枕の黄ばみは漂白剤で落とす!丸洗いの方法から原因・予防策まで伝授
気になる枕の黄ばみ。今回は枕が黄ばむ原因や落とし方、さらに予防方法も紹介します。毎日快適な睡眠をとるためにも定期的に枕の状態をチェックし、お手入れするのが大切。ぜひ参考にしてみてください。
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目次
枕の黄ばみの原因とは?主な理由は「汚れ」と「酸化」
枕が黄ばむ主な原因は「汚れ」と「酸化」。付着した汚れが酸化することによって、黄ばみとなって目視できるようになります。酸化を起こさないようにするのは難しいですが、原因である「汚れ」をしっかり落とすことができれば黄ばみを防ぐことができます。
枕黄ばみの原因になる汚れ
「枕が黄ばむ原因は、男性と女性で違う?」「赤ちゃんの枕でも黄ばむの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。枕が黄ばむ主な汚れは以下の6つ。
・寝汗
・よだれ
・濡れたままの髪の毛による雑菌の繁殖
・落とし切れなかった洗剤
・日焼けによる生地の傷み
こうしてみると性別や年齢に関わらず、枕が黄ばむ可能性があることがよくわかりますね。
黄ばんだ枕の身体への影響
枕の黄ばみは見た目が悪くなるだけだと思って放置をしていると、身体に悪影響を与える可能性があります。そもそも枕の黄ばみは汚れの酸化や雑菌の繁殖が原因。放置してしまうとカビが発生することがあります。臭いが睡眠を妨げる可能性もありますよね。
汚れや雑菌、カビなどが原因でアレルギーや肺炎を発症する場合があるので、黄ばみを確認したら、早めにお手入れをしましょう。
枕を洗う頻度は?
枕を洗う頻度は一般的に半年に1度が目安です。それほど頻度は高くないので、これなら継続して枕をキレイな状態で使うことができそうです。
ただし枕の素材によっては洗えないものもあります。まずは自分の持っている枕の素材を確認し、その素材が洗濯に耐えうるのかをチェックしていきましょう。
枕の素材別洗い方一覧表
ひとくちに枕といってもその素材はさまざま。自分の枕が洗えるものであるのかを確認していきましょう。
水洗い
手洗い | 洗濯機 | |
ウレタン | × | × |
そばがら | × | × |
ポリエステル綿 | ◯ | ◯ |
パイプ | ◯ | △ |
ビーズ | △ | × |
ひのき | × | × |
スノー低反発 | × | × |
フェザー | × | × |
干し方
天日干し | 影干し | |
ウレタン | × | ◯ |
そばがら | ◯ | △ |
ポリエステル綿 | ◯ | △ |
パイプ | ◯ | △ |
ビーズ | × | ◯ |
ひのき | ◯ | △ |
スノー低反発 | × | ◯ |
フェザー | × | ◯ |
※◯→推奨 ,△→可 ,×→不可
こうしてみると一番お手入れがしやすいのはポリエステル綿の枕、またはパイプの枕ということがわかりますね。黄ばんでしまったのをきっかけに洗濯しやすい枕に変えるのもいいかもしれません。
商品によっても異なるので、実際には洗濯表示をよく確認しましょう。どうしてもわからない場合は枕を購入した店舗やメーカーに問い合わせましょう。
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意外と簡単!枕の黄ばみの落とし方
ここからは枕黄ばみの落とし方を紹介します。意外と簡単なのでぜひ参考にしてみてください。
天気予報を確認しましょう。枕は完全に乾くまで時間がかかります。晴れが続く日を狙って行ってください。
・酸素系漂白剤
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酸素系漂白剤の「オキシクリーン」はひとつ持っていると何かと便利。枕の黄ばみだけでなく、家中の掃除で活躍してくれますよ。
枕の表面が汚れている場合は、まずはシャワーでホコリや汚れを洗い流しましょう。
水洗いが可能かどうか事前に確認しておきましょう。
40~45℃のお湯を浴槽の1/5ほど入れましょう。ここに酸素系漂白剤と粉末洗剤を適量入れて枕を漬けます。オキシクリーンの場合は「オキシ漬け」と言われていますね。
作った液の中に黄ばんだ枕を一晩漬けましょう。洗う行程はこれで終わりです。とても簡単ですね。
枕の素材が洗濯機で洗うことができるものの場合は、洗濯機で脱水しましょう。
