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更新日: 2025年2月20日

浴衣のたたみ方とは?シワをつくらない方法と収納するときの注意点

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夏といえば、花火大会や、夏祭り、納涼船など、浴衣を着るイベントが多いですよね。浴衣は日本伝統の和装。着るだけで、ちょっとウキウキしますよね。そんな大切な浴衣を来年も着るためには、キレイにたたんでしまっておくことが必要。保管するときに正しくたたんでいないとシワになり、傷んでしまうこともあるんです。浴衣の正しいたたみ方を、浴衣をしまう前に確認しておきたいことを紹介します。

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浴衣をたたむ前に確認すること

浴衣の下駄

はじめに押さえておきたいのは、浴衣をたたむ前にしておきたいことについて。浴衣を来年もキレイに着るためには、浴衣を着た後のアフターケアがとっても大切です。確認したいのは以下の2点。

・浴衣にシミなどの汚れはないか
・浴衣は洗濯してあるか

浴衣の染み抜き

お持ちの浴衣にシミなどの汚れはついていませんか?シミは時間がたつほど落としにくくなってしまうので、そのままにしておくと落とせなくなってしまいます!

また、シミは洗濯の前に落としておくのがおすすめです。自分で落とすのが難しいしつこいシミや、広範囲にわたるシミがある場合はクリーニング店に頼みましょう。染み抜きのプロなので、すっきり落としてくれるでしょう。 

浴衣の洗濯

浴衣を着て汗をかいたのに、洗濯しないでそのまましまってしまうと、翌年出してみたときにカビが生えていた…なんてことになりかねません。来年も浴衣をキレイに着るためには、浴衣を清潔な状態でしまっておくことが大切。しまう前には必ず洗濯をしておきましょう!

お持ちの浴衣がご家庭で洗濯できない場合や、とても大切にしている浴衣の場合は、クリーニングに出すのがおすすめです。クリーニング屋さんなら、浴衣を買いたてのようにキレイな状態にしてくれるはずですよ。

浴衣のたたみ方を写真つきで徹底解説

浴衣にシミもついていなくて、きちんと洗濯済み、もうあとはたたむだけだよ、というあなた!浴衣を一緒にたたんでいきましょう。

浴衣の各部分の名前

浴衣のたたみ方

まず、たたみ方の解説で出てくる浴衣の各部分の名前を紹介しておきます。

「おくみ線」という名前は、聞き覚えのない方が多いかもしれません。浴衣の前身頃(まえみごろ)の重ね合わせられる部分に縫いつけられている、細長い布のことをおくみと言います。

おくみは、上は衿(えり)から、下は裾(すそ)まで続いています。そのおくみと、前身頃の境目の部分が、おくみ線です。

浴衣のたたみ方の手順

ここからはたたみ方を解説していきます。今回紹介するのは一般的なたたみ方の「本たたみ」です。

手順
1
浴衣を置く
浴衣のたたみ方

浴衣を、頭の方が左、裾(すそ)が右になるようにして、きれいにのばした状態で自分の前に置いてください。

2
脇線に沿って折る
浴衣のたたみ方

自分から見て手前側にある前身頃を、脇線(わきせん)で折りこんでください。正しく折ることができていれば、浴衣を着たときに外側になる表面が見えているはずです。

写真では、自分から見て奥にある前身頃も折りこまれていますが、奥にある前身頃はあとで折りこむので、まだ何もしなくて大丈夫。

3
おくみ線で折り、衿を倒す
浴衣のたたみ方

左の写真のように、手前側の前身頃のうち、おくみと衿(えり)の部分をおくみ線で手前に折ります。正しく折れていれば、おくみの部分で、浴衣を着たときに内側になる裏面が見えているはずです。

左の写真では自分から見て奥にある衿・おくみも折られていますが、これもあとで折りこむので、まだ何もしなくて大丈夫です。

また今回は、浴衣の衿の、首の後ろになる部分も折り込み、右の写真のようにします。

4
衿と衿を重ねる
浴衣のたたみ方

左の写真のように、自分から見て奥側にある衿を手前側にある衿の上に重ねます。右の写真のように、ぴったり合わせてください。身頃がだぶついても、気にしなくて大丈夫です!

5
おくみとおくみを重ねる
浴衣のたたみ方

衿を重ねただけではおくみの部分がまだきちんと重なっていないので、自分から見て奥側にあるおくみをちょっとずらして、手前側にあるおくみの上に重ねます。右の写真のように、ぴったりと合わせてください。

POINT

裾の方から衿の方へ重ねていくと、シワにならずキレイです。

6
脇線と脇線を重ねる
浴衣のたたみ方

奥側の脇線を持って、自分の方に引き寄せてから、手前側の脇線に重ねましょう。ここでも裾の方から衿の方へ重ねていくと、うまくいきますよ。

7
整える
浴衣のたたみ方

浴衣が全体的にぴったり重なるように、シワなどを伸ばして整えましょう。

8
袖を折る
浴衣のたたみ方

上側になっている袖(そで)を、袖がついている位置から奥へ折り返し、右の写真のようにします。

9
浴衣を半分に折る
浴衣のたたみ方

 左手で衿先のすぐ下の部分を押さえて右手で浴衣の裾を持ち、左側にかぶせるようにして身頃を半分に折ります。右の写真のようにできればOKです。

10
浴衣の袖をかぶせる
浴衣のたたみ方

浴衣を裏返して、まだ折っていない袖(そで)をかぶせます。裏返すときに全体が崩れてしまうことがないように、浴衣をしっかりつかんで裏返してくださいね。

11
完了
浴衣のたたみ方

これで完了です!キレイにたためましたね♪

浴衣を収納する方法は?

