縦型とドラム式洗濯機どっちが良いの?2つの違いをわかりやすく解説
そろそろ新しい洗濯機に買い直そうかな。でも、違いとかよく分からないし…。
そして、縦型?ドラム式?見た目の違いだけじゃないの?
と思っている方も多いと思います。
実は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機は、見た目と同じくらい中身も違うんですよ。
そこで今回は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の特徴やメリット・デメリットについて紹介します!
縦型洗濯機・ドラム式洗濯機の特徴
まず、縦型とドラム式の基本的な特徴を見ていきましょう!
いかがでしょうか?洗い方に違いがあるなんてびっくりですよね。
このような違いが生まれるのは理由があります。詳しく見ていきましょう!
縦型編
縦型洗濯機は、パルセーターといわれるプロペラで水流を作り、それによってできる衣類同士の摩擦で洗濯物をもみ洗いします。
この時に洗濯槽に水を溜めるため、水道の使用量が多くなってしまうのです。
ですが、大量の水によって、遠心力と衣類の摩擦を発生させて洗濯するため、泥汚れなど頑固な汚れへの洗浄力が高いのが特徴!
乾燥については、衣類を回転させながら温風を当てるため、洗濯槽に衣類が張り付いてしまい、その衣服たちが温風を遮るので、時間が長くなりがち…。
また、90度前後の熱風を衣類に当てるため、衣類が縮んだり、痛んでしまうこともあります。
正直なところ、縦型洗濯機での乾燥はあまりオススメできません。
・洗浄力が強い
・ドラム式に比べて値段が安い
・洋服が傷みやすい
・洗濯物の出し入れがしにくい
・乾燥機能を使うと、仕上がりがイマイチ
ドラム式編
ドラム式洗濯機は、下部に溜めた洗浄水に対して、ドラムを回転させることによって衣類を持ち上げて落とすというたたき洗いの形で洗浄をします。
少ない水で洗濯するので、洗浄水の洗剤濃度は高く、皮脂汚れや調味料のシミに強いのが特徴的です。
衣類をこすり合わせることはないので、衣類は傷つきませんが、洗浄力が縦型洗濯機より劣ります。
乾燥については、ドラムの回転、反転で洗濯物が大きく広がり、洗濯物全体に温風が当たりやすいので、仕上がり抜群です!
・シミ、傷みが生じにくい
・皮脂汚れに強い
・乾燥が速い
・水道代が安く抑えられる。
・洗浄能力が縦型よりも劣る
・色移りしやすい
・サイズ、重量が大きいものが多い
あなたは縦型派?ドラム式派?
ここまで、縦型とドラム式のメリット・デメリットをおさえてきました。
正直、「どちらにも良いところがあって迷うなぁ」と感じていませんか?
しかし、生活スタイルや職業によって、縦型に向いている人、ドラム式に向いている人が存在するんですよ♪
自分のライフスタイルと照らし合わせて、どちらのタイプの方が合っているのか考えてみてください!
縦型編
洗浄力が高い縦型は、作業着の汚れがひどくなってしまう大工さんや工場で働いている方に向いています。
また、元気いっぱいな小さい子供がいる方も子供と一緒に遊んでいたら、いつの間にか私も子供も泥だらけ、なんてことありますよね。
そんなあなたにも泥汚れを徹底的に落としてくれる縦型がオススメ!
しかし、洗浄力が高くても、乾燥機能はドラム式に劣る縦型洗濯機。
乾燥機能が必要ない方は、リーズナブルな縦型洗濯機の購入を検討してみてはいかがですか?
ドラム式編
共働き世帯で家事の時間をできるだけ短縮したい方は洗濯から乾燥までまとめてできるドラム式がオススメです。
また、日曜日の夜に子供が渡してくる体操着のように、急いで乾かしたい衣類ってありますよね。
そんなときに乾燥機能がついている方が安心ですよ!
購入時の注意点
「よし、購入するべき洗濯機のタイプが分かったぞ!早速、明日にでも家電量販店に見に行くか!」と意気込んでいるそこのあなた!!
ちょっと待ってください!
