
トイレの尿石は黄ばみの原因!掃除方法やおすすめの除去剤もご紹介!
トイレ掃除したのに臭いが取れない…。
しつこく洗っているけど、黄ばみが取れない…。
その原因、こびりついた「尿石」によるものかもしれません!
尿石は放っておくと排水管が詰まる原因になったりします。
今回は尿石の説明や掃除方法、予防方法をくわしくまとめました。
目次
尿石とは?原因は何?
トイレにこびりついた黄色い汚れ、それが尿石!
尿石は尿に含まれる、リン酸カルシウムという成分が、尿素やたんぱく質と結合してできるアルカリ性の汚れです。
他のトイレ汚れよりも、こびりつきやすく、落としにくいという特徴があります。
そのため、普段のトイレ掃除では取り切れず、黄色い汚れが残ってしまうのです。
また、尿石にはアンモニアが含まれているので、トイレの臭いの原因になってしまいます。
便器が黄色くなってきたり、臭いがするようであれば尿石掃除をしましょう。
トイレの尿石にはこの掃除法がオススメ!
普段のトイレ掃除では中々落とせず、次第にこびりつき固まっていく尿石。
そんな尿石掃除にオススメの方法は主に以下の3つです!
・酸性洗剤を使った掃除
・尿石除去剤を使った掃除
それではそれぞれの方法を詳しく紹介していきます!
重曹とクエン酸で掃除
環境にも人にも優しい洗剤として、お掃除好きに愛される重曹とクエン酸。
そんな重曹とクエン酸を合わせて使うと発生する泡が、尿石の汚れに効果的なんです!
・クエン酸
・スプレーボトル
・トイレ掃除用ブラシ
ブラシで磨いただけでは取れない黄ばみは尿石です。
クエン酸水(水100mlに対してクエン酸小さじ1/2目安)を、スプレーボトルに入れて吹きかけましょう。
クエン酸スプレーを吹きかけた場所に、重曹の粉末をかけます。
クエン酸と重曹が反応して泡が発生するので、しばらく置いておきましょう。
30分~1時間ほど時間を置いた後、トイレ用掃除ブラシで尿石がある箇所を磨いていきましょう。
泡が尿石にしっかりと密着していれば、汚れを落としやすくなっています!
酸性洗剤で掃除する
アルカリ性の尿石汚れには、強力な酸性洗剤などが効果的です。
サンポールなどがその代表でしょう!
酸性洗剤を浸透させるためには、ただ洗剤をかけるだけでは効果が薄いんです!
トイレットペーパーを敷き詰めることで、より尿石に洗剤が染み込みますよ。
トイレットペーパーにしっかり染み込むように洗剤を掛けましょう。
洗剤をかけた後は、洗剤が尿石にしっかり付着するまで少し待ちます。
トイレットペーパーを洗い流してから、ブラシで尿石が気になる箇所を磨いていきます。
洗剤の成分がしっかりと付着していれば、簡単に落とすことができますよ。
尿石除去剤で掃除する
尿石汚れは放っておくと、配管詰まりの原因になってしまうこともあります。
そうした尿石汚れに特化したものが尿石除去剤ですが、劇薬なので取り扱い説明を見て、注意しながら使っていきましょう!
どうしても黄ばみが落ちない時は、「削り取る」という方法もありますよ!
詳しくはこちらの記事をご覧ください♪
あわせて読みたい
トイレの尿石は耐水サンドペーパーで落とそう!
頑固なトイレの尿石を何とかしたいなら、耐水サンドペーパーで物理的に磨き落とすという方法も有効です。
洗剤では思うように落ちない、もっと素早く掃除したいなら、耐水サンドペーパーを使ってみましょう。
耐水サンドペーパーってなに?
耐水サンドペーパーは紙やすりの仲間で、水をつけて研げるという特徴があります。
水をつけて使用するため、摩擦面が熱を持ちづらく安心、削ったときの粉が周囲へ広がりにくい、という点も耐水サンドペーパーの持つメリットです。
「耐水サンドペーパーなんて見たことない」
という方も多いと思いますが、ホームセンターやインターネット通販で、手ごろな価格で販売されています。
トイレだけでなく、洗面所やキッチンなどの水回り掃除に使えますので、持っておくと便利です。
耐水サンドペーパーは目の粗さによって、200~3000番くらいの番手ごとに分けられています。
トイレの尿石対策に使うなら、1500~2000番手くらいを選ぶのがおすすめです。
尿石以外の部分を掃除する場合は、陶器に傷をつけないように3000番を選ぶようにしましょう。
耐水サンドペーパーの使い方!
それでは、実際に耐水サンドペーパーを利用して、トイレの尿石汚れを落としていく方法をみてみましょう。
・ゴム手袋
・はさみ
耐水サンドペーパーは、はさみで使いやすいサイズにカットして使います。
小さいサイズで十分汚れを落とせるため、5cm~10cm角程度で大丈夫です。
ゴム手袋をはめ、濡らした耐水サンドペーパーで尿石部分を擦ります。
陶器を傷つけないように、やさしい力で繰り返し、擦り落としましょう。
耐水サンドペーパーの砥石部分が減ってきたら、新しいものに取り換えます。
ザラザラとした感触がつるつるになったら、お掃除完了です。
耐水ペーパーを使用する際の注意点
耐水ペーパーは水の力を利用して、研磨を行うアイテムです。
水なしで使用してしまうと、思わぬ傷の原因になるため、必ず濡らしてから使用しましょう。
耐水サンドペーパーは水に強い素材になっています。
掃除が終わった後はトイレに流さず、ビニール袋で包むなどしてから、外のゴミ箱に捨てるようにしましょう。
トイレの尿石は簡単に防げる!とっておきの予防法
一度つくとこびりつき、落としにくい尿石ですが、日頃のケアで簡単に防ぐことができます。
こまめなケアの仕方は以下の3つ。
・こまめな掃除を心がける!
・置き型洗浄剤を使う!
順番に理由を紹介していきます!
使用後は毎回流す
節水・節制のために毎回流さない方もいるかと思いますが、それは尿石が溜まる原因になってしまいます。
臭いや汚れを防ぐために、必ず毎回流すことを心がけましょう。
排水が悪くなり、業者さんを呼ぶことになってしまっては、余計お金がかかってしまいますよ。
こまめな掃除
尿石が作られる前に掃除をすれば、尿石も簡単に落とせます。
こまめな掃除を習慣づけしてキレイなトイレをキープしましょう。
置き型洗浄剤
毎回の掃除を楽にしたいならば置き型洗浄剤もオススメ。
置き型洗浄剤が水を流す度に便器の除菌をし、汚れが落ちやすくなります。
また汚れ防止の効果が便器をコートし、汚れの付着を抑えて便器のきれいを保つことが出来るんです。
おすすめのトイレ尿石除去剤3選
最後におすすめのトイレ尿石除去剤を3つ紹介します!
和協産業の「デオライトL」
おすすめ 商品

