
【平成レトロ】中古デジカメで"エモい写真"が撮れると話題!注目モデルの写りを比較してみた
“平成レトロ”ブームで再注目!スマホでは出せない、あの頃のデジカメ写りとは?2000年代に発売された中古デジカメが、Z世代を中心に再ブーム。フィルムライクな色味やざらつきのある描写が「エモい」と話題に。この記事では、FUJIFILM・Nikon・Panasonicの人気モデルを実際に撮り比べ、それぞれの個性や写りの違いを徹底解説。1万円以下で手に入るおすすめ機種や、スマホ転送のやり方、購入前にチェックすべきポイントまで網羅。中古デジカメで失敗しないための完全ガイドです。
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目次
今こそ注目!あえて選ぶ「中古デジカメ」が若者に大人気の理由

今、SNSでじわじわ注目を集めているのが「中古デジカメ」!“写ルンです”ブームの延長で、Z世代を中心に人気が広がっています。とくに、2000年代~2010年代前半の“ちょい昔”デジカメで撮った写真が「エモすぎる」と話題に。スマホには出せない独特の色味やざらつき、レトロ感が逆に新鮮で、おしゃれ心をくすぐります。
しかも中古なら1万円前後と値段がお手頃なのも魅力のひとつ。“古いからこそ、あえて選ぶ”そんなセンスを持つ若者たちの間で、じわじわブームがきています!
激安!FUJIFILMの中古デジカメを4,290円でゲット

先日、セカンドストリートで『FUJIFILM FINEPIX F770EXR』を4,290円(税込)ゲット!バッテリーや充電器、ストラップまでセットで、目立つ傷もなし。しかもメルカリでは同じモデルが1万円以上で出品されていたので、かなりお得な買い物です。
FUJIFILMのデジカメといえば、「写ルンです」と同じメーカーで、フィルムっぽい濃くてドラマチックな色味が魅力。「買うなら絶対フジ!」と決めていた私にとって、まさに運命の一台でした!さらに、もし使いこなせなくてもメルカリで売れば元は取れるかも…という安心感も後押しに。中古市場はいま非常ににぎわっていて、価格が落ちにくいのもうれしいポイントです。
セカンドストリートやハードオフなど、大手のリユースショップが狙い目!現物を手に取ってじっくり確認できるうえ、店舗によっては動作保証がつくこともあります。
スマホ転送に必要なのはSDカードと転送アダプタだけ

