
就活でのネクタイの結び方や選び方とは?このネクタイはNGチョイス
入学式以来、ネクタイを結んでいないそこのあなた!
説明会や面接などを前に、ふとネクタイの結び方に自信がなくなってはいませんか?
社会人への第1歩目のステップである就活のタイミングで、スマートにネクタイを結べるようになりましょう。
目次
これだけ覚えればOK!就活向きの無難なネクタイの結び方は?

リクルートスーツや髪型、鞄など、なにもかもに慎重になりがちな就活期間中。
身だしなみに関することは早めに攻略しておくことで、履歴書作成や試験、面接にしっかりと集中できますよ。
ネクタイの結び方は、最もスタンダードな結び方の基本中の基本、「プレーンノット」がおすすめです。
プレーンノットの結び方
幅の太い方を「大剣(たいけん)」、幅の細い方を「小剣(しょうけん)」と呼びます。
大剣を動かし、小剣は動かさないと覚えましょう。





このときに、指を使って大剣の結び目のキワに「ディンプル」「えくぼ」と呼ばれる溝を整えると立体的に仕上がります。


チェックポイント
・ネクタイの長さはパンツのベルトラインに軽くかかる程度になっている?
・結び目は固く小さくなっている?
・大剣と小剣はきれいに重なっている?
・シャツの第1ボタンはしっかりしまっている?
このチェックポイントがクリアできるまで、鏡の前で何度も練習してみてください。結び目がゆるいと、見た目もだらしなく、動いているうちにほどけてしまうことにもなりかねません。スッキリ見える固く小さな結び目が「プレーンノット」の結び方の特徴ですので、しっかりとマスターしましょう。
プレーンノットのノットって何?

「プレーンノット」の「ノット」とは「結び目」のことです。そのため、多くのネクタイの結び方には「〇〇」ノットという名前がついています。
・プレーンノット
最も基本的で簡単な結び方。固く小さな結び目。
・ダブルノット
プレーンノットの2周バージョン。縦に長く、立体感のある結び目。
・ウィンザーノット
ウィンザー公(イギリス王)が由来。かなり大きな結び目が特徴。
・セミウィンザーノット
ウィンザーノットよりも少し小さい結び目。
この4つは就活のときに活用しても問題ありません。もし、自分の慣れた結び方がプレーンノット以外の場合は、慣れた結び方の方を優先しましょう。
「エルドリッジノット」「トリニティノット」といった個性的な結び方は、就活のシーンには向きませんので注意してくださいね。
悩みすぎないで!ネクタイの就活適正度はここでチェック

就活のネクタイ情報を調べていると、「〇〇系企業には〇色がベスト」、「外資系企業にはレジメンタルストライプはNG」、「ライバル企業のカラーのネクタイは避けた方がいい」など、細かい注意点がたくさん出てきて、つい迷ってしまいますよね。
参考としてそのような知識を知っておくことは大切ですが、必ずしもそのルールに縛られる必要はありません。
その情報のために、本当に新しいネクタイが必要なのか、お金と時間をかけるポイントなのか、をしっかり判断できることの方が、優秀なビジネスマンを目指すうえで重要なスキル!
面接官はあなたのネクタイではなく、あなた自身のことを見てくれるはずですので、神経質に悩みすぎないでOKです。
就活では無難で似合うネクタイを1、2本持っていれば十分。ここでは「ザ・無難」な就活向きネクタイの着目ポイントをご紹介します。
色
・青、紺、水色(爽やかで誠実な印象を与えたいとき)
・深い赤(熱いパッションを伝えたいとき)
・グレー(落ち着いている印象を与えたいとき)
柄
・細めのストライプ
・無地
・小さめのドット
素材
・シルク100%
幅
・1番太いところが7~9cm
ネットなどで買わずに、リクルート用に探していることを伝えて店員さんに教わりながら、店頭で自分に似合うものを見つけるのがおすすめです。
パーソナルカラーは人それぞれ違うので、必ず鏡の前で首元に合わせてみてから購入しましょう。
これだけは避けよう!就活にNGなネクタイ

「ビジネスマンとして最低限の常識がない」と思われてしまうようなネクタイのチョイスは、マイナスイメージにつながるので避けるのが基本です。
・白、黒の無地(冠婚葬祭用)
・ピンクやゴールドなど目立ちすぎる色
・ペイズリーや大きすぎる水玉など個性的な柄
・ニットなどのカジュアルな素材
・細いナロータイや変わった形
まとめ

考えることだらけの就職活動。
ルールだらけの内容に嫌気がさしてしまうことも多いと思いますが、「仕方ない!」と割り切って前向きに取り組むことで、あなたの輝き度も変わってくるかもしれません。
早めにネクタイの結び方をマスターして、就活成功を目指しましょう!
