メガネの洗い方はとても簡単♪注意点は眼鏡を外すので見えないこと…
眼鏡、それは魅惑のアイテム。数百年の昔にイタリアで生まれ、発明者がついぞ名を明かさなかったそれは、一部の人々にとっては生活に欠かせない大切なものであることでしょう。
その性能も然ることながら、人と共に進化を続け装飾品としても服や靴などと並び立つまでになっている。場合によっては個人のアイデンティティーとして扱われている事すらあるのです。(普段かけてる人が眼鏡を外すと「だれ?」ってなりますもんね)
けれども、美と技術の結晶であるが故にとても繊細であることを知らない人も多くいるはず。汚れたらメガネ拭きで拭けばいい?なんということをするのです!
この機会に正しい知識をつけ、眼鏡を正しく洗いましょう。それは貴方の目なのですから。
そんな僕はコンタクト。
メガネへのNG集
メガネって、案外NGが多かったりします。掃除について話す前に、これを読んで肝を冷やしてくださいね。
服で拭く
……ダジャレじゃありませんよ?
これ、ダメだと分かっていてもついやっちゃう事ってあると思います。ご想像通りレンズがかなーり傷つくので控えましょう。ティッシュで擦るのもアウトですよ?
メガネ拭きを洗わない
洗うって発想をしない人もいることでしょう。メガネの汚れを引き受けるだけで消し去っているわけじゃないので、どんどん汚れていきます。詳しい洗い方も書いてるので、こっちの記事『メガネ拭きクロスの洗濯の方法を変えたら、曇った人生にもおさらば出来た!』をご覧あれ。
お湯に入れる
温泉とかでかけちゃうと、レンズが膨脹したりフレームが曲がったり……。メガネは熱に弱いのです。料理中に跳ねた油なんかも危険ですね。
どうしてもという場合は先代に出てきてもらいましょう。もう使わないものなら傷ついても被害が少ないはずです。
石けんで洗う
いやまあ石けんに限った話じゃないんですけどね。酸性だとかアルカリ性の物をメガネに使うのはやめましょう。
使っていいのは中性だけ。それ以外を使うと、メガネの多層コーティングが剥がれちゃいます。酷くなるとゴミに早変わりするので、気をつけて下さいね。
レンズの洗浄
メガネ拭きで拭けばいいじゃん?それが大きな間違いなのですよ。とりあえず、普段ちょっと汚れた時の対処を。
普段の汚れ
なぜメガネ拭きだけじゃダメかというと、原因はホコリです。ホコリって実はそれなりに固くて、ホコリが付いたまま拭いちゃうと表面がガリガリ削れていくのですよ。
用意するもの
・洗面所
・ティッシュ or タオル
・メガネ拭き
手 順
1. メガネを水洗いする
流水でホコリを洗い流してください。水を溜める必要はないです。
2. 水分を拭き取る
ティッシュやタオルなんかで水を取ってください。擦るのではなく、当てるようにしましょう。
3. メガネ拭きで汚れを取る
これは普段から言えることですが、強く擦るのはやめてください。いくらマイクロファイバーとはいえ、擦ると傷ついてしまいます。
まあ、何が違うって水で流すだけなんですけどね。それでもかなり傷を減らせるはずです。
落ちにくくなった汚れ
ちょっと拭くだけじゃ汚れが取れないーって場合の方法です。……が、メガネクリーナーとかの代用でしかないので、使えるならそっちのが効率いいぞってのは覚えておいてくださいね。
用意するもの
・洗面器
・水
・中性洗剤
・ティッシュ or タオル
・メガネ拭き
手 順
1. 洗面器に水を溜め、洗剤を溶かす
洗剤の量は軽く泡立つくらいでいいでしょう。お湯だけじゃなくぬるま湯もダメですよ?
使ったのは、こちら。え?洗濯用洗剤をメガネに?意外ですよね。
こちらは、中性洗剤。セーターやニットなどのデリケートなお洋服や型崩れさせたくないおしゃれ着に使います。洗浄力がアルカリ性洗剤ほど強くないのでレンズに使っても大丈夫です。
2. 流水でホコリを落とたら、洗面器に浸けて洗う
指で洗っちゃいましょう。あ、手も洗っておいてくださいね。
3. 洗剤を洗い流し、水分を拭く
流水でいいです。ティッシュやタオルで水を拭く時は、やはり擦らず吸い取るようにしてくださいね。
4. メガネ拭きで汚れを拭く
いやもう説明いらんでしょう。
まあこんなものです。くれぐれも中性のもの以外使わないでくださいね。
あと、鼈甲(べっこう)みたいなそもそも水NGなメガネは無理です。おとなしくクリーナーを買うか、メガネ屋で綺麗にしてもらって下さいね。
ちなみに、メガネ拭きの洗い方ってご存知ですか?
あなたの使っているメガネ拭きも、実は知らない間に汚れているかも…!汚れた状態で使うと、レンズに傷を付ける原因になってしまいます。
こちらでは洗濯機、手洗い両方での洗い方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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フレーム等
レンズはメガネの命ですが、それを支えるフレーム達を忘れてはなりません。汚れは目立ちにくい部分ですしそれほどこまめに掃除する必要もありません。が、あまり放っておくと稼働部が動きにくくなったり、油汚れが落ちなくなったり……。
それほど難しいことではないので、ちゃっちゃと掃除しちゃいましょう。
ツル
あれです、耳にかける部分。常に皮膚と接触しているので、とっても汚れが付きやすいです。いざ掃除……と行きたいところですが、メガネ拭きで拭くだけです。
タイミングとしては上の手順のときに一緒に拭いちゃいましょう。
鼻パッド&蝶番
鼻パッドは、まあ一番きたない所でしょう。中性洗剤でさらっと洗って油を落としてください。
蝶番(ちょうつがい)も鼻パッドも動かせる部分です。ここに色々たまってしまうと動きが悪くなります。そういうときに歯ブラシを登場させましょう。水で流しながら磨いていってください。
あ、鼻パッドできたないのは裏の部分ですから、気をつけて掃除してくださいね。
まとめ
よく分からない語りから始まったこの記事を最後まで見て下さってありがとうございます。僕なら即ブラウザバックしてますね。
眼鏡使い(?)にとって、眼鏡は臓器と同じくらい大事なものだったりします。水晶体が目の外に出てるみたいな物ですから。
きれいに洗って、貴方の視界を広げましょう。