デジカメ本体のほかに、今回そろえたのがSDカードとカードリーダーです。デジカメ本体には基本的に保存容量がないか、あっても数枚しか保存できないので、写真を撮るにはSDカードは必須アイテム。また、SDカードに保存された画像をスマホに送るためにはカードリーダーが必要です。昔はパソコンがないと写真を取り出せませんでしたが、今はスマホ用のカードリーダーがあるので超簡単。
今回は、どちらも安くそろえられたので、全部で7,000円台でスタートできました!
FUJIFILM FINEPIX F770EXR | 4,290円(税込) |
KIOXIA SDカード 128GB | 1,380円(税込) |
Anker カードリーダー | 1,490円(税込) |
合計金額 | 7,160円(税込) |
SDカード|動画もたっぷり撮るなら128GBがおすすめ
KIOXIA(キオクシア)【日本製】SDカード 128GB
中古デジカメは基本的にmicroSDカードではなく、フルサイズのSDカードが必須です。動画をたっぷり撮りたいなら128GBがおすすめですが、写真メインなら32GB~64GBで十分。1TBのような超大容量には対応してないことが多いので、何GBに対応しているのかを購入前に必ず確認しましょう!
容量 | 写真の目安 (800万画素の場合) | 動画の目安 (HDの場合) | おすすめな人・使い方 |
32GB | 約5,000枚 | 約5~6時間 | ちょっと試してみたい初心者、日常スナップ中心 |
64GB | 約10,000枚 | 約10~12時間 | 撮影枚数多め、旅行やイベントで使いたい人 |
128GB | 約20,000枚 | 約20~24時間 | 動画もたっぷり撮りたい人、長期間使いたい人 |
※実際の枚数・時間は画質や機種により変わります。
カードリーダー|SDカード対応のものを選ぼう
Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー
カードリーダーは、microSD専用のリーダーでは使えないため、必ずSDカード対応と明記されたものを選びましょう。また、スマホの端子に合わせて、Type-C(主にAndroidや一部のiPhone)かLightning(主に旧型のiPhone)に対応したものを選ぶのがポイントです。差し込むだけで使えるタイプは手軽でおすすめ。価格は1,000~1,500円ほどが目安です!
簡単!スマホ転送の手順
一般的なカードリーダーを使ったスマホへの転送方法は以下の通りです。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればとても簡単な作業です!
手順 | 詳細 |
1. SDカードをデジカメから取り出す | 撮影が終わったら、デジカメからSDカードを抜きます。 |
2. スマホ対応のカードリーダーにSDカードを挿す | スマホの端子(Type-CやLightning)に合ったカードリーダーを用意し、そこにSDカードを差し込みます。 |
3. スマホにカードリーダーを接続する | スマホに直接カードリーダーを差し込むと、自動でファイルアプリや写真アプリが立ち上がることが多いです。 |
4. 写真をスマホに保存する | 読み込まれた写真を選び、スマホ本体に保存します。機種によっては「インポート」「コピー」などのボタンが表示されます。 |
これが話題の“エモい写真”!中古デジカメで撮ったリアルな写りを大公開
今回は、購入した『FUJIFILM FINEPIX F770EXR』で撮影した日常写真、他のスタッフが所持していた中古デジカメ『nikon coolpix L2』『Panasonic lumix dmc-fx77』で撮影した、旅行風景の写真を紹介します。
メーカーによって色味や質感が驚くほど違うのもカメラの面白さのひとつ。同じ被写体を撮っても、まったく違う雰囲気の写真になります。写真と合わせてメーカーごとの色味や写りの特徴もまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
FUJIFILM FINEPIX F770EXR(2012年発売)

色味の傾向 | 写りの特徴 |
少しマゼンタ・赤寄り、フィルムライク | コントラスト強めでメリハリあり。色味が濃く、フィルム的なニュアンスが強い。肌色にも個性あり。 |
FUJIFILMのデジカメは、フィルムメーカーならではの“濃くてドラマチックな色合い”が魅力。デジタルでもしっかりとフィルム感があり、フィルムカメラ好きの心をくすぐります。
人物撮影では肌にほんのり赤みが差し、どこか昔っぽい雰囲気に。シャープすぎず、淡すぎない、その絶妙なバランスに惹かれる人は多く、中古市場でも根強い人気を誇っています。


nikon coolpix L2(2006年発売)

色味の傾向 | 写りの特徴 |
寒色系、すっきりした色合い | シャープで硬め。とくにフラッシュ使用時は「パキッ」とした写りでフィルム風にも。解像度高め。 |
Nikonのデジカメは、“寒色系の色味とパキッとしたシャープな写り”が魅力。冷たさのあるレトロ感と、硬質で懐かしいフィルムライクな質感を味わえます。
人物撮影では少しクールな印象に仕上がり、それが逆にモード感を演出。解像度も高く、細部までしっかり描写できるため、シャープで洗練された写真を求める人におすすめです。

撮影場所:エスコンフィールド

撮影場所:江の島岩屋
Panasonic lumix dmc-fx77(2012年発売)

色味の傾向 | 写りの特徴 |
ナチュラル~やや暖色系。やわらかい色乗り | 発色は自然め。光の回り方がやさしく、少し「光漏れ感」も出やすい。やや美肌傾向。 |
Panasonicのデジカメは、“自然でやわらかくて優しい色合い”が魅力です。デジタル特有の硬さがなく、まるでレース越しの光のような、ふんわりとしたエモい写りが楽しめます。
人物撮影では肌の質感をやわらかく見せてくれるため、自然な美肌効果も期待でき、ポートレートや自撮りにもぴったり。初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