和協産業の「デオライトL」は尿石除去だけでなく臭いの元を断つ働きがあります。
酸性洗剤のツンとした臭いもあまり気にならないため、敏感な人でも使用可能。
洗剤をかけてから2~3分もかからないので忙しい人にもおすすめ。
ecostore「トイレクリーナー (ユーカリ)」
おすすめ 商品

環境や体にやさしい植物由来の成分を使用しているこちらの洗剤。
細めの注ぎ口のため、汚れに狙い撃ちしやすい点が使いやすく嬉しいポイント。
フチ裏にもつけやすい形状のため、細かい部分も洗えます。
また、上品なユーカリの香りがするので、トイレの臭いの悩みもスッキリします。
旭化成ホームプロダクツ「トイレクリーナー(ラベンダー)」
おすすめ 商品

クエン酸が配合されているこちらの洗剤は、環境に配慮されたエコボトルも特徴のひとつ。
使いやすさがグッドポイントで、特にノズルが逆の向きについているため、逆さまにしても出やすい点が便利です。
まとめ
トイレの尿石は黄ばみや臭いの原因。
汚れが溜まりやすい場所なので、今回紹介した方法で一度お掃除してみることをオススメします。
また、こまめな掃除がトイレをキレイに保つポイントなので、日頃の習慣が大切ですね。
