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更新日: 2025年3月31日

着物の洗濯方法を徹底解説!失敗しないためのポイントやおすすめ洗濯ネットを紹介

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今回は着物の洗濯方法を紹介。着物が汚れてしまったらクリーニングに出すしかないイメージですが、実は自宅でも洗濯が可能です。失敗しないためにもポイントをチェックして洗濯していきましょう。またあわせて知っておきたい普段のお手入れ方法や、おすすめ洗濯ネットクリーニングに出した場合の料金についても解説していきます。

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着物を洗濯する前に生地を確認!

着物

着物を洗濯す前に、着物の生地についてチェックしていきましょう。着物とひと口に言っても、生地にはいろいろな種類があります。例えば、

お召し:軽くてしなやか、風格の漂う高級絹織物。
:薄く透き通るような絹織物。
上布:夏に着る、上等な麻織物。
:表面に細かいシワを生じさせた織物

など、日本人は季節に合わせて、それぞれの着物を使い分けてきました。また着物の生地の素材は、おおよそ以下の5つ。

・絹
・麻
・木綿
・ウール
・ポリエステル

ポリエステル以外は天然素材で、着心地がよいのが特徴です。

着物の普段のお手入れ方法

着物

着物は、普段どんなお手入れが必要なのでしょうか?せっかくの着物ですから、長く大切に着たいもの。そのためにできることを紹介していきます。

着物をハンガーで干してブラッシングをする

着物の袖を広げて、ハンガーにかけて干しましょう。そのあとハンガーにかけた着物をブラッシングします。着物用のブラシや、柔らかく乾いたタオルを丸めたもので、なでるようにホコリを払っていきます。

襟、肩、裾の順に上から下へブラッシングしていくのですが、裾は特に汚れやすいので裏表ともにしっかりブラッシングしましょう。

着物を保管するときの注意点

1年に1度は虫干しする

虫干しとは、日光や風に当てて着物を干し、カビや虫の害を予防することです。しまいっぱなしは、トラブルの原因になります。こまめに着物の様子を確認することが大切です。

空気が乾燥していて、晴れている日に虫干しするのがおすすめ。半日程度、風通しの良いところで着物を干しましょう

長時間光に当てない

日光はもちろん、蛍光灯などの人口の光にも注意が必要です。なるべく光に当てないようにし、干す時ときも日に当てるのは、最小限の時間にしましょう。

当分着ないものは、手入れをしてもらってから

当分着ないものや汚れやすいものなどは、シーズンの終わりに専門の業者さんに頼んでお手入れしてもらうと安心です。

着物を自宅で洗濯する方法

着物

ここからは着物の洗い方を紹介します。本格的な洗濯方法の前に、まずは汚してしまったときの応急処置から確認していきましょう。

着物を汚してしまったときの応急処置

すぐに汚れをはじいて落とす

食べ物を落としてしまった時なども、焦らず冷静に落としたものを取りましょう。

布で吸い取る

次に布で汚れを吸い取りましょう。万が一のために、ガーゼハンカチを持っておくと安心です。

自宅で着物を洗おう

出先で応急処置をしたら、自宅でしっかりと着物を洗いましょう。ここからは自宅で着物を洗う方法を紹介していきます。

注意

天然素材の着物は、洗ったら縮む

着物の多くは天然素材で出来ています。そのため、どんな着物でも縮んでしまうのを覚悟する必要があります。だいたい2~3回ほど洗濯すると、縮みにくくなりますが、最初はやはり縮んでしまうもの。とくに、横よりも縦に縮みやすいようです。

着丈がギリギリの着物は、一層の注意が必要です。一方、ポリエステルの着物が縮むことは滅多にありません。安心して洗濯できるので、着物選びの際に参考にしてみてください。

着物を手洗いする方法

まずは、着物を手洗いする方法を紹介します。着物を洗うなら、やはり手洗いがおすすめです。

用意するもの
・中性洗剤
・柔軟剤
・洗い桶
手順
1
着物が色落ちするかどうかを確認する

洗い始める前に、着物が色落ちするかどうかを確認しましょう。

洗剤の原液を目立たないところにつけて、3~5分ほど待ちます。時間が経ったら白い布で洗剤を付けた部分をたたき、色が移るかどうか確認しましょう。もしこの時点で色移りがあった場合は、自宅での洗濯を諦めましょう

