷりめに用意し、水は少なめにして、しっかり壁につくぐらいのペーストを作りましょう。
2. 壁の汚れが気になるところにペーストをつけ、ラップを貼り付ける
汚れがギリギリ隠れるぐらいペーストをつけ、上からラップをつけて、重曹パックの状態にします。
3. 10分ほど時間を置く
4. 重曹を拭き取る
時間がたったら、重曹を拭き取ります。水で濡らした雑巾で何度か拭いて綺麗にします。
なかなか拭き取りきれない場合には、薄めた酢をスプレーして、重曹を泡立たせてから拭き取ると綺麗になります。
5. 乾拭きをする
最後に乾拭きをしてお掃除完了です。
壁紙についたホコリやヤニのお掃除は
壁紙の汚れは、他にもあります。それぞれ適したお掃除方法があるのでご紹介します。
ホコリを落とす時には
壁は垂直になってはいますが、意外とホコリがたまっています。
壁にホコリがたまっているとき、すぐに水拭きしそうになりますが、実はそれはNGなんです。
ホコリを直接水拭きしてしまうと、かえって汚れを塗り広げる結果になってしまいます。
ホコリを落とす時には、先にブラシがついた掃除機で吸い取りましょう。水拭きをするなら、掃除機のあとに行い、乾拭きで仕上げてください。
タバコのヤニ汚れには室内でタバコを吸う方は、タバコのヤニで部屋の壁紙が汚れていることが気になると思います。
タバコのヤニには塩素系漂白剤が効果的です。
用意するもの
・塩素系漂白剤
・水
・ゴム手袋
・マスク
・スプレー容器
手 順
1. 塩素系漂白剤と水を1:5の割合で混ぜて薄め、スプレー容器に入れる
塩素系漂白剤は、薄めて使います。
この作業のときから、ゴム手袋とマスクをしておきましょう。
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タバコのヤニ汚れに使えるのが、こちらの衣料用の塩素系漂白剤。除菌効果もあるのが嬉しいですよね。もちろん、シャツなど白物のお洋服の漂白にも使うことができます。ただ、色や柄のあるものは変色の恐れがあるため、気を付けましょう。
2. 汚れが気になるところにスプレーする
汚れが気になるところに直接スプレーします。
この時、体にかからないようにしましょう。汚れても良い服を着て作業すると、安心です。
3. 水拭きと乾拭きで仕上げる
水拭きで漂白剤を取り除きます。
最後に、水気が残らないようにしっかり乾拭きして仕上げましょう。
塩素系漂白剤の取り扱いには注意してください。慎重にお掃除をしましょう。
以上で壁紙のお掃除は完了です!お疲れ様でした!
洗剤を使って壁紙をしっかりとお掃除したい!という方は、こちらの記事も見てみてくださいね!
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プロに聞いた!自分で落とすのが難しい壁紙の汚れ
さて、壁紙の汚れを落とす方法をたくさんご紹介しました。
でも、どうしても落とせない汚れはプロの方にお願いする、という方法があります。
自分で汚れを落とすよりも、お掃除の知識をたくさん持ったプロの力を借りてみるのも一つの手ですね。
「ユアマイスター」では日々ハウスクリーニングをしていらっしゃるお掃除のプロの方々に「壁紙の汚れの中で、自分では落とすことが難しい汚れはありますか?それは、どんな汚れですか?」と聞いてみました。
たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます。
ぴかぴかホームサービスさん(東京都)
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まとめ
壁紙は、普段生活する中で結構汚れがたまっていきます。
汚れが気になった時や、年末の大掃除の時に、ぜひお掃除してみてください。
壁が綺麗になると、部屋も明るく感じられますよ。