洗濯機の購入時には、事前に調査しておくべき箇所が6つあるので、これを確認してから購入しましょう!
洗濯機の容量の目安
洗濯機の最適容量は、1人1日1.5kgをベースに計算しましょう。計算式は次の通り!
例えば、3人家族で1日おきに洗濯する、すなわち、2日分の洗濯物をまとめて洗う場合、
1.5kg × 3 × 2 = 9kg
となるので、最適容量は9kgとなります。
もちろん、最適容量以上の洗濯機でも大丈夫ですよ!
ただし、乾燥まで行う場合は洗濯容量ではなく、乾燥容量をベースに洗濯機を選びましょう。
洗濯機の設置場所の幅・奥行き
洗濯機の設置場所の寸法は、洗濯機本体の幅と奥行きよりも大きくないと入らないのは当然ですよね。
洗濯機は稼働中に揺れるので、壁にぶつからないように洗濯機の本体サイズよりも設置場所の寸法は大きめであることが望ましいです。
洗濯機の下に置く防水パンがある場合は、その上に洗濯機の4つの足が入るか確認しましょう。
洗濯パンをついでに掃除したいという方は、次の記事を参考にしてみてください!
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搬入経路
設置場所の寸法が大丈夫でも、搬入経路の幅、高さが本体よりも小さいと設置場所まで運べません。
搬入経路の幅、高さは本体の寸法+10cm必要になります。
チェック場所は、玄関、階段、エレベーター、廊下です。
すべての場所で、本体の寸法+10cmの幅、高さがあるか確認しましょう。
壁の位置
ドラム式洗濯機の購入を考えている人は壁の位置にも注意しましょう。
ドラム式洗濯機の洗濯物投入口の扉には、右開きと左開きがあります。
本体の壁側と同じ方向に開く洗濯機を選択すれば、洗濯物を取り出すのがスムーズです。
反対にしてしまうと、洗濯物投入口が壁と洗濯機の扉に挟まれてしまうので、洗濯物を入れるのも取り出すのも一苦労…。
考えるだけでもゾッとしますね。
私の家の洗濯機はまさかの「壁と扉がこんにちは。」
考える前にゾッとする経験をもうしてましたね。
本当に取り出しにくくて、朝急いでいるときはイライラしてしまいます。
皆さんは気をつけましょう!
給水用蛇口の場所
給水用の蛇口の場所は洗濯機より10cmほど上にある必要があります。
しかし、洗濯機と給水用の蛇口の間に十分な空間がある場合は、蛇口が下にあっても設置できることも。
この場合は別途部品や取り付け工事が必要になるので、蛇口の位置が十分な高さでなければ、専門業者に事前見積もりを頼むと安心ですよ!
排水口の場所
洗濯で利用した水を排水する排水口の位置で設置の方法が変わります。
排水口が洗濯機本体の左右どちらかになる場合はそのまま設置が可能なので、心配要りません!
気をつけるのは、排水口が洗濯機の真下に位置しているときです。
この場合は、専用のホースや底上げのユニットを使って、洗濯機から排水される水を真下にある排水口に届ける必要があります。
正しく取り付けないと水浸しになる可能性もあるのでよく確認しましょう。
購入時の注意点は以上です。
せっかく良い洗濯機に出会えても、設置できなかったらがっかりなので、面倒くさがらずにチェックしてくださいね。
給水用蛇口や排水口の場所によっては、追加で費用がかかる場合があるので、それも含めて予算内に収まるか確認しましょう。
縦型洗濯機・ドラム式洗濯機のおすすめ商品
縦型とドラム式、選ぶべき洗濯機が決まったでしょうか?
購入したい洗濯機の種類を決めたら、次はいよいよ本体選びです。
どの商品が良いのか迷っている方のためにおすすめの洗濯機をお教えします!
縦型洗濯機のおすすめ商品3選
まずは縦型洗濯機のおすすめ商品を3つご紹介いたします!
