「小掃除」はがんばらない掃除!?時短術で家中スッキリをいつまでも
みなさんは、お家のお掃除はいつ・どれくらいしていますか?
家をキレイにしたいと思っても、家の中はお掃除する場所がたくさんあるので、面倒でなかなか気が進まない…。
私も、そう思ってお掃除をほったらかしにしがちなズボラさんの1人です。
普段はあまりお掃除はせず、年末の大掃除の時にまとまって…という人も多いでしょうが、そんなみなさんにオススメしたいのが「小掃除」。
小掃除とは、こまめにお掃除をすることで、少ない負担でずっと家をキレイに保つためのお掃除のこと!
「毎日こまめになんて、それができたら苦労しないよ!」
…という声が聞こえてきそうですが、大丈夫。
小掃除のポイントと場所別のコツを合わせてつかめば、誰もが小掃除マスターになれますよ!
「小掃除」とは?
小掃除とは、ずばり言うと「こまめにお掃除をすること」。
年末の大掃除で溜まりに溜まった家中の汚れにてんやわんやする前に、毎日こまめに少しずつお掃除することで、汚れが溜まらないようにするのです。
「ずっとキレイなお家」を叶える素敵な掃除方法ですね。
「#小掃除」「#こそうじ」といったハッシュタグで、Instagramを中心に話題を呼んでいます。
ユアマイスタイル編集部のInstagramでも、場所ごとの小掃除方法を取り上げているので、ぜひ見てみてくださいね♪
小掃除のポイントは時短と習慣化
小掃除で家をキレイに保つ上で一番重要なのが、「毎日こまめなお掃除」を「長く続けること」です。
「毎日こまめなお掃除」といっても、洗剤や道具をいくつも使った大がかりなお掃除を毎回するのは大変ですよね。
だから必要なのが、時短。
短い時間でささっとできるお掃除をすることが大事なんです。
洗剤は使わない、5分以内にする、などと自分でやりやすいようにルールを作ってみるのもいいかもしれませんね。
さらに、それを「長く続ける」ために、習慣化が必要になってきます。
毎日コツコツ、というとなんだか大変そうですが、癖づけて習慣になれば、お掃除も手間になりませんよ。
大原則は「がんばらない」
毎日のお掃除をずっと続ける…。
そう思うと気が張ってしまいますが、小掃除をする上での大原則を忘れてはいけません。
それは「がんばらないこと」。
汚れを溜めることで大変になり、がんばらなくてはいけない大掃除をしないで済むため、楽をするために小掃除をするのです。
そのためには、「ルールを決めすぎないこと」も大切ですね。
毎日やる!と決めていると、疲れた日にお掃除できなかったらもっと気分が下がってしまいます。
自分や家族の生活リズムに合わせた、無理のない程度のお掃除を習慣化していきましょうね♪
それでは、家の中の小掃除の方法を場所別に見ていきましょう!
キッチンの小掃除
お料理をしていると、毎日汚れてしまうのがキッチン。
食べ物を扱う場所だけあってキレイにしておきたいですが、すぐにゴミや汚れが溜まってしまって、なかなか面倒ですよね。
そこで、毎日のお料理・お皿洗いの「ついでに」ささっとできる小掃除を紹介します。
お皿洗いの後に、さっさと5分で終わらせて、家族団らんや趣味の時間を楽しみましょう!
お皿洗いのついでにお掃除!
シンクは、食べ物の小さなカスやシミ、溜まった水垢が全体に付いてしまいがちな場所。
お皿洗いが終わったら、洗剤のついたあわあわのスポンジでシンク全体をこすって、水で洗い流すようにしましょう!
キレイになったらふきんで拭き、水気を取り去るのも忘れずに。
シンクに付きがちな水垢を防ぐ1番の近道が、水気を残さないことなのです!
さらに、シンクを洗う時は、一緒にキッチン台やコンロまで洗ってしまいましょう。
後回しにしがちなお掃除を毎日のお皿洗いのついでにすることで、大掃除いらずでとっても楽になりますよ♪
コンロの五徳もついでに洗うのが吉
コンロの五徳は、頑固な油汚れがこびり付いてキレイにするのが大変なイメージですが…。
だからこそ、汚れが定着してしまう前からお掃除しておきましょう!
お皿洗いの時に、食器と一緒に五徳も洗剤でゴシゴシ洗ってしまうのがオススメです。
油汚れ用の洗剤をわざわざ買わずに済みますよ♪
すでに油汚れがこびり付いてしまった後の五徳のお掃除は、こちらの記事を参考にしてみてください!
あわせて読みたい
週に最低1回!排水口も忘れずに
そして、忘れてはならないのが排水口!
