
【フリース洗濯のコツは冷水】縮みや毛玉を防ぎふわふわに仕上げる洗い方と干し方
フリースは冬に欠かせないアイテムですが、洗濯方法を間違えると縮みや毛玉、ごわつきの原因に。この記事では、自宅でふわふわの質感を保ちながらフリースを正しく洗う方法を詳しく解説します。洗い方から干し方、注意点まで、初心者でも失敗しないコツをまとめました。
目次
フリース素材の特徴とは?
フリース素材はポリエステルでできているため、保温性が高く、肌触りが良いのが特徴。また、とても軽量で、旅行や防寒具として歩く時も負担になりにくく、 速乾性も高いのも魅力。
肌寒い時期は、保温性や肌触り、使い勝手の良さから手放せないという人も多いでしょう。
フリースを洗う際は【洗濯表示】に注意!

フリースは、洗濯表示を確認せずに洗ってしまうと縮んでしまうことがあります。洗濯表示は、服の内側にある白いタグで確認できます。洗濯前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。
基本的に、洗濯機マークの中に表示されている数字の温度を越えない水で洗濯するのが吉。フリースは熱に弱い素材のため、水を使って洗濯しましょう。
フリースを洗濯機で洗うときのポイント
フリースを洗濯するときに注意したいのは、洗濯機のコース設定です。
基本的にドライコースで洗濯しましょう。ドライコース以外で洗濯すると、ゴワゴワになったりフリース素材が傷んだりしてしまいます!
ドライコースは、洗濯機でぐるぐる回す普通の洗い方とは違って、つけ洗いのように水に浸した洗濯物をゆらして汚れを落とします。
裏返して洗濯ネットに入れるとフリースの毛玉対策に!
フリースは摩擦に弱く、毛玉ができたり毛羽立ったりしやすい素材です。ファスナーやボタンを閉めてから、裏返してネットに入れて洗いましょう。その際、そで口などの汚れやすい部分が外側になるようにたたむのがコツです。
フリースに乾燥機の使用はNG。質感が崩れるだけでなく、服が縮んでしまう原因に。乾かすときは、日陰でハンガーに吊るして干しましょう。
フリースを洗濯でふわふわに仕上げる3つのコツ

フリースを洗濯する際に、ふわふわに仕上げるコツはどのようなものがあるのでしょうか?ここからは、フリースをふわふわに仕上げるコツや、定期的なお手入れ方法を紹介していきます。
1. 柔軟剤を使う
フリースを洗濯する際に柔軟剤を使うことで、静電気を防止し、やわらかく仕上がります。フリース素材は静電気を溜めやすく、汚れやゴミがつきやすいので、洗濯する際に柔軟剤を使うのがおすすめです。
2. 干す前に温風をあてる
フリースを干す前に温風をあてると、ふわふわな仕上がりになります。干す前に3分ほどドライヤーを当てたり、短時間乾燥機に入れたりすると、その効果を実感しやすいでしょう。
温風を当てることは方法のひとつとして効果的ですが、フリースは熱に弱い素材。ドライヤーの当てすぎや、乾燥機に長時間入れることでかえってフリースを傷めてしまう場合はあるので、注意しましょう。
3. 空気を含ませてから干す
フリースをバサバサッと振ってから干すと、中に空気が含まれてふわっとした仕上がりになります。着心地のいいふわふわなフリースに仕上げたい方は、一度試してみてください。
フリースの洗濯頻度や定期的なお手入れ方法
あまり洗いすぎると型崩れを起こしてしまうため、フリースの洗濯は1~2週間に1回程度にしておきましょう。また、長持ちさせるために、着用後はブラッシングで整えることをおすすめします。臭いが気になるときは、消臭スプレーや除菌スプレーを使いましょう。
フリースの手洗い方法をレクチャー|長持ちさせる丁寧な洗い方と干し方

洗濯機での洗い方を確認した後は、手洗いに挑戦してみましょう。ここからは、手洗いでフリースを洗濯する方法を解説していきます。
フリースは、洗濯機で洗ってしまうのが手っ取り早いですが、繰り返し洗っていくうちにどうしてもフリースに毛玉ができてしまいます。長期間きれいな形で着続けるためにも、お気に入りのフリースは手洗いで洗うことをおすすめします!

フリースは熱に弱い素材のため、水で洗います。

洗剤や洗濯表示などの目安を参考に、水の量に応じた洗剤を入れましょう。

汚れをやさしく押し出すイメージ。こすると毛玉ができる場合もあるので、やさしく丁寧に扱いましょう。
フリースを干すときはハンガーのサイズが重要

フリースは日光に当てると傷んでしまう場合がありますので、日陰でのハンガー干しがおすすめ。
フリースは水を吸うと重くなるので、サイズがあっていないハンガーを使うと、重さで型崩れを起こしてしまうことも。ハンガーは、必ず大きさが合っているものを選びましょう。
素材に合った洗濯方法で、お気に入りのフリースを長く使おう
お気に入りのフリースを長く着続けるためには、素材に合った丁寧な洗濯とお手入れが欠かせません。
洗濯ネットの使用や冷水洗い、優しい脱水や陰干しといった基本のポイントを押さえることで、ふわふわ感や保温性を保ちながら清潔に着続けられます。日々のケアを見直して、お気に入りの1着を長く大切にしましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
