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更新日: 2025年7月14日

枕カビを防ぐには?今日からできる正しいお手入れと予防方法を解説

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枕は毎日使う寝具だからこそ、知らないうちにカビが発生していることも。この記事では、枕にカビが生える原因や、今日からできるカビ予防の習慣、さらにカビの落とし方まで詳しく解説します。清潔な枕で快適な睡眠環境を保ちたい方は、要チェックです。

枕にカビが生える原因とは?

枕

カビが増殖するのは「温度」「湿度」「栄養源」の3つ条件がそろうときです。

・温度…20℃~30℃
・湿度…60パーセント以上のじめじめした環境
・栄養源…皮脂やフケなどの栄養源

そして、カビの主な原因は以下の3つと言われています。

1. 皮脂やフケなどの汚れ

顔や頭皮が直接触れる枕には皮脂やフケが付着し、それを栄養にカビが繁殖しやすくなります。整髪料やメイクなどの油分を含んだ汚れ、ダニの死骸もカビの栄養源となります。

2. 寝ているときの汗

人はひと晩にコップ1杯汗をかくといわれています。枕に汗が付着をした状態は、「温度」「湿度」ともにカビの大好きな条件がそろっています

3. 髪を乾かさずに寝たときの湿気

髪の毛を乾かさずに寝ると、枕が多量の水分を吸収し、枕が常に「湿気」を含んだ状態となります。湿気を含んだ枕は、カビが生えやすい環境です。

カビは最初、目に見えないほど小さな菌として現れますが、放置するとどんどん増えて黒カビになります。カビの発生を防ぐには、カビが好む環境(湿気・汚れ・通気不足)を作らないことが何より大切です。

枕に生えたカビを放置するとどうなる?

ニオイがなく目立たないカビは、つい放置してしまいがちですが、枕のカビに気づいたらすぐにカビを除去しましょう。カビが放置されると、以下のようなことが起こってしまう場合もあります。

カビがふとんなどに増殖する

カビ菌が存在している状態で放置をすると、湿度、皮脂などの栄養がある状態の枕はカビを一気に増殖してしまう可能性があります。

発生したカビは胞子を周囲に飛ばして、枕だけではなく他にも影響を及ぼすと言われています。

人体に影響を及ぼす可能性も

枕から拡散されたカビの胞子を人が吸い込むと、アレルギーを引き起こす場合があります。喘息や鼻炎、肺炎などを引き起こす可能性があり、小さな子どもやお年寄り、免疫力が低下している人は重症化しやすいため注意が必要です。

枕のカビを防ぐ方法は?

枕
撮影:ワタシト編集部

枕はカビ菌が好む環境が整いやすいので、カビの好む環境を作らないことが大切です。常にカビが繁殖しにくい環境にすることを心がけましょう。

部屋の湿度を下げる

湿気のたまる環境を作らないために、窓を開けて定期的に部屋の換気を行いましょう。寝具回りに湿気が滞らないことが重要です。梅雨時など湿度が高い時期には、エアコンの除湿機能を使うことも効果的ですよ。

朝起きたら枕を立てる

枕は寝ているときに汗や皮脂汚れなどを吸収します。

枕を同じ状態にしておくと、通気性が悪く、吸収した湿度を逃がすことができない状態になってしまいます。朝起きたら枕を立てたり風通りのいい場所に置いたりして、通気性が良い状態にしておきましょう。

カバーをこまめに洗濯

枕カバーはカビ菌の栄養となる皮脂、フケなどの汚れがつきやすい場所。カバーについたカビのエサになる汚れを落とすために、こまめな洗濯がおすすめです。

布団掃除機を活用

枕にたまる髪の毛やホコリ、ダニの死骸もカビの栄養となります。布団掃除機をお持ちの場合は、枕にたまるカビの栄養源を落としましょう

日光に当てる

日光に当てることにより、湿気を乾燥させてくれます。また、日の光によってカビ菌の繁殖も抑えることもできます。毎晩使用する枕は、気が付かないうちに汚れが溜まっていくため、定期的なお手入れを心がけましょう。

枕にカビが生えてしまったときの対処法

枕の洗濯表示
撮影:ワタシト編集部

枕の素材を確認

枕は丸洗いができる素材と、洗えない素材があります。洗える素材の物でも、低反発素材や、ビーズなどは高温を使用したり、直射日光に当てることはできないので注意が必要です。

また、天然素材のそば殻や小豆などは水洗いすることができません。枕の素材を確認し、素材に合った洗濯をしてくださいね。

カビの範囲が枕カバーだけの場合は、枕カバーのカビを除去します。

洗える枕・枕カバーのカビの除去方法

用意するもの
・塩素系漂白剤または粉末の酸素系漂白剤
・デリケート用衣料洗剤
・ゴム手袋
手順
1
大きめの洗面器に枕を入れ、カビのある部分に漂白剤をかける
枕カビの除去方法

漂白剤を使う際には、必ずゴム手袋を着用してください。

2
ぬるま湯(50℃程度)または水を注ぎ、ラップで蓋をし5分~30分程漬け置く
枕カビの除去方法
3
衣料洗剤で洗濯する
枕の洗濯
4
天日干し、または風通しの良い日陰でしっかり乾かす
枕カビの除去方法
注意

・塩素系漂白剤は、色や柄まで落とします。色柄のある枕には酸素系漂白剤を使用します。
・漬け置き時間はご使用の漂白剤の表示を確認してください。
・塩素系漂白剤を使用する際は必ずゴム手袋を着用してください。
・塩素系漂白剤は、酸性タイプの洗浄剤と混ざると、塩素ガスが発生し大変危険です。

洗えない枕のカビの除去方法

用意するもの
・消毒用エタノール
・柔らかい布やキッチンペーパー
・ドライヤー
手順
1
カビの部分に消毒用エタノールを染み込ませる
2
カビをつまむように拭き取る
3
枕の表面をドライヤーで乾かす
4
天日干し、または風通しの良い日陰でしっかり乾かす
注意

カビを広げないよう注意をしながら拭き取ります。
湿気が残っていると、再びカビの繁殖につながるため、十分に乾かしましょう。

カビが取れない場合はクリーニングに

自宅でカビを落とすのが難しい場合や、洗えない枕の場合はクリーニング店を利用しましょう。クリーニング店ではカビのほかにダニを徹底的に取り除いたり、抗菌や防臭などを依頼できる場合もあります。

クリーニング店でも完全にカビを落とせない場合や、クリーニングができない素材もあるので、まずは相談してみてくださいね。

「枕カビ」は日常的な対策で防げる!今日から始めたい清潔習慣

カビの原因は湿気や皮脂汚れ。放置すると繁殖し、枕のカビによってアレルギーや喘息などを引き起こすこともあります。予防の基本は「湿気をためない・こまめに洗う・風通しを良くする」こと。起床後に枕を立てるだけでも通気性が高まり、清潔を保ちやすくなります。

枕カビは日常のちょっとした習慣でしっかり防げます。ぜひ今日から枕のカビ対策を実行してみてくださいね。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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