トイレの黄ばみを落とすには?頑固な便器の汚れを掃除する方法を解説
一度放置してしまうとなかなか取れないトイレの黄ばみ、気になりますよね。トイレの黄ばみは「尿石」と言われるものが原因。普段と同じ掃除ではなかなか落ちない尿石ですが、洗剤を上手に使えばきれいに落とすことができます。今回はトイレの黄ばみを落とす方法を3つ、写真付きで解説します!
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トイレの黄ばみの原因は「尿石」
トイレの底やフチに発生する黄ばみは「尿石」と呼ばれています。
これは、人の尿に含まれているカルシウムやマグネシウムなどが、トイレの底やフチにくっついてアルカリ性の結晶になったもの。もし尿石が便器に付いたままの状態で放置されていると、硬くなって頑固な汚れになってしまいます。これが原因となって便器が黄ばんだように見えるのです。
アルカリ性の尿石には酸性の洗剤を
アルカリ性の汚れであるトイレの黄ばみには酸性の洗剤が効果的です。反対の性質の洗剤を汚れにぶつけることで、汚れが中和され、落ちやすくなるからです。
酸性洗剤は強力だから使いたくないという方には、弱い酸性であるクエン酸がおすすめです。
トイレの黄ばみの落とし方をプロに聞いてみた
「ユアマイスター」では、トイレクリーニングのプロに「洋式の便器なのですが、かなり年季の入ったしつこい黄ばみ汚れがどうしても落ちません。落とす方法を教えてください。」と聞いてみました!たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
Renovation Lifeさん(埼玉県)
日本おそうじ代行ホールディングス~関東支部~さん(東京都)
有限会社トスコムさん(大阪府)
トイレ掃除のプロも、トイレの黄ばみには、
・酸性洗剤で落とす
・削り落とす
の2通りで掃除しているようです。
トイレの黄ばみを落とす方法3選
頑固なトイレの黄ばみを落とす方法を3つ紹介します。便器と汚れの状態に合わせて、実際にできそうな方法を選んでみてください。
1 酸性洗剤で落とす
2 クエン酸+重曹で落とす
3 耐水ペーパーで落とす
【トイレ掃除1】酸性洗剤で落とす
・トイレットペーパ
・トイレブラシ
・酸性洗剤
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トイレの元栓を閉めてハンドルを回すとタンクの水が全て流れます。黄ばみができやすいのは、水面のきわの辺り。できれば水は抜いておきましょう。洗剤が薄まらずに汚れに効いてくれます。
便器の黄ばみの部分に重なるように、トイレットペーパーを置きます。汚れが埋もれるくらいたっぷりと敷きましょう!
そのまま30分~1時間ほど置いておきましょう。撮りためているテレビを観ながら待つもよし、トイレの床をお掃除しながら待つもよし。最寄りのコンビニにちょっと出かけちゃうもよし♪
上から酸性洗剤をかけていきます!安全と衛生のため、ゴム手袋をして作業をしましょう。
元栓を開けて水を流したら、トイレブラシなどで汚れを落とします。まだ気になる汚れが残っているときはに、もう1回つけおきしてみましょう!
最後は水を流して完了です!
【トイレ掃除2】クエン酸+重曹で落とす
酸性洗剤のような強い洗剤を使いたくないという方には、クエン酸と重曹で落とす方法がおすすめです。クエン酸も重曹も低刺激のものでありながら、トイレの黄ばみを落とせる効果を発揮します。
・クエン酸
・スプレーボトル
・トイレブラシ
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トイレの元栓を閉めてハンドルを回すとタンクの水が全て流れます。水を抜いてからの方が洗剤が薄まることなく、より汚れが取れやすくなります!
黄ばみ部分に粉状の重曹をふりかけます。重曹の目安としては、汚れが埋もれるくらいにたっぷりと使ようにしましょう。そして15分ほどおきます。
水:クエン酸=100ml:小さじ1/2になるようにクエン酸を薄めます。空のスプレーボトルに移し替えて、トイレにシュシュシュ!化学反応によって二酸化炭素が発生して、泡が発生します。この泡が汚れを落浮かせてとしてくれるのです。
トイレブラシを使って、便器を磨きます。ゴム手袋をしてトイレットペーパーで拭き取るのもいいですね。汚れたトイレットペーパーをそのまま流せるので、衛生的です!
最後に、元栓を開けて水で汚れを流したら完了です!
【トイレ掃除3】耐水ペーパーで落とす
洗剤でどうしても落とせなかった汚れには、最後の手段。便器に傷をつけないように気をつけながら、耐水ペーパーで汚れを削りましょう。
・ゴム手袋
・マスク
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トイレの黄ばみ、もちろん尿石など黒ずんだ汚れにも使うことができます。また、シンクのどうしても落ちない石鹸垢にも効果的です。洗剤ではどうしても落とすことができない汚れにはぜひお試しあれ!