洗濯機で脱水する場合は、洗濯ネットに入れて、手洗いモードなど水流が弱めのコースを選択してください。
干す場合も素材により直射日光が不可のものがあります。素材別洗い方一覧表を確認して、素材に合った方法で乾かしましょう。
寝具を洗うとなると大仕事のイメージがありますが、枕は意外と簡単。こちらの記事では枕の素材別に洗い方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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枕カバーの洗い方
せっかく枕黄ばみが取れても、枕カバーが汚れていては意味がありません。枕を洗濯するついでに、枕カバーも一緒にきれいにしましょう。
枕の洗濯は半年に一度が目安ですが、枕カバーは週に1度がお洗濯の目安。替えを1枚持っておき、定期的に洗濯しましょう。
「枕カバーのお手入れに除菌スプレーを利用している」という方もいると思いますが、枕カバーに多くついている皮脂汚れはスプレーしても落とせません。
とくに汗が気になる季節は、2~3日に一回洗濯するのがおすすめです。
・酸素系漂白剤
枕カバーの洗濯に使用するのは、普段使っている洗剤や酸素系漂白剤でかまいません。事前に洗濯表示を確認し、洗えるかどうかをチェックしてから洗濯しましょう。
洗濯表示に「中性洗剤のみ」と書かれている場合は、おしゃれ着用洗剤を使用しましょう。きなりの生地や、淡色系の枕カバーの場合は、蛍光剤無配合の洗剤を使用します。
漂白剤は、汗汚れや皮脂汚れに強い酸素系漂白剤がおすすめですよ。
枕カバーを洗濯機で洗います。普段通りの手順でかまいません。チャックで止めるタイプの枕カバーの場合は、必ずチャックを閉めてから洗濯しましょう。
枕カバーを干します。きれいな仕上がりにするためにも、干す前にしわを伸ばしておきましょう。このときにピンチハンガーを利用して、M字干しにすると早く乾きます。
洗濯しても臭いや汚れが落ちないときは?
洗濯しても臭いや汚れが落ちない場合もありますよね。そんな困ったときの対処法も覚えておきましょう。
臭いが気になる場合
枕カバーの臭いが気になる場合は、漬け置きしてから洗いましょう。
洗面器やバケツなど、枕カバーが漬かる容器を用意して、洗剤、酸素系漂白剤を入れ、60分ぐらい漬け置きしましょう。漬け置き後は、容器の漬けてあった洗剤液ごと洗濯機に入れ、手順通りに洗濯しましょう。
汚れが気になる場合
枕カバーの汚れが気になる場合は、汚れ部分に直接洗剤をつけて揉み洗いします。頑固な汚れの場合は、酸素系漂白剤を汚れ部分に染み込ませ、少し置いてから洗濯しましょう。
ただし、素材によっては枕カバーの生地を傷める原因にもなります。洗濯表示を確認して、自宅でのケアが難しい場合は、プロによるクリーニングも検討してみましょう。
枕の黄ばみを予防する方法
ここまで枕黄ばみの落とし方について説明してきましたが、そもそも枕に黄ばみができなければ、枕を洗う必要がありません。ここからは枕の黄ばみの予防方法を確認しましょう。
よく乾燥させる
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天日干しまたは影干しをして、しっかりと枕を乾燥させましょう。枕を干すときは、このような枕専用のハンガーがおすすめ。物干し竿などの棒さえあればどこでも簡単に干せます。
厚手の枕カバーを使う
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薄手の枕カバーは皮脂汚れ・よだれが枕に到達し、黄ばみの原因になることも。そのため厚手の枕カバーをかけることをおすすめします。
こちらはタオルの産地・今治で織り上げられた枕カバー。今治ブランドマーク付きです。ガーゼを5枚重ねた生地のため、サラサラ・フワフワとした肌触りが気持ちのいいアイテムです。
枕の黄ばみは放置厳禁!正しく洗濯して衛生的に使おう
今回は枕の黄ばみの原因や洗濯方法、さらには予防法までチェックしていきました。どれも意外とすぐにできるものばかり。
毎日使うものだからこそ、衛生面を気にしたいですよね。ぜひ枕の黄ばみに悩んでいるという方は参考にしてみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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