さまざまな掃除に使えて便利なマイクロファイバークロス。洗剤なしで水垢や皮脂汚れなどを落とし、乾拭きと水拭きができます。ニトリやカインズ、無印、100円ショップのダイソーやキャンドゥで販売されています。使い捨てと繰り返し使えるタイプそれぞれの使用感や商品詳細を実際に使って比較しました！

マイクロファイバークロスとは？特徴やメリット

マイクロファイバークロスは、乾拭きと水拭きの両方に使える、拭き掃除に便利なアイテム。超極細の繊維でできており、繊維の表面にある目に見えないほど小さな凹凸によってホコリや汚れをキレイに掃除できます。

マイクロファイバーは吸水性が高いため、クロスだけでなく、タオル、食器の水切りマット、寝具などでも活躍。乾くのも速く、便利に活用できます。

マイクロファイバークロスのおすすめの使い方

キッチンやリビングなどの拭き掃除

マイクロファイバークロスは、家の中の掃除をする際に大活躍！洗剤を使わなくてもある程度の汚れは落とせるので、洗剤や水が使えない場所の掃除にもおすすめです。吸水力を活かして、食器拭きに使うのもいいでしょう。

メガネや液晶画面の拭き掃除

乾拭きでも使えるので、スマホやパソコンといった家電を拭きあげる際にもピッタリ。使う場所ごとにマイクロファイバークロスを使い分けて上手に掃除をしましょう。

車の拭き掃除

吸水性の高いマイクロファイバークロスは、車や自転車の拭き掃除にも便利。普通のタオルよりも、素早く水の拭き取りができます。

車掃除にちょうどいい、厚手で大きめサイズのマイクロファイバークロスも販売されているので活用してみてください。

ニトリ？カインズ？使い捨て感覚で使える人気商品を比較

カインズ

カインズのマイクロファイバークロスは、5色展開とカラーが豊富に揃うのがポイント。シンクはホワイト、コンロはグレーなど、場所ごとに使い分けがしやすいです。

サイズや入数はニトリと変わらないものの、価格は100円ほど安いのも魅力。サイズもニトリと同じで、タオルハンカチくらいの大きさがあります。

▶︎使い捨てマイクロファイバークロス｜カインズ公式HP

ニトリ

ニトリではもともと「使い捨てマイクロファイバークロス」という商品が評判でしたが、新たに新商品として「繰り返し使えるマイクロファイバークロス2」が登場。商品説明を見るとクロス自体に変化はさほど無いように思えますが、パッケージはスマートに進化しています。

縦、横、斜めと3方向から取り出し口を選べるので、置き場所に合わせて使いやすく設置ができそうです。

▶︎繰り返し使えるマイクロファイバークロス2(20枚入)｜ニトリ公式HP

厚みや触り心地を比較

カインズとニトリのマイクロファイバークロスを比べてみると、触り心地や厚みに違いはあまり感じられませんでした。ホワイトの色味は、ニトリの方が若干黄みがかったアイボリーに近かったです。

編集部スタッフH

よく触ってみると、カインズの方が気持ちふわふわしていて柔らかいかも……？布の端の処理の仕方は同じで、見た目だけでは違いが分かりづらいです。

使い勝手を比較

クロス自体のサイズ感は変わらないため、使い勝手にも違いはほとんど無し。ただ箱の大きさや取り出し口のデザインが違うため、キッチンのような狭い空間に置く場合は、ニトリの方が便利でした。

編集部スタッフH

ボックスティッシュくらいの大きさはあるので、置き場所は考えておいた方がいいかもしれません。ニトリのマイクロファイバークロスの箱は、表面のデザインもスッキリしているので、そのまま出していても生活感を抑えられるのがうれしいです。

汚れ落ちを比較

水垢が溜まった蛇口で汚れ落ちを調査。左側をカインズ、右側をニトリのマイクロファイバークロスで拭いていきます。クロスの一部を少し水に濡らして絞り、水拭き→乾いている部分で乾拭きを行いました。

分かりやすいよう真ん中は拭かずに残してみましたが、右も左もすっかりキレイに。サッと拭いただけであっという間にピカピカになっていきます。

パソコンの画面でも汚れ落ちを調査。左側をカインズ、右側をニトリのマイクロファイバークロスで拭いてみました。

ティッシュだとなかなか落ちない指紋汚れも、マイクロファイバークロスなら簡単に落とすことができます。カインズとニトリ、どちらのクロスも変わりなく落としやすかったです。

編集部スタッフH

どちらの商品も遜色なく、とても便利に使えました！カインズもニトリも元々399円（税込）で販売していたようですが、2024年1月現在カインズのマイクロファイバークロスの価格は298円（税込）！この価格ならカインズの方に軍配が上がりそうです。

無印良品やダイソーのマイクロファイバークロスもおすすめ

無印良品

無印良品のマイクロファイバークロスは2枚入り。布の端がしっかり処理されていて、サイズも大きめの作りをしています。フローリングモップにもちょうどよく取り付けられるサイズ感のため、重宝しそうなアイテムです。

編集部スタッフH

厚みはカインズと同じくらいで、無印のクロスの方が繊維が詰まっているなと感じました。フローリングモップのシート代わりにして洗って繰り返し使えば、結構節約になりそうです。

▶︎マイクロファイバークロス｜無印良品公式HP

ダイソー／キャンドゥ

画像左：無印良品／画像左下：ダイソー／画像左上：キャンドゥ

100均のダイソーやキャンドゥでも、マイクロファイバークロスを発見。どちらもいくつか商品がありましたが、ダイソーはシンプルなデザインが多いのに対し、キャンドゥは柄物のクロスが多かったのが印象的でした。

編集部スタッフH

今回100均で購入したマイクロファイバークロスはどちらも30×30cmほどの大きさで、無印用品のクロスよりも大きかったです。キャンドゥはかわいい印刷がしてある分、厚みがなくペラっとした生地感。ダイソーは無印よりも固さや荒さがあるものの、厚みは割とあり。この価格なのでガシガシ使えそうです。

マイクロファイバークロスを使うときの注意点は？

乾燥機の使用はNG

化学繊維でできているマイクロファイバークロスは熱に弱いため、乾燥機に入れたりアイロンをかけることはNGとされています。洗って乾かすときは、影干しにするのがおすすめです。

拭き上げ時の傷付きに注意

マイクロファイバークロスは凹凸のある微細な繊維でできているため、柔らかく傷付きやすい素材を拭くときは注意が必要。傷が付かないか心配な場合は、目立たない箇所で少しだけ試してから全体を拭くようにしましょう。

マイクロファイバークロスは家中の掃除におすすめ！

水垢や油汚れなどを、ササッと拭くだけで簡単に落とせるマイクロファイバークロスは、一家に一枚は置いておきたいおすすめアイテムです。

カインズやニトリで販売されている20枚入りの商品なら、使い捨て感覚で気兼ねなく使うことが可能。「汚くなったクロスを洗ったり消毒したりするのが面倒」という方は、ぜひ1度活用してみてはいかがでしょうか！

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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