食べ物のカスや油がどうしても付いてしまうシンクの排水口は、放置しているとすぐにヌメリや臭いが出てきます。
理想は週に2~3回ですが、自分のペースに合わせて無理のないように、でも最低でも週に1回は排水口をお掃除しましょうね。
排水口をお掃除する時は、お皿洗いの後に洗剤の残ったスポンジで部品をささっと洗えばOKです♪
キッチンの排水口のお掃除方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
重曹やお酢といった身近な道具でも簡単に排水口のお掃除・臭い対策ができるとか…?
あわせて読みたい
お風呂場の小掃除
毎日入浴するお風呂場は、どうしても水垢や石鹸カスが付いてしまいがちな、困ったお掃除場所の1つです。
お風呂に入った後の5分でぱぱっとお掃除すれば、水垢知らずのキレイなお風呂が叶います!
女性の方だったら、入浴後にお肌に化粧水を浸透させている間…。男性の方だったら、髪をタオルで乾かす間…。
…などなど、「今ちょっと暇だな」という時にお掃除をやりきってしまうのが小掃除上手のポイント!
使い終わったらすぐに拭く!
水垢が付きやすい水回りの基本は、とにかく使い終わったら拭くこと。
壁や床、鏡などの水気をスクイージー(水切りワイパー)で取り、細かい部分はタオルで拭けば、水垢も溜まりません。
お風呂上がりに体を拭いたタオルを使えば、洗濯物も増えずに済んで効率的ですね。
床や浴槽の外側は、軽くゴシゴシ
水垢の他にも、お風呂場にはいろいろな汚れが付きます。
その代表例が、石けんカスや皮脂汚れ。
お風呂場は毎日体を流すこともあり、すぐにこういった汚れが溜まってしまいます。
そこで、よく汚れてしまいがちな床や、浴槽の外側の表面は、ブラシやスポンジで軽くゴシゴシこするのを習慣づけましょう!
スコッチブライト おふろブラシ ハンディブラシ S バスシャイン B-552
汚れが溜まっていなければ、洗剤を使わなくてもOKです。
洗い流す時は熱いお湯を使うことで、汚れがふやけてすぐに流れていきますよ!
もちろん、お風呂のお湯を入れ替える際は浴槽の内側も毎日キレイにしましょうね。
週に1回は排水口も
使い終わったらすぐに拭く、汚れやすい床や浴槽はこまめにゴシゴシする…。
これだけでもお風呂はキレイにできますが、忘れてはいけないのが排水口。
毎日お掃除するほどではないけれど、いつの間にか汚れが付きがちな場所です。
放置すれば、イヤ~な臭いの原因にもなってしまいます。
そんな排水口は、週に1回ほど排水パイプクリーナーや塩素系漂白剤で、ささっとキレイにしましょう!
詳しい排水口のお掃除方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
あわせて読みたい
また、お風呂場の小掃除についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ♪
あわせて読みたい
トイレの小掃除
家のお掃除の大定番、トイレ。
こびり付く汚れに悩んでしまう困った場所ですよね。
ここも、毎日ちょこっとお掃除をすれば、汚れが溜まりにくくなって、とっても楽になりますよ!
トイレに入るたびにどこかを拭く
トイレの小掃除で重要になるのが、トイレ用クリーナー。
トイレクイックル トイレ用そうじシート つめかえ用 20枚入
これを、手の届きやすい位置に必ず置きましょう!
そしてトイレを使うたびにちょこちょこどこかを拭いていけば、汚れも溜まりません。
拭く場所は、便座・便器の外側・床・壁・ドア・戸棚などです。
便器の中は、トイレ用ブラシで洗剤を付けずにさくっとゴシゴシしてしまいましょう。
ペーパーホルダーやドアノブも手でよく触れる場所なので、手垢や雑菌が付いてしまっているもの。
ここも忘れずに拭きましょうね。
週に1回は洗剤を使って軽くお掃除
そして、週に1回は、トイレ用洗剤とブラシを使って便器の中をお掃除しましょう!
普段からお掃除していれば、汚れも溜まらないのですぐにすっきりキレイにできるはず。
週末の時間のある時に終わらせてしまいましょう。
日頃のトイレ掃除の方法が詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください♪
あわせて読みたい
また、こびりついてしまった黄ばみや黒ずみに悩んでいたら、こんな記事もありますよ。
あわせて読みたい
洗面所の小掃除
洗面所は、家族が顔を洗ったり、ひげを剃ったり、髪を整えたりと、何かと毎日使う場所ですよね。
顔を洗う時に、洗面台にびっしりの水垢なんて見たくありません。
洗面所をキレイに保つのも、やはり毎日の習慣づけが重要です。
使い終わったらすぐに拭く!
キッチンやお風呂と同じように、洗面所でも使うたびに拭くのが1番の水垢対策です。
洗面所のすぐ手の届くところに、手を拭くのと別に拭き上げ用のタオルを常備しておけばスムーズですよ!
