アイロン掃除について解説。白い服にアイロンをかけたら、アイロンの汚れが移ってしまった…ということありませんか？意外と忘れがちなアイロン掃除。長い間放置していると焦げやべたつき、水垢などで汚れている場合があります。この記事ではアイロンについている汚れと目詰まりの掃除方法を解説していきます。

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アイロンの汚れは何が原因？

キレイに洗った服をアイロンしているのに、アイロン自体も汚れるの？と疑問に思う方もいるかもしれません。その感覚でつい放置してしまいがちなアイロンですが、以外にも汚れが溜まるもの。アイロンの汚れの原因とはなんなのでしょうか。

アイロンの汚れの主な原因は3つ。それぞれチェックしていきましょう。

手垢（てあか）

アイロンを使い終わったあと、収納する前に冷めているか確認するため、手で触れて温度を確かめていませんか？実はこのときに手の脂や手垢など目に見えない汚れが付着。繰り返していくうちに手垢などが蓄積されていき、アイロンの汚れとなります。

洗濯糊（せんたくのり）や糊（のり）スプレー

自宅でもパリッとしたワイシャツに仕上げることができる洗濯糊や糊スプレー。便利なアイテムなのですが、アイロンをするとやはりアイロン面に糊が付着し、拭き取らないまま放置してしまうと汚れとして蓄積していきます。

炭酸カルシウム

アイロンをする際に入れる水。基本的に水道水を使用する場合が多いですが、この水道水には炭酸カルシウムが含まれています。そんな水で作られた蒸気が穴から出てくると、その穴に炭酸カルシウムが徐々に蓄積し、目詰まりしてしまう場合があります。

また濡れたままの状態で放置してしまうと、アイロン面に水垢ができることもあります。

アイロン掃除のやり方

アイロンの汚れる原因もわかったところで、ここからはアイロン面の掃除方法と、目詰まりの掃除方法をそれぞれ紹介していきます。

アイロンの面の掃除の仕方

アイロンの面には手垢や水垢、糊などの多くの汚れが付いています。しっかりと絞ったタオルでごしごしと水拭きしていきましょう。

多くの汚れは水拭きで、取り除くことができます。しかしひどく焦げ付いてしまってる場合は、なかなか落ちないことも。

もしも焦げが落ちない場合は、温めるのがおすすめ。さらに中性洗剤を塗ったあとに水拭きをしてから、しっかり乾拭きをしましょう。

焦げや水垢と聞くと重曹やクエン酸などを使用したくなりますが、使用する際は注意が必要。穴がつまってしまうような粉の状態やペーストの状態で使用するのではなく、水に溶かしたものをタオルなどに浸して気になる部分だけを擦るようにすると目詰まりの心配もありません。

水に溶かすのが面倒な場合はスプレーになっているものや、ウェットシートタイプのものを使用すると手軽です。重曹やクエン酸を使用した場合も、最後にしっかり水拭きをし、乾拭きを忘れずにしましょう。

アイロンの目詰まりの掃除方法

最初は、乾いた綿棒で穴の汚れを落としましょう。それでも取り除けない場合は、綿棒を水で濡らして汚れを落取り除いてください。

このとき、綿棒でも汚れは取れましたが、まだ穴の中に汚れが残ってしまいました。この場合は綿棒より細い爪楊枝などで、水垢を取り除きましょう。

穴を掃除したあとに、汚れてもいいタオルで試しに蒸気を出してみてください。こうすることで、綿棒で取り除いた汚れが奥に入ってしまった場合の対策になります。

実際にワイシャツのシワを伸ばしたりする前に、汚れを外に出しきったことを確認しましょう。

アイロンの穴を汚さないためにも、使う水は毎回捨ててしっかりと入れ替えましょう。また普段のお手入れとして使い終わったあとに乾拭きや、2ヶ月に一度水拭きをするとアイロンをキレイな状態で使用することができます。

アイロンをキレイにしてうっかり汚れを防止！

今回はアイロンの掃除方法を紹介しました。せっかくキレイに洗濯した洋服を、アイロンが原因で汚してしまったなんてことがあると悲しいもの。アイロンの掃除自体は短時間で簡単にできるので、定期的に掃除をし、そのようなトラブルを未然に防ぎましょう。

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