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更新日: 2024年9月11日

ネックレスの修理はチェーン切れがネックです?部品の種類ごとに解説

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ネックレスって、ささいなことで簡単に切れてしまうもの。
洋服を脱ぐときにうっかり引っ掛けてしまったり、ネックレスをつけたまま寝て、起きたら切れていた、なんてことも。
特に小さなお子さんがいると、お子さんがネックレスを引っ張ってちぎってしまうこともありますよね。

そこで、ネックレスを修理したい!と思っても、貴金属屋さんにお願いすると結構お値段が張ってしまって諦めてしまったり。
この記事では、自分でできる修理とその方法、そして自分ではできない修理について解説していきます!

さて、あなたのネックレス、どんな感じに切れていますか?
この下の2つのパターンのうち、どちらかになると思います。

・ネックレスチェーンの本体が切れた
・ネックレスの留め具が外れた・無くなった

どちらのパターンでしたか?
それぞれのパターン別に、自分で修理が出来るか・出来ないかと、修理方法を解説していきますね♪

修理ができるチェーン・できないチェーン

一番よくあるのが、ネックレスの本体の部分が切れてしまったという場合です。
チェーンネックレスならチェーン部分、糸を通した真珠のネックレスなら、その糸部分が切れてしまった、という場合です。

2つの条件を満たすネックレスは自分で修理ができる

まずは、自分で修理できるネックレスのチェーンを確認しましょう!
2つのポイントをチェックすれば、自分で修理できるのかどうかが分かります♪

・金属のチェーンである
・ネックレスのトップがチェーンに固定されていない

ごく一般のネックレスは、金属チェーンで出来ていますよね。
そんな金属チェーンのネックレスのチェーン部分が切れたときは、チェーンを交換することができる場合もあります。

 

丸で囲まれた部分がネックレスのトップ部分です。このネックレスのトップ部分が、ネックレスのチェーンから取り外せる場合、自分で修理が出来ます

 

それ以外は自分で修理ができない

2つの条件を満たさないネックレスは、自分で修理することができません!

糸のネックレス

真珠のネックレスなど、ネックレス本体部分が糸になっていて、糸部分が切れてしまった場合、糸替えが必要になります!

しかし糸替えは時間がかかり、また自分で糸替えをすると糸がたるみ綺麗に仕上がらない可能性が高いため、アクセサリー修理業者さんにお願いするのがオススメです。

 

ワイヤーのネックレス

ワイヤーを通した真珠のネックレスや、ブラックダイヤのネックレスに関しても、ワイヤー替えが必要になります。

糸替えと同様に大変繊細な作業となるので、アクセサリー修理業者さんに頼むのがいいですね!

 

その他のネックレス

上記以外の材質のネックレスは、修理が複雑なものとなるため、自分での処理はおすすめできません。
アクセサリー修理のプロにお願いして、キレイに修理してもらいましょう♪

 

ジュエリー修理のプロはこう直す

実は、ネックレスを自分で修理できるとしても、チェーンを変えると、かなり印象が変わってしまいます。大切なネックレスであれば、なるべくそのままの状態で使い続けたいですよね。

そんなときには、ジュエリー修理の業者さんにネックレスの修理を依頼しましょう!プロは、ロー溶接レーザー溶接という方法で、切れたチェーンをそのままつなぎ合わせてくれます。

 

また、チェーンを新しく買うととても高価な場合も、アクセサリー修理業者さんに修理してもらうのがオススメです!
購入した店舗や、町の貴金属屋さん、ネット上の修理業者さんなどにお願いしましょう。
店舗さんによっては、チェーンを自分で替えるよりもお手頃に、キレイに修理してくれるようです♪

チェーンの修理の方法

お手持ちのネックレスのトップにぴったりなチェーン、見つけられましたか?
それでは、チェーンを交換して、またお気に入りのネックレスを身につけましょう♪

用意するもの

・丸環(まるかん)

手芸の定番アイテム、丸環です。線径の細いプレーンなパーツなので、繊細なデザインにピッタリです!

・小さいペンチ


手芸の必需品、平ペンチ・丸ペンチ・ニッパーの便利な3点セットです♪アクセサリーパーツを加工するのにぴったりの商品です。

・新しいネックレスチェーン

しなやかさが人気のベネチアンチェーン。あまりチェーンらしさを出したくないペンダントにおすすめの商品です。輝きが強いシルバーで、華やかな胸元を演出してくれます。長さによって雰囲気も大きく変わるので、この機会にお好みのものをお選びください♪

 

手順
1
トップをチェーンから外す

切れてしまったチェーンから、ネックレスのトップ部分を取り外します。

2
トップを新しいチェーンに通す

古いチェーンから外したトップを、新しいチェーンに通します。

Point
左利きの方は、この機会にトップを通す向きを逆向きにして、使いやすくするのがオススメです!

 

修理ができる留め具・できない留め具


ネックレスの留め具は繊細で、簡単に外れたり無くなったりしてしまうものですよね。
でも、留め具が壊れたくらいで修理を頼むのは面倒・・・という方もいるはず。

留め具には様々な種類があり、その中には構造が簡単で自分でも修理できるものがあります。
まずは自分で修理できるもの・できないものについて解説しますね♪

自分で修理できるタイプ

留め具を自分で修理できるネックレスには3つのタイプがあります。
新しいパーツと交換するだけなので、自分でも手軽にできちゃうんです!
お持ちのネックレスがとのタイプか確認してみてくださいね。

引き輪とプレート

最も多く使われている留め金です。様々なタイプ、ブランドのネックレスに幅広く使われています。
金具のサイズは、そのネックレスに合わせて様々ですので、お持ちのネックレスに合ったサイズのパーツを用意してくださいね!

