タンスが臭い原因は?消臭&カビ取り方法を総まとめ
タンスの嫌な臭いの原因と消臭方法を解説。重曹でできる臭い取りの方法や、漂白剤を使ったカビ掃除の方法、おすすめの除湿アイテムなどをまとめました。さらに、衣服に移ったタンスの臭いの取り方や、臭いの再発を予防する方法も紹介します。
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タンスの臭いの原因は?
・防虫剤
・湿気たままの服
・タンスの臭い
タンスの臭いの主な原因は上記の4つ。それぞれの原因について詳しく解説します。
カビ
タンス内の湿度が高くなるとカビが発生し、臭いの原因になります。とくに湿度が高い季節や、通気性が悪い場所に置かれたタンスはカビの温床になりがちです。腐ったようなすっぱい臭いがする場合はカビ対策をしましょう。
防虫剤
独特の臭いがする防虫剤がタンスや衣類に染みつき、タンスの臭いの原因になっていることがあります。防虫剤を使用する際は無臭タイプを選ぶのがおすすめです。
湿ったままの服
タンスは湿気がたまりやすいので、湿った服やタオルをそのまましまうと、菌が繁殖して臭くなります。カビが発生するリスクも上がるので注意しましょう。
タンスの臭い
新しいタンスや古いタンスの場合は、木材の臭いや接着剤から放出される化学物質の臭いがすることがあります。新しいタンスの木の臭いは薄れますが、接着剤の臭いはシックハウス症候群の原因にもなるので注意が必要です。
タンスの臭いの取り方
2. 漂白剤で拭く
3. 乾燥剤や除湿剤を使う
4. 石鹸を入れる
5. 新聞紙を敷く
6. 炭を入れ
タンスの臭いを取る方法を6つ紹介。お手入れするタイミングは、お天気がよくて、湿度があまり高くない日がおすすめです。
1. 重曹水で拭く
タンスの臭いには、臭いを中和させる効果が期待できる重曹がおすすめ。重曹水は、水250mLにつき大さじ1杯の重曹を溶かして作ります。最後は、しっかり乾くまで天日干しをしましょう。
・雑巾2枚
・バケツ
2. 重曹水を作る
3. タンスを外に出す
4. 重曹水で拭く
5. 乾拭きする
6. そのまま天日干しをする
2. 漂白剤で拭く
カビが原因のタンスの臭いには、漂白剤がおすすめ。塩素系漂白剤は水2Lに対してキャップ1杯ぐらいが目安です。こちらの消臭方法も最後はしっかり乾くまで天日干しをしましょう。
・雑巾2枚
・バケツ
・ゴム手袋
2. ゴム手袋をつける
3. 漂白剤を薄める
4. タンスを外に出す
5. 漂白剤を薄めたもので拭く
6. 乾拭きする
7. そのまま天日干しをする
3. 石鹸を入れる
手軽に臭い対策をしたいなら、好きな香りの固形石鹸を使った方法がおすすめ。100均などで売っている不織布素材の袋に入れてから、引き出しに入れましょう。
・固形石鹸
・不織布の袋
2. 不織布の袋に削った石鹸を入れる
3. 引き出しの中に入れる
4. 乾燥剤や除湿剤を使う
湿気が原因のタンスの臭い取りには、100均やホームセンターなどで販売されている市販の乾燥剤や除湿剤を使うのがおすすめです。湿気を取ることで、カビが繁殖しにくい環境を作ることもできます。
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5. 新聞紙を敷く
自宅にいらない新聞紙がある方は、新聞紙を使った臭い取り方法がおすすめです。新聞紙は湿気を吸収するだけでなく、消臭効果も期待できます。衣類の下に新聞紙を敷き、2~3ヶ月に1回を目安に新しい新聞紙と交換しましょう。
6. 木炭を入れる
除湿や消臭効果が期待できる、木炭を使った臭い取り方法もおすすめ。木炭の表面に空いた穴が、湿気や臭いを吸収してくれます。衣類やタンスに炭が付着してしまわないように、不織布の袋やストッキングなどに入れましょう。
タンスの臭いが服に付いたときの対処法
2. お風呂に吊るす
3. 重曹水スプレーをかける
4. スチームを当てる
タンスの臭いが服に付着してしまったときの対処法は上記の4つ。それぞれ詳しく解説していきます。
1. 天日干しする
日光には除菌や消臭効果が期待できます。もう一度洗濯したあと半日ほどベランダにハンガーで吊るして、天日干しをしましょう。
2. お風呂場に吊るす
入浴後のお風呂場に吊るしておく方法もあります。蒸気が匂いを吸着するため、消臭効果が見込めます。
3. 重曹水スプレーをかける
重曹はタンスの臭いを取るだけではなく、衣類への消臭効果も期待できます。臭いが気になる服に重曹水をスプレーして、ドライヤーで完全に乾かしましょう。
4. スチームを当てる
蒸気には匂いを吸着する働きがあるので、スチームアイロンも有効です。衣類から2~3cm離してスチームアイロンを当てましょう。
タンスの臭いを予防する方法
・こまめに引き出しを開けて換気する
・衣類はしっかりと乾かしてから入れる
・服を詰め込み過ぎないようにする
タンスの臭いが再発しないための予防方法を4つ紹介します。
タンスは壁と少しすき間を開けて置く
タンスを壁にぴったりつけて置くと、風通しが悪くなり、カビが生える原因につながります。タンスと壁の間には5~15cmほど隙間を開けておきましょう。
こまめに引き出しを開けて換気する
タンスの中は湿気がこもりやすいので、定期的に引き出しを開けて風を通し、湿気を逃しましょう。3日に1回、15~20分を目安に行うのがおすすめです。
衣類はしっかりと乾かしてから入れる
生乾きの衣服をタンスに収納すると、嫌な臭いやカビ発生の原因になります。ニットやフード付きのパーカーなど、乾きにくい衣服もしっかりと乾かしてからしまうように心がけましょう。
服を詰め込み過ぎないようにする
タンスに衣服を詰め込むと湿気がこもりやすくなり、嫌な臭いやカビ発生の原因となります。3cmほどのすき間が出来るように衣服を収納しましょう。
タンスの臭いに関するQ&A
タンスの臭いに関する疑問をまとめました。
Q. タンスの引き出しが臭い原因は?
A. 「湿気」「カビ」「防虫剤」などが臭いの主な原因と考えられます。
タンスの中は湿気がこもりやすく、嫌な臭いやカビが発生しやすい環境です。防虫剤の臭いが衣服やタンスに移ってしまったり、生乾きの衣類やタンス本体の臭いが原因だったりすることあります。
Q. タンスの臭いがついた服の消臭方法は?
A. 洗い直して天日干しをしたり、蒸気や重曹スプレーを使って臭いを取る方法があります。
時間がある場合は洗い直して天日干しをする方法がおすすめ。急いでいる場合は重曹水を衣服にスプレーし、ドライヤーで完全に乾かしましょう。ほかにも、入浴後のお風呂場に吊るしたり、スチームアイロンを使ったりと、蒸気を使って臭いを取る方法もあります。
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