重さごとで自分のお家に合った洗濯機を選んでみてください♪
maxzen 全自動洗濯機 5.5kg
おすすめ 商品
はじめての一人暮らしや単身赴任で、手ごろな価格で洗濯機を買いたい。
それなら、maxzenのコンパクト洗濯機を選んでみましょう。 使い勝手の良い5.5kgタイプが、19,800円という低価格で購入できます。
ワンルームなどにも設置しやすいサイズになっています。 小さめながら、実力は本格派!
5種類の洗浄コース、風乾燥や槽洗浄、予約機能など、必要な機能は備えているため、十分活躍してくれます。 送料無料&1年保証付きのアイテム。 新生活のお供に、加えてみてはいかがでしょうか?
SHARP 全自動洗濯機7kg
おすすめ 商品
夫婦のみの世帯には、7キロ程度の洗濯機がベスト。 穴なし槽タイプの洗濯機なら、洗濯槽の内部にカビがつきにくく、洗濯物が触れる面がいつも清潔に保たれます。
清潔なだけでなく、節水にもなるので、水道代を節約したい家庭にもおすすめ。 付属のホースで残り湯を汲めば、さらに洗濯へ使う水を減らせます。
見えない洗濯槽の裏側は槽クリーンコースでお手入れ可能。 脱水後にほぐし運転で、取り出しやすい点も魅力です。
日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ 洗濯容量8kg
おすすめ 商品
日立のビートウォッシュは、しっかり8kg洗える実力派。 ナイアガラビート洗浄で、えり袖汚れもしっかりパワフルに洗い落とします。
洗濯機につきがちな嫌なカビも、洗濯する度に自動お掃除してくれるので安心です。 洗剤の種類に合わせて、洗い方やすすぎの回数を自動で変えてくれる点も秀逸!
コンパクト設計ながら、洗浄力や便利な機能にこだわるなら、こちらの商品を選んでみましょう。
ドラム式洗濯機のおすすめ商品3選
次にドラム式洗濯機のおすすめ商品をご紹介します!
人気のメーカーの洗濯機を選んできたのでぜひ参考にしてみてください。
アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機 7.5kg
おすすめ 商品
手ごろな価格でドラム式洗濯機を購入したいなら、アイリスオーヤマがおすすめ。
温水洗いもできるので、汚れやニオイ、黄ばみをすっきり落とせます。 乾燥機能はありませんが、温水すすぎを利用すれば、部屋干し時の乾燥時間も大幅に短縮。
じめじめした季節の洗濯物を、さっと乾かせるのは嬉しいですよね。 子どもがいる家庭でも安心の、チャイルドロック標準装備。 縦型よりも少ない水で洗えるので、節水にもなる商品です。
東芝 ドラム式洗濯乾燥機 11.0kg
おすすめ 商品
たっぷりの洗濯物を洗濯、乾燥したいなら11kgの大容量タイプを選んでみましょう。 乾燥容量も7kgあるので、たくさん洗いたい家庭にぴったりです。
洗濯から乾燥までのスピードが速い点も、この洗濯機の特徴。 ふんわリッチ乾燥で、洗濯物のシワを伸ばしてくれるので、洗い終わったらあとはたたんでしまうだけでOKです。
低振動、低騒音設計なので、深夜や早朝に洗濯したい人にもおすすめです。
パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 11kg
おすすめ 商品
最新モデルが気になる方には、パナソニックの新商品を選んでみましょう。 2度洗いモードや約40℃毛布コースが新搭載され、より気持ちよく使える洗濯機へ進化しました。
2度洗いモードは、予洗い後に新しい洗剤と水に変えてくれる機能。 約40℃毛布コースは、ワンシーズン使った後に蓄積された皮脂汚れやニオイを洗浄してくれる嬉しい機能です。
洗濯機についた汚れが気になる場合も、事前にサッと槽すすぎコースで掃除可能! つい忘れがちなお掃除も、槽洗浄サインがついているので、忘れずにすみます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
洗濯機の縦型、ドラム式って迷いどころですよね。
生活スタイルに合った洗濯機を選んで、快適な洗濯ライフを送りましょう!
もし最近、洗濯機の調子が悪くて買い直そうかなと考えているならこの記事を参考にしてみてください!
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