浴衣と下駄

浴衣をきちんとたためたら、あとはこの形のまましまっておくだけなのですが…。今回は、浴衣をよりキレイな状態で保管しておくための方法も、一緒にご紹介したいと思います。

収納するときは、たとう紙と呼ばれる和紙で包んでから衣装ケースに入れるのが理想的。たとう紙は衣装ケースの中の湿気を調整してくれるため、カビが生えてくるのを防ぐことができるんです。

たとう紙

たとう紙 1枚 金銀菊

しっかりとした雲龍紙(うんりゅうし)のたとう紙で、着物をきちんと保管しましょう。表面には中身を確認できる窓つきで便利です。

しかし、最近は木綿や化学繊維を使った浴衣も多いかと思います。そういった浴衣は、あまり湿気を気にしなくても大丈夫なので、たとう紙が手に入らない場合は、そのまま衣装ケースに入れて保管しておいてください。

浴衣の帯をお手入れする方法

浴衣の帯
出典:Adobe Stock

なんとなくぐるぐるっと巻いて、ぽいっとしまわれがちな帯。しかし、ちゃんとお手入れしないと長持ちしなくなります。帯をしまう前のお手入れ方法と、たたみ方も解説します。

帯のお手入れの手順

まずは、帯をしまう前のお手入れ方法に関して。帯は基本的に洗うことができないため、洗わずにお手入れを行います。

用意するもの
・乾いたタオル
・ハンガー
・当て布
手順
1
汗や汚れをとる

乾いたタオルを使って、汗や汚れを取りましょう。

2
陰干しする

ハンガーにかけて、一日くらい陰干しをし、湿気を取ります。

3
アイロンをかける

シワがある部分に当て布をして、アイロンをかけてください。

帯のしまい方

これで帯をしまう準備ができましたね。それでは、帯のしまい方はどうしたらいいのでしょうか?実は帯のしまい方にはそこまでのルールはありません。適当な大きさにたたむか、巻いてしまっておきましょう。

もうワンランク上の浴衣のお手入れを目指そう

とりあえず浴衣の収納は大丈夫でしょう。帯に関しても詳しくなりましたよね。ここから、より丁寧なお手入れ方法もご紹介したいと思います。

具体的に説明するのは、干すときのコツと脱いだ直後のお手入れについて。どちらも細かいポイントかも知れませんが、実は収納の仕方と同じくらい大切な部分!

浴衣を干すときのコツとは?

収納と同じくらい、型崩れを左右するのが洗濯。特に干すときに気を抜くとシワやクセが残ってしまいます。浴衣はワンシーズンしか着ないので、その他の期間に崩れっぱなしというのは避けたいですよね。干すときのポイントごとに見ていきましょう。

陰干し

日当たりは良い方が早く乾くイメージがありますが、実はNG。せっかくの美しい色や模様が、直射日光によって色あせてしまいます。風通しの良い日陰で干して、色あせを防ぎましょう。

形を整えて干す

面倒に感じて雑に干してしまうとシワやクセのもと。袖に棒などを通して、きちんと広げた形で干すようにしましょう。物干し竿があるご家庭は干しやすいですね。部屋干ししかできないという方も、着物用ハンガーというアイテムがあるので活用しましょう!

シワをしっかり伸ばす

シワはしっかり伸ばして干しましょう。まだ濡れている段階ではクセとして残りません。むしろ乾いてからの方が形は戻りづらいのでここがチャンスなのです!干すときにしっかり伸ばして、次回はサッと着られるようにしておきましょう。

浴衣を脱いだ直後のお手入れも忘れずに

もう1つのポイントが浴衣を脱いだ直後です。何気なくその辺に置いてしまう方も多いのでは?おすすめしたい方法は、脱いだらすぐハンガーにかけるというもの。その日の湿気を取ることが大切になります。着物用ハンガーがあるとさらに良いですね!

浴衣は着ている間に、汗や湿気を吸収しています。この湿気を取るために、一晩くらい干しておくといいでしょう。着る機会が連続するような時期でも、この方法であれば洗わなくても大丈夫。同じくシワを軽く伸ばしておけば、次回もすぐに着て出かけることができますよ。

まとめ

まずは浴衣をしまう前に、シミなどの汚れはないか、洗濯はしてあるかを確認してください。浴衣にシワができないように、きちんとしたたたみ方をしてしまっておきましょう。また、帯もなんとなくたたんでしまうのではなく、お手入れをしてからしまってください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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