シロアリ予防対策は自分でできる?点検方法と準備・手順を徹底解説!
シロアリによる家屋への被害は大変です。床や柱が腐って家に大きなダメージを与えられてしまいます。そんなことにならないように、シロアリの予防がなにより大切!今回はそんなシロアリの予防方法や点検方法について解説していきます。
目次
自分でシロアリ予防するメリット・デメリット
メリット
シロアリを自分で予防するメリットは、費用が安く抑えられるというところにあります。実際にプロに作業をお願いすると、家の広さにはよりますが、安くても18~20万円ほどかかることが多いです。自分で行うとなると、必要な噴霧器や作業着、薬剤を揃えて大体4~5万円ほどとなるでしょう。この時点で十数万円ほどは費用を抑えられます。
デメリット
逆に、デメリットとして挙げられるのが、徹底的なシロアリ予防は素人にはかなり難しいという。値が張るものにはそれなりの理由があります。もし自分の作業や家の構造に自信がなく、中途半端な作業で終わってしまうと揃えた道具も無駄になってしまいかねません。その場合は初めから専門のプロに依頼するのが良いかもしれません。
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シロアリ予防を自分で行う方法
自分でやるという場合のシロアリ予防の準備・手順について説明していきます!
・噴霧器
・木部用薬剤
・土壌用薬剤
・バケツ
・(床下作業時:作業着、作業靴、手袋、防毒マスク、懐中電灯)
噴霧器や薬剤、作業着を初めから所持しているという方は少ないと思うので、そういった場合には、以下のものがおすすめ。
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床下はご家庭によっては、慣れていないと入るのが困難であったりケガする危険性もあるので、可能な人のみ床下作業は行うようにしましょう!
薬剤の表示にそって薄める必要があれば薄めて、まずは木部用薬剤を噴霧器に注ぎましょう。
家の外に木材や、シロアリの被害を受けそうな場所があれば早速薬剤を撒いていきます。このとき、薬剤はムラなく丁寧に撒くことを心がけましょう。
次に床下に入り、木材に対して薬剤を丁寧にムラなく撒いていきます。この際木材から薬剤が垂れるくらいたっぷりと薬剤をしみこませるように、撒いていきましょう。撒き終わったら噴霧器の中を一度洗浄して中身を入れ替えていきます。
こちらでは土壌用薬剤を使用して撒くので、こちらも必要に応じて薄めてから噴霧器にセットしましょう。そうしたら、床下の土壌やコンクリートに撒いていきます。こちらも丁寧に撒くことは重要で、コンクリートのつなぎ目の部分までまんべんなく撒きましょう。以上で薬剤を撒く作業は終わりなので、あと片づけをして完了です!
シロアリ予防に適した時期と頻度は?
シロアリ予防の時期
シロアリには冬眠がなく1年中活動を行うため、シロアリ予防はどの時期でも問題はありません。しかし真夏や真冬だと暑かったり寒かったりすることもあるため、自分で予防をするのであれば、快適な気候の春か秋がおすすめです。
シロアリ予防の頻度
頻度に関しては、薬剤の効果が切れたらでいいでしょう。ではその効果はどれぐらいが目安なのでしょうか?そこで「ユアマイスター」では、シロアリ予防のプロに「シロアリ駆除の薬剤の効果はどれくらい持つのでしょうか?」とお聞きしました!
