パナソニックの換気扇の掃除方法に学ぶ!換気扇の正しい掃除方法は?
キッチンの換気扇は、毎日使っているけど、汚れが見えにくく、ついつい掃除が後回しになってしまっているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、換気扇の掃除は、先延ばしにしてしまうと、汚れがこびりついてしまって、落としにくくなってしまうので、定期的な掃除が必要です。
ついつい手間に感じてしまう換気扇掃除ですが、やり方さえ覚えれば意外に手軽に掃除をすることができます。
今回は、そんな換気扇の汚れの原因や掃除方法、お掃除をラクにしてくれるパナソニックの換気扇などについてご紹介します。
換気扇にはどんな汚れがついているの?
まず最初に、換気扇には、どのような汚れがついているのかをご説明します。
換気扇が汚れるもっとも大きな原因は、毎日の料理から発生する「油」と「ホコリ」です。
料理中に熱せられた油は、小さな粒となって空気中に舞い上がってしまうため、それを換気扇が吸い込み、換気扇の中で冷えることで、油が換気扇の表面や内部に付着してしまいます。
また、その際に空気中のホコリも一緒に吸い込んでしまうため、油とホコリがくっついたギトギト汚れになって、換気扇に付着してしまうのです。
換気扇に汚れが溜まると、換気扇の空気を吸い出す力が低下してしまったり、故障の原因になったりしてしまいます。
また、油汚れが換気扇から落ちることで、引火して火事になる危険もあるので、定期的に掃除をして汚れをためないようにすることが大切です。
換気扇掃除の正しい頻度は?
油を使った料理が多いご家庭では、1ヶ月に1回程度、油を使った料理が少ないご家庭でも、3ヶ月に1回程度を目安に掃除をすることがおすすめです。
また、換気扇の外側は拭き取るだけで簡単に掃除をすることができるので、料理をした後に、サッと拭く習慣をつけておけば、汚れがたまらずに、換気扇掃除をラクにしてくれますよ♪
パナソニックの換気扇の特徴
換気扇のお掃除をよりラクにしたいという方は、掃除の手間が少ない換気扇に取り替えるのもひとつの方法です。
パナソニックでは、「365日 おそうじラクラク宣言」と題して、毎日のお掃除をラクにしてくれる商品を多く販売しています。
特に、給湯トレイにお湯(40~45℃)を入れて本体にセットし、洗浄ボタンを押すだけで、油汚れを自動洗浄してくれる洗浄機能付きの換気扇は、換気扇掃除の手間を軽減してくれる人気の換気扇です。
また、整流板がフラットなデザインになっているので、凹凸が少なく、表面の拭き取りもスムーズに行うことができます。
また、油が付きにくい撥水性フィルターやヘミング加工(エッジを無くすために、板の端部を180°曲げて平らに押しつぶす加工のこと)を施した羽根を採用するなど、掃除を手軽に安全にできるように様々な工夫がされています。
換気扇のお手入れ方法をチェック!
それでは、実際に換気扇のお手入れの方法をパナソニックの換気扇を例に見ていきましょう。
お手入れの事前準備
お手入れをする際には、分電盤のブレーカーを切って、部品が十分に冷めていることを確認してから、始めるようにしましょう。
また、板金や樹脂部品などの切り口などで、怪我をする恐れもあるので、厚手のゴム手袋を着用してお手入れすることがおすすめです。
整流板のお手入れ
整流板は、固定しているツマミを緩め、整流板の穴をつまみから外し、ボトムカバーのツメからフックを外すことで、着脱が可能です。
取り外したら、台所用洗剤をつけたスポンジや樹脂製たわしで汚れを拭き取り、洗剤が残らないように乾いた布でよく拭き取りましょう。
整流板の取り付けは、取り外した時と逆の手順で行います。
固定されていないと、落下する恐れもあるので、しっかりと固定されているかどうかを確認しましょう。
フィルターのお手入れ
フィルターは、整流板を取り外した後、フィルターの取っ手部分を持ち、奥に押しながら、下へおろすと外すことができます。
外したフィルターは、台所用中性洗剤と樹脂製たわしなどで汚れを落とし、水気を拭き取ってしっかりと乾燥させましょう。
金属製たわしを使ったり、食器洗い乾燥機を使ったりすると、塗装の剥がれや変色の原因となるので、絶対にしないようにしましょう。
オイルキャッチのお手入れ
整流板を取り外した後に、オイルキャッチを手前に引いて取り外します。
オイルキャッチに溜まっている油や結露水をキッチンペーパーなどで拭き取ってから、台所用中性洗剤で洗いましょう。
冬期など、結露が生じやすい季節は、結露水がたまりやすいので、こまめに捨てるようにしましょう。
ボトムカバーのお手入れ
まず最初に、整流板、オイルキャッチ、フィルターを取り外します。
左右に付いているツマミをゆるめ、ボトムカバーをゆっくりと下げ、フックをフード本体から取り外します。
台所用洗剤をつけたスポンジや樹脂製たわしで汚れを拭き取り、洗剤が残らないように乾いた布でよく拭き取りましょう。
羽根のお手入れ
整流板、オイルキャッチ、フィルター、ボトムカバーを取り外し、蝶ボルトをゆるめ、オリフィスを取り外します。
スピンナーを右回しにして外し、羽根を下に引き抜きます。
ぬるま湯を入れた容器に羽根を浸し、樹脂製たわしなどで汚れを洗い落とします。
汚れがしつこい場合には、台所用中性洗剤を使用して掃除するのがおすすめです。
※掃除方法は、製品によって異なります。
取扱説明書を確認した上で、掃除するようにしましょう。
まとめ
換気扇の汚れの原因や掃除方法、お掃除をラクにしてくれるパナソニックの換気扇などについてご紹介しました。
日頃からお手入れをする習慣をつければ、汚れがたまらずにキレイな換気扇を維持することができますよ!
今回ご紹介した掃除方法を、是非参考にしてみてくださいね♪