耐水ペーパーは水につけながら使うものなので、今回は便器の水は抜かなくてもOK。お掃除するときには、ゴム手袋を忘れないようにしましょう。手を使いたくない場合には、棒状のものに耐水ペーパーを巻きつけて使うとよいですよ♪
トイレの黄ばみを落とす際の注意点
注意点を知っていると、結果的にトイレを「守る」ことに繋がります。なかなか買い換えるものではないからキレイに長持ちさせたいですよね!さらにこの注意点は「あなた」を守ることにもつながるのですが…その話はまた後ほど!
便器のから拭きはNG
便器をから拭きで掃除するのはおすすめしません。
理由の1つ目は「キズがついてしまう」恐れがあること。から拭きをすると、布の繊維が、プラスチック素材などにキズを付けているのです。便器に傷ができると、そこに少しずつ汚れが溜まってしまい、結果として黄ばみや黒ずみとなってしまう恐れもあるんです…!
2つ目は、静電気が発生してしまうから。静電気によって、空気中に浮いていたホコリが、便器に引き寄せられてしまいます。せっかくお掃除をしたのに、キズやホコリなんて嫌ですよね。軽く濡らした布などを使うように心がけましょう。
酸性洗剤と塩基系漂白剤は一緒に使用しない
酸性洗剤とアルカリ性である塩基系漂白剤を一緒に使用すると、「有毒ガス」が発生してしまいます。よく「混ぜるな危険」という表示があるものそのためです。トイレの黄ばみを掃除する強力な味方である酸性洗剤ですが、使用するときは十分注意しなければいけません。
トイレの黄ばみの予防方法
できてしまった便器の黄ばみを、キレイにお掃除する方法を紹介してきました。根本的な話で重要なことがもう1つありますよね。そう、まず黄ばみができる前に、こまめにお掃除すること。簡単にトイレの黄ばみを予防できる方法を3つ紹介します!
こまめな掃除
トイレの汚れは放っておくと、どんどんしつこくこびりついてしまいます。そのため、トイレはこまめなお掃除が欠かせません。できれば毎日、少なくとも週に1回はトイレのお掃除をしましょう。でも、毎回ブラシでゴシゴシするのは面倒臭い……。そんなあなたにおすすめなのが、塗るだけで汚れを落とせる洗剤です。
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スクラビングバブルはジェルタイプなので、洗剤が汚れに密着してしっかり落としてくれます。ブラシを使ってゴシゴシする必要もないので、とても気軽に掃除することができるのです。ノズルがフチ裏にも届くので、隠れた汚れもキレイにできますよ。
使うたびにキレイにしてもらう
意識して洗剤を取り出さなくても、置いておくだけでトイレを使うたびに洗浄してくれるアイテムもあります。
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ブルーレットスタンピーは便器にスタンプするだけで、トイレをキレイにしてくれる便利な洗浄剤です。1回のスタンプで持続するのも嬉しいですね。香りもいろいろあるので、お気に入りの商品を探してみるとよいかもしれません。
トイレの黄ばみを予防するには、こまめなお掃除が大切です。世の中には、トイレ掃除を楽にしてくれる便利アイテムがたくさん!うまく活用して、キレイなトイレを目指しましょう。
定期的にタンクをキレイにする
実は盲点なのが便器をキレイに保つのに欠かせないのがタンクのお掃除。タンクに汚れやカビがたまっていると、これが便器に流れてしまう可能性があるのです。そのため、できれば3か月に1度はタンクのお掃除をすることをおすすめします。トイレ掃除の頻度の目安や、簡単なお手入れについては、こちらの記事を参考にしてみてください♪
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トイレの黄ばみはプロにおまかせ!
様々な方法を試したけど、全く黄ばみが落ちなかったり、悪臭が気になるという方はプロにお任せするのも一つ。自分では落とせないしつこい汚れも、プロがピカピカに仕上げてくれますよ!もちろん、自分でやるのはちょっとめんどくさい…。という方にもオススメです!
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お住まいの地域からあなたにあったプロを探すことができるユアマイスター。ユアマイスターでトイレクリーニングを頼むと、こんなメリットがあるんです!
・汚れの種類を特定し、嫌なにおいを根本的に除去
・専用の洗剤で頑固な黄ばみを消去
ユアマイスターなら、いつでもインターネットで、好きな業者を選んでトイレ掃除を予約することができます。普段の掃除ではなかなか落ちない汚れを、ぜひ一度プロにお願いして、快適なトイレを手に入れてください!
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まとめ
今回は、トイレの黄ばみを落とす方法を3つ紹介しました。アルカリ性の汚れである尿石には酸性の洗剤で対抗しましょう。
そして、頑固な黄ばみをこの世に生みだす前に、予防をすることも大切です。トイレは、お家の中で、お客さんが使うこともある場所。だからこそ、いつもキレイにして素敵なおもてなしを出来るようになるといいですね!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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