
もらい錆(サビ)とは?8つの落とし方と簡単な予防方法
キッチンのシンクまわりに置きっぱなしにしていた缶や、洗面所に放置していたヘアピンなど、気がついたら茶色く跡が残ってしまったことがありませんか?ステンレスやアルミから出た跡が洗剤でこすっても落ちないなら「もらい錆(サビ)」かもしれません。今回はもらいサビの原因や落とし方、予防方法を解説します。
本記事内ではアフィリエイト広告を利用しています
もらい錆(サビ)とは?
サビた金属を放置してしまったところに、サビが移ったことがありませんか?「もらいサビ」とは、金属製品のサビが他のものに付着してサビたように見える汚れのことを指します。
キッチンのシンクや洗面台、タイルやプラスチック、衣類にもサビが移ることがあるんです。
もらいサビは普通の洗剤で軽く洗うだけでは落とせません。しかし、発生して間もなければ、適切な方法によって多少は落とせる可能性があります。
もらいサビの原理と原因
・洗面所にカミソリやヘアピンを放置する
・玄関先に金属製の傘立てを置いておく
・庭にアルミ製のじょうろを出しておく
サビは、空気と水分が金属製品と反応することで発生します。そのサビは他のものと物理的に接触、密着することで移っていきます。これがもらいサビが発生する原因です。
水気のある環境に放置すると、一方から片方へとサビが移ってしまうことがあります。日常のあらゆる場所でもらいサビが起こる可能性があるため、注意が必要です。
もらいサビの落とし方と使うもの
付着してすぐのもらいサビを落とせるかどうかを、自宅にある洗剤などで試してみましょう。
クエン酸
おすすめ
[PR]

ステンレスについたもらいサビにはクエン酸を使ってみましょう。酸の力でサビを分解して中和させられます。クエン酸を溶かした水をサビに浸して30分程度放置し、洗い流してください。
クリームクレンザー
おすすめ
[PR]

もらいサビの部分にクリームクレンザーを塗り、クリームクレンザー成分を吸い込まないラップなどを丸めて、円を描くようにサビ部分を擦りましょう。汚れが取れたら雑巾で水拭きをして完了です。
重曹
おすすめ
[PR]

重曹もクレンザーと同じように研磨してサビを落とせます。もらいサビの部分に粉の重曹を直接振りかけ、少し水を垂らしてスポンジで擦りましょう。サビが落ちたら水拭きで重曹を拭き取ります。
ハイドロハイター
おすすめ
[PR]

ハイドロハイターは衣料用の粉末の還元系漂白剤です。酸化した鉄分を還元させてサビを落としやすくなります。
60~70℃のお湯に溶かしてハイドロハイターをペースト状にし、サビの上に塗って落とします。サビがついた部分にお湯をかけて温めておくと、サビが落としやすくなりますよ。
オキシクリーン
おすすめ
[PR]

オキシクリーンは衣類や色落ちが気になる場所のサビにも使えるアイテムです。オキシクリーンを40~60℃のお湯でしっかり溶かして20分以上漬け置くと、サビを落とせます。ただし、金属には使えないので気をつけてください。
もらいサビの専用クリーナー
もらいサビは時間がたってしまうと通常の洗剤では落とせなくなります。きれいに落とすためには、酸化と反対の反応をさせる「還元作用」をもつサビ落とし剤を使用するのがおすすめです。
研磨ができないプラスチック製品や石材、人工大理石にも使えるタイプのものもあります。
おすすめ
[PR]

住宅総合メーカー「TOTO」から出ているサビ落としアイテム。塗るだけでもらいサビを浮かせるため、少ない力でサビを落とすことができます。臭いが強いので、気になる方はマスクをして掃除してください。
おすすめ
[PR]

ペースト状で、垂直な壁面のもらいサビにアプローチできるアイテム。手につくと荒れてしまうこともあるので、保護用の手袋を着用して掃除することをおすすめします。
歯磨き粉
研磨剤が含まれている歯磨き粉よってもサビが落ちやすくなります。口の中に使える歯磨き粉は、洗剤よりも優しい成分でできているため、肌に触れる部分の汚れ落としにも使用しやすいアイテムです。
もらいサビを防ぐ方法
もらいサビは、一度発生してしまうと落としにくい汚れです。また、デリケートな素材にサビが移ってしまった場合には、素材に傷をつけてしまったり、落とせなくなったりする可能性もあります。もらいサビが発生しないように、日頃から予防しておくことが大切です。
水気を取り除く
もらいサビが発生する原因のひとつは水分。キッチンや洗面所、浴室など、もらいサビが発生しやすい場所の水分はこまめに取り除いておきましょう。
アルミや金属製品を置きっぱなしにしない
サビが発生する原因であるアルミや、金属製品を水気のある場所に置きっぱなしにしないことが重要です。水気を取り除いていても、湿度などでサビが発生する可能性があります。
油汚れを放置しない
油汚れを放置すると酸化が進み、ステンレスの酸化皮膜を傷つけサビの原因となります。キッチンやシンクなどに飛び散った油汚れはこまめに取り除くようにしましょう。
もらいサビを落としたら二度とできない環境に
サビはできてしまうと落としにくい汚れ。普段からサビを作らない環境を作っておくことが大切です。ただ、表面に付着しただけのもらいサビの場合、すぐに洗浄すればキレイに落とせる可能性があります。素材に合わせた洗剤で、もらいサビを掃除しましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。
※本記事のコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。