撮影場所:奈良公園

撮影場所:江の島岩屋
中古デジカメの写りの特徴比較まとめ
機種 | 色味の傾向 | 写りの特徴 |
FUJIFILM FINEPIX F770EXR | 少しマゼンタ・赤寄り、フィルムライク | コントラスト強めでメリハリあり。色味が濃く、フィルム的なニュアンスが強い。肌色にも個性あり。 |
nikon coolpix L2 | 寒色系、すっきりした色合い | シャープで硬め。特にフラッシュ使用時は「パキッ」とした写りでフィルム風にも。解像度高め。 |
Panasonic lumix dmc-fx77 | ナチュラル~やや暖色系。やわらかい色乗り | 発色は自然め。光の回り方がやさしく、少し「光漏れ感」も出やすい。やや美肌傾向。 |
後悔しない!中古デジカメ購入前に知っておきたい選び方のコツ
ここでは、中古デジカメを購入する際に「絶対にチェックしておきたい3つのポイント」を詳しく解説します。一見お得に見える中古品でも、状態や付属品によっては思わぬトラブルにつながることも。後悔しない買い物にするために、事前に知っておくべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
1. メーカーごとに“写りの特徴”をチェック
先ほどの比較表にもありますが、メーカーによって写りの個性は大きく異なります。そのため、好みや撮りたい写真のイメージに合わせて選ぶのが重要です。
FUJIFILM | 濃くてドラマチック、フィルムカメラ好きにも刺さる色合い |
Nikon | 冷たさのあるレトロ感、硬質で懐かしいフィルム写り |
Panasonic | やわらかくて優しい、まるでレース越しの光みたいなエモ写り |
Canon | ナチュラルで明るく、クセのない色味。万人受けする王道の写り |
SONY | シャープで高コントラスト、現代的でスタイリッシュな仕上がり |
一般的なメーカーごとの特徴は上記の通り。事前にSNSなどで作例を検索して、気に入った写りのメーカーを把握しておくのがおすすめです!同じメーカーでも機種によって違いはありますが、大まかな傾向は似ている場合が多いです。
2. 付属品の有無をしっかり確認
安いと思ったらバッテリーがついていなかった...ということもあるので、付属品は必ず確認するのがおすすめです。とくにバッテリーと充電器は重要で、これらがないと純正品を別途購入する必要があって、結果的に高くついてしまうことも。
SDカードは基本的に付属していませんが、まれについている場合もあります。ストラップやレンズキャップなどの小物は、なくても問題ありませんが、あるとうれしいポイントです!
3. 店頭・出品者による動作確認が必須
中古デジカメは動作確認が必須です。中古ショップだと1ヶ月間の保証がついている場合もあるので、比較的安心してお買い物できますが、メルカリなどのフリマアプリで買うときはやや注意が必要です。
・電源が入るか
・シャッターが切れるか
・液晶画面に問題がないか
・フラッシュが光るか
・レンズにカビや曇りがないか
・ズームがスムーズに動作するか
動作確認のチェックポイントは上記の通り。とくに、レンズにカビや曇りがないかは重要なポイントです。少しのホコリなら問題ありませんが、カビがあると写真に影響が出る可能性があるので必ず確認しましょう!
まとめ:エモい写真を撮るなら中古デジカメがおすすめ
中古デジカメは、スマホでは表現できない独特の「平成エモ」な写真が撮れる魅力的なアイテムです。1万円以下という手頃な価格で始められ、気に入らなければフリマアプリで売却も可能。メーカーごとに異なる色味の個性を楽しみながら、懐かしさと新しさが混ざった今どきの写真体験を味わってみませんか?きっと新しい写真の世界が広がるはずです!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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