家族やお子さんにも、「洗面所は使ったら拭くように!」とルールを作って、家族みんなの習慣にしてしまいましょう。
使うたびに拭くことが難しければ、出かける前・夜寝る前など、「しばらく誰も洗面所を使わないタイミング」で拭くようにすれば、無理なく続けられるかもしれませんね。
床のホコリや髪の毛も忘れずに
忘れてしまいがちなのが、洗面所の床。
いつの間にかホコリや髪の毛が溜まって、見た目も悪くなってしまいます。
クイックルワイパーやウェットタイプのシートを使って、気が向いた時にささっとお掃除すれば大丈夫ですよ。
洗面所に水垢が付いてしまったり、排水口の臭いが気になってきたら、この記事を読んで撃退しましょう!
環境にやさしいナチュラルクリーニング素材のクエン酸や重曹を使ったお掃除方法は必見です♪
あわせて読みたい
リビングの小掃除
普段生活するリビングは、はっきりとした汚れは目立ちませんが、実はホコリや雑菌がいたるところに潜んでいます。
しばらくお掃除しないと、リビングを歩く足にホコリが付いてしまって悲しい気持ちになったり…。
また、手が触れやすいところの雑菌をそのままにしておくと、体のデリケートな赤ちゃんやお子さんの病気の元になってしまうことも。
冬は感染症の恐れもあるので、目には見えない雑菌もきっちりしっかり取り除きましょう!
テレビを見ながらクイックルワイパー
リビングの床は、2~3日お掃除しないだけでホコリが目立ってきます。
2日に1回、できれば毎日、ささーっとリビングの床全体をクイックルワイパーで拭いておくのがおすすめです。
クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体+2種類シートセット
テレビを見ながら、歯磨きをしながら、エクササイズとして…。
気軽な「ながら掃除」なら、気合いを入れずに楽~にできますね。
ソファの下など、お掃除するのが少し大変な場所は、週末にまとめてお掃除するのもいいですね。
ホコリ掃除は上から下に
家具や家電、照明などに積もったホコリは、上から下に落としていくのがポイント。
照明→家具→テーブル…といった感じですね。
ハンディタイプのクイックルワイパーがあるととっても便利です。
毎日リビング全体のホコリを取るのは大変なので、床のお掃除と交互にしていくなど、無理のないペースをつかむのが大事ですよ♪
また、電化製品などの濡らしてはいけないもののお掃除には無水エタノールを使いましょう。
エタノールをつけたふきんでお掃除箇所を拭くと、エタノールが一瞬で蒸発するので、電化製品を壊してしまう恐れがなくなります。
よく触るところの除菌も忘れずに!
そして、よく手が触れる場所のお掃除も欠かせません!
手垢やホコリ、雑菌などが混じって、実はとっても汚くなっているんです。
ドアノブやテーブル、部屋の照明のスイッチなど、気になるところにアルコール除菌スプレーをシュッと吹くのを習慣づけるのが大事です。
オススメの商品が、このパストリーゼ。
強力な除菌・抗菌力があるのに、除菌したものを口に入れてもOKという画期的な商品。
食器や赤ちゃんのおもちゃ、生鮮食品にも使えるので、とっても便利なんです!
廊下・玄関の小掃除
最後が廊下・玄関のお掃除です。
「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」が行き交う場所は、キレイが続くと気分も上がりますよね。
ただ、家の中にはお掃除する場所がいっぱいあるので、この廊下や玄関くらいは、毎日お掃除するのはやめておきましょう。
どこもかしこもお掃除していると、お掃除で1日が終わってしまいますから。
廊下はリビングの延長線
リビングと同じように、廊下にはホコリが溜まってしまいます。
とはいえ、リビングと比べて目に入りにくいのがこの廊下。
キレイにしておきたいのはもちろんですが、無理に毎日お掃除しなくても、家族は気にしないでしょう。
リビングの床をお掃除する時に、ついでに廊下もささっと拭いてしまうのが理想です。
玄関は雨の日だけささっと拭く
玄関は、気が向いた時に靴を靴箱にしまってほうきで軽く土を払う程度でOKです。
ただ、雨の日に外から帰ってきた靴で玄関が濡れてしまった時は、雑巾などで水や泥を拭きとるのを心がけましょう!
玄関が濡れたままだと、カビや悪臭の元になってしまいます。
玄関のお掃除について詳しく知りたい人は、こちらの記事を見てみてください!
たまにはしっかり玄関もお掃除したいもの。その方法も詳しく載っていますよ。
あわせて読みたい
まとめ
今回は、お掃除をこまめに毎日することで家中のキレイを保つ、「小掃除」について紹介しました。
一見、やることがいっぱいあって大変そうですが、何かをしながら・ついでにできるお掃除ばかりなので、実は楽ちんです。
時短のお掃除を習慣化して、毎日続けるのがポイント!
そして1番大事なのは、「がんばらないこと」。
毎日じゃなくてもいい、どこか一部分だけでもいい…。
そんなふうに、気張らず楽に続けられるお掃除をすることが大切です。
自分や家族にあった小掃除の方法とペースを見つけて、毎日家中をすっきりキレイにしちゃいましょう!