車の板金修理って何?へこみを徹底的に修復する秘密・相場を徹底解説
事故やちょっとした運転ミスで、車のボディがへこんでしまった経験はないですか?
そんなときに必要になるのが板金修理です。
へこみや傷があると車の見栄えが悪くなるだけでなく、サビや故障につながることもあるので、しっかりと修理するのがおすすめ!
そこで今回は、板金修理ってなに?というところから詳しく解説していきます!
板金修理って何をやっているの?
板金修理とは、へこんだ鉄板を元に戻したり、加工したりする作業のこと。
車の場合は基本的に、パーツごとに分けてから、形を修復していきます。
ただし、合成樹脂で作られているバンパーなど、鉄板以外のもので出来ているパーツのへこみや傷の修理については、板金修理と呼ばないこともあるようです。
板金の主な修復方法は、
・表から引っ張って直す
・裏から叩いて直す
の2種類です。
さらに、板金の修復が終わったら、表面の塗装も行います。
塗装方法にも、
・パーツをすべて塗り直す全体塗装
・ある一部だけを塗り直す部分塗装
の2種類があります。
板金修理をする基準とは?
車のボディに軽い擦り傷ができているくらいなら、板金修理をしなくても大丈夫です。
塗装の表面にうっすらとついた傷なら、コンパウンドで磨くなどすれば、充分に修復することができます。
ただし、少しでもへこんでいるようなら、すぐに板金修理をしたほうがいいでしょう。
車のボディは、常に埃や雨などにさらされます。
ですから、へこみや傷を放っておくと、水分・塩分・酸素などの影響で、サビが発生してしまうことも…。
修理はなるべく早めにしましょうね♪
まとめると、「へこんでいるときはすぐに板金修理すべし」です!
板金の主な種類場所は?
板金の種類場所は主に、
・フェンダー
・ボンネット
・バンパー
・ドア
の4つに分けられます。
フェンダーは、タイヤを覆うパーツのこと。
狭い道を通るときにこすって塗装が剥げたり、小石を跳ね上げて傷がついたりします。
ボンネットは、エンジンが収納されている部分のカバーのこと。
走行中や駐車中に、なにかが飛んできたり落ちてきたりすることで、へこみや傷ができることがあります。
バンパーは、車のボディの前後についているパーツのこと。
なにかにぶつかったときのショックを和らげる役割を持っています。
狭い道で曲がる際や駐車時のミスで、へこみや傷ができることが多い箇所です。
ドアは、車に乗り降りするときに開閉するパーツです。
一般的に、ドライバーから見えづらい助手席側のほうが、へこみや傷ができやすいとされています。
この4つの部分のどこを修理するかによって値段も変わってくるので、注意してください!
板金修理をプロに頼むときの相場は?
あくまでこれらは一例であり、へこみや傷の症状によっても相場は変わりますが、だいたいの相場を図にしてみました!
やはり車の修理にはそれなりのお値段がかかりますね…。でも、板金修理は自分で綺麗には修理できない作業。素直にプロに頼みましょう。
また、業者によっては板金の費用と塗装の費用を分けて記載しているケースもあります。板金修理を依頼するときは、内容をよくたしかめてから頼みましょうね。
まとめ
板金修理は、車のボディにできたへこみや傷を修復し、塗装を元に戻す作業です。
ボディが少しでもへこんでいるようなら、状態が悪化しないよう、なるべく早く修理しましょう。
また、板金にはいろいろな種類があり、修理費用もパーツごとに相場が異なります。さらに、状態や車種によっても相場は変わるので、
業者に板金修理を依頼する場合は、事前にしっかりとチェックしてから、プロに頼むようにしましょうね!