・引き輪

1パック5個入りの、通常よく使われるサイズの引き輪です。ゴールドなので、高級感があります。

 

・プレート

日本製18金ゴールドのプレートです。きちんとした素材なので、輝きが違いますね♪

 

フック

重量があるネックレスに使われることが多い留め具です。

小さいサイズのフックです。色は6色展開なので、お手持ちのアクセサリーに合ったものを選んでくださいね♪

 

マグネット

マグネットで簡単に留められるタイプの留め具です。

小さいのに強力な磁力の、こちらの留め具。手先があまり器用でない方や、ご年配の方におすすめです。

 

自分で修理できないタイプ

残念ですが、留め具を自分で修理できないネックレスには4つのタイプがあります。
このタイプのネックレスの修理は、プロにお任せするのをおすすめします。

中折れクラスプ

幅が広く重量があるネックレスに使われることが多い留め具です。
直接ネックレスについている留め具のため、残念ながら自分での修理は難しいです。

 

パールクラスプ

パールネックレス等についている、花形の金具に差し込むタイプの留め具です。

 

差し込みクラスプ

差し込んで留めるため、どこに留め具があるかが分からないようになっているタイプの留め具です。

 

その他の留め具

その他にも、飾りのようになっている留め具など、様々な形状・材質の留め具がありますが、その場合はパーツ等も市販されていないため、アクセサリー修理屋さんに問い合わせてみましょう!

留め具の修理の方法

留め具のパーツはきちんと用意できましたか?
それでは、留め具の修理に入りましょーう!

用意するもの

・丸環
・小さいペンチ

引き輪とプレートを修理するとき
・引き輪
・プレート

フックを修理するとき
・フック
・プレート

マグネットを修理するとき
・マグネットタイプの留め具

手順
1
壊れたパーツを外す

壊れたパーツがチェーンについている場合は、チェーンから壊れたパーツを取り外しましょう。丸環を開けるときは、平ペンチを2本使って両手で前後に広げると簡単です。

2
新しいパーツをつける

新しいパーツを、丸環を使ってチェーンに取り付けていきます。丸環で、チェーンとパーツの間を繋ぎ、丸環を閉じます。丸環を閉じるときも、平ペンチを2本使い、前後にずらして閉じましょう。

自分で無理ならプロに頼もう!

手先が器用なら道具さえあればできてしまう、ネックレスの修理。
ですが、「道具を揃えるのが大変」「器用さに自信がない」という方もいますよね。

このような場合は、はじめからプロへ依頼しましょう。
ネックレス修理がはじめての方のために、プロへ頼むメリットや、必要な費用・期間をご紹介いたします。

プロに頼むメリットは?

ネックレスの修理は、素材によって方法が変わります。
プロへ依頼すれば、すぐにネックレスの素材を見抜き、適した方法で修理してもらえるため質の高い仕上がりになるでしょう。

丸カンを閉じるだけ。
という簡単な作業であっても、素人の場合は力加減が分からず、丸カンをつぶしてしまったり、変形させてしまったりするケースもあります。

また、自分でネックレスを修理する場合、金具注文時に必要以上の数が届いてしまうというデメリットがあります。
「ネックレスがたくさんあるから、今後も使える」
「手芸が好きだから、アクセ作りに活用できる」
という方なら良いのですが、大量の丸カンやカニカン、フックなどの置き場所で困りそうな場合も、プロに任せるのがおすすめです。

プロに頼むとどのくらいの費用・期間が必要?

ネックレス修理は、近所のジュエリーショップや宅配などでお願いできます。
それでは、プロへ依頼する場合、どのくらいの費用や期間が必要なのでしょうか?

チェーン展開されている、一般的なジュエリーショップを例にチェックしてみましょう。

「ネックレス修理の費用」

切れた部分のロー付け     1,000円~(1ヶ所につき)
丸カン・フック・プレート交換 1,000円

ネックレスの修理をプロへ依頼する場合、一般的な細いチェーンの場合は1,000円程度で修理できます。スクリューチェーンのように複雑なものは3,000円程度が目安です。

単純に丸カンが開いてしまっているだけ……という場合は、無料で閉じてくれるショップも多くあります。

ジュエリーショップではその他にも、長さ調整やクリーニングなどをお願いできますので、修理のついでにネックレスをリフォームしてみるのも良いですね。

「ネックレスを修理する期間」
切れてしまったネックレスの修理は、チェーン店であれば、基本的に即日対応可能です。
最短30分~3時間程度で直してもらえる場合が多いでしょう。

個人店やブランドの商品で、購入店に持ち込むような場合は、何週間もかかるケースもあります。

「急ぎでどうしても直さなければいけない」
という例は少ないと思いますが、デートや結婚式などを控えていて、どうしても近日中につけたい場合は、即日対応のお店を探してみましょう。

また、プロであっても、ネックレスの素材や切れ方によっては対応できない場合があります。不安な場合は事前に問い合わせてみましょう。

おわりに

いかかでしたか?

ネックレスの修理は、まずはじめに

留め具が壊れてしまった
チェーンが切れてしまったのか

のどちらなのかを確認しましょう!
そして自分で修理できるネックレスかどうかをきちんと確認することが大切です♪

アクセサリーの修理は、細かい手作業が必要になるため、少し難しいです。
自分で修理できる場合はぜひチャレンジしてみましょう!
ですがそれでも難しかったり、大切なジュエリーだったりする場合は、経験豊富なプロにお願いするのもおすすめですよ♪

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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