ゴキブリの種類は4種のどれかで決まり!見分け方と種類別の駆除方法
不衛生なイメージのある「ゴキブリ」を家の中で見つけると、嫌な思いになりますよね。そんなゴキブリにもさまざまな種類がいることをご存知ですか?ゴキブリは、種類によって駆除の方法も変わってくる場合があります。今回は、ゴキブリにはどのような種類がいるのか、種類別のゴキブリの駆除方法などについてご紹介します!
ゴキブリにはどんな種類がいるの?
ゴキブリは、世界中に4000種類以上もの種類がいると言われています。
しかし、そのほとんどが屋外に生息しており、屋内に発生する可能性があるゴキブリの種類は、「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」「ワモンゴキブリ」の4種類だけです。
クロゴキブリの特徴
クロゴキブリは、家庭で発生しやすいゴキブリの種類で、1年を通して発生する可能性があります。成虫は、体長3~4cm程度で光沢のある黒褐色が特徴です。
チャバネゴキブリの特徴
チャバネゴキブリは、寒いところが苦手なゴキブリですが、現在は冬でも暖房で室内が暖かいため、全国的に発生する可能性があります。体長1.1cm~1.5cmとクロゴキブリに比べると小さく、赤茶から黄褐色の見た目。家庭ではなく、ビルや飲食店に多く発生しやすいのも特徴の1つです。
ヤマトゴキブリの特徴
ヤマトゴキブリは、日本固有のゴキブリの一種で、他のゴキブリと異なり寒さに強く、半野外生息種で、屋内と屋外を行き来して暮らしています。体長2.5cm程度で黒褐色をしていますが、他のゴキブリと比べて、光沢がないのが見分けるポイントです。
ワモンゴキブリの特徴
ワモンゴキブリは、体長4~5cmほどと、屋内で見られるゴキブリの中でも大きい種類のゴキブリです。見た目は茶褐色で光沢があり、黄白色の輪の模様があるのが特徴です。
ゴキブリの駆除方法は種類によって違う?
ゴキブリの駆除の方法は、チャバネゴキブリ以外は、種類によって大きく変わらず「スプレータイプの殺虫剤」や「毒エサ」「捕獲罠」などで駆除することが可能です。
スプレータイプは、その場で駆除できたことがわかりやすいですが、目の前にいるゴキブリ以外も駆除したい場合には、「毒エサ」タイプの駆除剤を使用することがおすすめです。
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毒エサタイプの駆除剤は、毒エサを食べたゴキブリが、住みかに帰ってから効果を発揮する上、毒エサを食べたゴキブリの死骸やフンを食べたゴキブリにも影響を及ぼすため、陰に潜んでいるゴキブリも駆除したいという方にはおすすめの方法ですよ。
また、チャバネゴキブリはクロゴキブリとは異なり、一般的なスプレータイプの殺虫剤などで使用されているピレスロイド剤への抵抗力を備えているため、ベイト剤という塗り薬を用いて駆除を行うことが必要。
ベイト剤を使用する場合には、発生源を正しく特定した上で、ベイト剤を塗布する必要があります。自分でも塗布することは可能ですが、確実に駆除を行いたいのであれば、プロの業者に依頼して駆除を行うことがおすすめです。
ゴキブリを寄せ付けない綺麗な環境を作ろう
今回ご紹介したゴキブリは、暖かい場所を好むため、主に屋内に生息しますが、ヤマトゴキブリのように、屋内と屋外を行ったり来たりするゴキブリの種類もいます。ゴキブリが発生しないようにするには、日頃からゴキブリを寄せ付けない環境づくりを行うことが大切です。
ゴキブリを寄せ付けないためには、まず第一に衛生的な環境を保つことが何より大切です。
ゴキブリは、ゴミ箱の周りやシンクの三角コーナーの近くなど、ゴミが溜まった環境を好みます。三角コーナーには、ゴミを放置しないように気をつけ、ゴミ箱を蓋付きのゴミ箱にすると安心です。
また、ゴキブリは、暖かく暗い場所を好むため、家電の小さな隙間や戸棚の中などを住処として暮らしています。
普段手が行き届かないような、家具や家電の隙間なども定期的に掃除することで、ゴキブリを寄せ付けない環境を作るようにしましょう!
ゴキブリを寄せ付けない便利アイテムとは?
ゴキブリを寄せ付けないためには、忌避剤を使用するのもおすすめです。
忌避剤には、窓や玄関などゴキブリが行き来しやすい場所に殺虫剤を吹きつけるスプレータイプのものや置き型タイプのもの、ゴキブリの嫌な匂いを発するアロマタイプの忌避剤などがあります。
小さなお子さんがいるご家庭などで、殺虫成分を含むものを使いたくない場合にはアロマタイプの忌避剤を使用するなど、家庭環境に合わせて忌避剤を選ぶことがおすすめですよ。
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まとめ
ゴキブリには、どのような種類がいるのかや種類別のゴキブリの駆除方法、ゴキブリを寄せ付けない方法についてご紹介しました。ゴキブリの中には、異なる駆除方法が必要なゴキブリもいます。今回ご紹介した内容を参考に、ゴキブリを正しく駆除し、また寄せ付けない環境づくりを忘れずに行ってくださいね!
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