株式会社ミヤショーさん(宮城県)
ミガキさん(福岡県)
プロの意見と、薬剤製造元の公式発表や保険に対応している期間を考慮すると、約5年がシロアリ予防の効果目安と言えるでしょう。
シロアリ予防を行う上での注意点
シロアリを予防する上での注意点は3つあります。それぞれについて解説していきます。
複数人で作業を行うこと
これは床下に対して予防を行う際、特に注意したいポイントです。床下は狭い場所であるため、移動時に隙間に挟まってしまう危険性があります。このとき1人だと助けも呼べずといった状況に陥ってしまいます。そういった危険を未然に防ぐためにも、特に床下作業は2人以上で行いましょう。
お子さんやペットは避難をさせる
薬剤を撒く際は小さなお子さんはもちろんペットも避難をさせましょう。薬剤が安全なものを選んだとしても無毒ではないため、やはり皮膚についたり口に入ってしまうと、体への影響が出る可能性は考えられます。薬剤を撒く箇所からは事前に避難をさせておきましょう。
また、屋外で薬剤を撒く場合、育てている植物や、所有している池などは撒かないように気をつけましょう。植物や水に溶けた場合には池の生き物にも影響が出ます。もし、ガーデニング用の策などに薬剤を付けたい場合は、「塗る」という形で薬剤を塗布するといいでしょう。
作業後は噴霧器を手入れする
噴霧器は5年後に再度使う可能性もあるので、使用後は掃除を行い、ノズルのつまりやパッキンの溶解を防ぎましょう。薬剤の効果目安がおよそ5年。効き目が薄くなってきたら再度予防を行いましょう。
シロアリがいるか点検する方法
シロアリがそもそもいるのか分からないという状況の方もいると思います。シロアリがいるのかどうかの点検方法をポイントごとにみていきましょう!
家の周囲編
家の周囲に関しては家の土台となっている基礎コンクリートを見ていくことになります。基礎コンクリートを1周し、不自然な土の道や跡がないかを確認してみてください。不自然な土の道は「蟻道」といい、シロアリが移動の際に使う道。この有無が1つのチェックポイントになります。
また、基礎コンクリートには換気口がついており、この換気口を室外機や荷物で塞いでいないかも確認しましょう。ここが塞がれていると床下に湿気が溜まりシロアリが住みやすい環境になってしまうので、確認ついでに対策をしておきましょう。
家の床下編
床下は、床下収納庫をあげるか、畳を挙げて床板を外すと入ることができます。入るまではできずとも収納庫を覗き込むだけでも確認できるので、無理して床下には入らないようにしましょう。もし入る方は軍手や作業着、作業靴、マスク、懐中電灯、ドライバーを持って入りましょう。
床下に入る、もしくは覗き込んでから確認することは5つ。
・配管から水は漏れていないか
・蟻道はないか
・ドライバーで木材を突いて壊れないか
・シロアリがいないか
湿気が溜まっているとシロアリが生息しやすい環境になっているので、シロアリがいる確率は上がります。また、一見キレイな木材でも、湿気やシロアリによって内部がボロボロにされている場合があります。ドライバーで突くと傷が出てくるので確認をしておきましょう。
もしこれらを確認してシロアリがいた場合には、予防ではなく、駆除の方をプロにお願いし、徹底的に駆除と再発防止をおこなってもらうことをオススメします。
シロアリ予防はプロが確実に
シロアリ駆除はプロに任せるのもおすすめです。自分で道具を準備する手間が省ける上に予防も行なってもらえるので、長期的にみても再発を防げる意味でも得策と言えます。ユアマイスターではシロアリ駆除・予防のプロにお願いできるため、検討してみることをおすすめします!
作業内容
作業内容としては「侵入口の確保→薬剤の散布→玄関や木枠に薬剤の注入→清掃」となります。被害やシロアリが住みそうな不安な箇所に合わせて薬剤を散布、注入をおこない駆除と防蟻を実現します。実際に利用された方の口コミとして、
という声をいただいており、スムーズかつ丁寧に作業をシロアリを予防できることが分かりますね。気になる方はぜひこちらからプロにお願いしてみてください!
もっと詳しく
シロアリがいるか確認してもらえる?
「ユアマイスター」では、シロアリ駆除のプロに「 家の中でシロアリは見たことがありませんが、とても心配なのでシロアリ駆除のプロの方に確認してもらうことはできますか?」と聞きました!
株式会社さくら防除センターさん(千葉県)
株式会社提箸工業さん(静岡県)
薬剤に悪影響はないか
「ユアマイスター」では、シロアリ駆除のプロに「 シロアリ駆除に使用する薬剤はペットには影響はありませんか?」と聞きました!
株式会社さくら防除センターさん(千葉県)
株式会社ミヤショーさん(宮城県)
まとめ
シロアリ予防は、自分で行う場合は十分な準備をしてから行いましょう。ただし、自分で駆除するのは難しく、予防の効果も保証はできません。手間や時間を考えると、プロに依頼することも賢い選択肢と言えるでしょう。
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