2
洗い桶に水を溜め、洗剤を溶かす

洗い桶にたたんだ着物が、しっかり浸かるぐらいの水をためます。そこに洗剤を溶かしていきましょう。規定量よりも少なめにすると、すすぎなどの作業が楽になります。

3
着物を押し洗いする

洗い桶の中に着物を畳んで入れたら、やさしく押し洗いします。とくに汚れが気になるところは、洗剤の原液を少しつけて部分洗いしましょう。

4
着物をすすぐ

押し洗いした水は捨て、着物の水気を切ります。着物にたっぷり水が残っていると、いつまで経ってもすすぎが終わりません。

また着物を持ち上げる時は、慎重にやりましょう。一部だけ持って引っ張りあげようとすると、糸が切れてしまう可能性があります。

水を捨てたらキレイな水を入れて、洗いのときと同様にやさしく押すようにしてすすいでいきます。すすぎは、2~3回ほど繰り返しましょう。

5
(柔軟剤を使う場合は)すすぎの最後に、柔軟剤を入れる

柔軟剤を使うと、着物の仕上がりがやわらかくなります。使用する場合は、すすぎの最後に柔軟剤を入れてください。柔軟剤の量も少なめがおすすめです。

すすぎが終わったら、桶に押し付けるなどしてしっかり水を切りましょう。

6
タオルで水気を拭き取る

ある程度水気を切ったあとは、着物をタオルで挟んで水分を取り除きます。

7
干す

水分をとったら、着物を干しましょう。シワを伸ばしてから、風通しの良いところで陰干ししてください。

干すときは、着物専用のハンガーがおすすめ。ない場合には、T字型に干せるように、物干し竿を袖から袖に通して干しましょう。

着物を洗濯機で洗う方法

手洗いするのが大変なときには、自己責任ではありますが洗濯機で洗うこともできます。

用意するもの
・中性洗剤
・洗濯ネット
手順
1
着物をたたみ、洗濯ネットに入れる

着物を畳んだら、洗濯ネットの中に入れましょう。ネットは、小さすぎず大きすぎず、着物が綺麗に入るサイズのものを用意しましょう。おすすめは着物専用の洗濯ネットです。

着物ひととき 浴衣・着物洗濯ネット

着物ひととき 浴衣・着物洗濯ネット

2
着物・洗剤を入れ、「手洗い」モードで洗う

着物を洗濯機に入れます。洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤がおすすめです。

洗濯機に手洗いモードがあれば、それを使って洗いましょう。ない場合には、脱水の時間を半分にして洗濯機を回します。

3
干す

洗濯機から着物を取り出し、干します。風通しが良く、日の当たらない場所に陰干ししましょう。丸一日ほどで乾きます。

着物にアイロンをかけたいときは

着物にアイロンがけする場合は、表側に当て布をして、中~高温でアイロンをかけます。シワがなかなか取れないときは、当て布の上から霧吹きをしましょう。

注意

・刺繍や金銀箔にはアイロンを当てないようにしましょう。潰れたり、変色する可能性があります。
・直接霧吹きしないようにしましょう。(絹の素材は特に注意が必要です)

最終手段は着物をクリーニングに出す!

普段使いの着物ではなく、特別な着物だったりすると自分で洗濯する自信がない…という方もいるのではないでしょうか。そういうときは、無理せずクリーニングに出しましょう。

着物専門のクリーニング店に依頼すれば、大切な着物を傷つけることなく、汚れや臭いを落とすことができます。最後に覚えておきたい値段や注意点、頼み方を紹介します。

着物クリーニングの相場

着物のクリーニング代は、着物の種類によって違います。着る機会の多い着物類の相場を、まずは見てみましょう。

訪問着:2,000円~10,000円
紬・小紋:2,000円~8,000円
羽織:2,500~10,000円
長襦袢:2,000円~5,000円
帯:2,000円~5、000円

着物のクリーニング費用は、お店によって大きな差があります。肌着や帯などもまとめて依頼する場合は、高額になりがちです。手頃な価格でお願いしたい場合は、着物を持ち運ぶ必要のない、宅配クリーニングもおすすめなので検討してみてください。

着物クリーニングに出す際の注意点

着物をクリーニングに出す場合は、事前に見積もりをお願いしましょう。

クリーニング費用を抑えたいなら、シミ抜き料金が事前に含まれているお店や、追加料金なしを謳っているお店を選ぶのが正解です。また、シミ抜き付きのサービスの場合も、自分でシミ抜きを行った着物や、他のお店で落とせなかったシミは、クリーニング不可になるケースがあります。

このような着物をクリーニングに出したい場合も、先にお店へ相談しましょう。

頼み方

次に、クリーニングを依頼する場合の方法をみてみましょう。店頭へ持ち込む場合は、着物をそのまま持っていくだけなので、今回は宅配クリーニングの流れをご紹介いたします。

手順
1
クリーニングを申し込む

着物専門の宅配クリーニングを利用する場合、まずはホームページから注文を行いましょう。クリーニングを依頼するする着物の種類、一緒にお願いする帯などがあれば合わせて選び、注文を確定します。

2
着物を送る

指定の住所まで着物を送りましょう。特別な梱包をする必要はありませんが、運送中に水濡れが起きてしまうと着物が傷むため、ビニール袋に入れてから、段ボール梱包すると安心です。

3
追加注文の確認

シミ抜きや仕上げがセットになっているプランの場合は良いのですが、着物到着後に店舗で確認後、必要に応じてシミ抜きや模様の手直しなどを行う場合もあります。必ず事前に連絡が来ますので、必要な工程をプラスしましょう。

4
到着を待つ

着物を送り、追加の打ち合わせが済んだら到着を待ちましょう。到着後、そのまま保管したい場合はたとう紙に包んで送ってもらえるお店を選ぶのがおすすめ。また保管場所がないという方は、保管サービス付きの宅配クリーニングを利用するのもおすすめです。

大切な着物を長く着るためにお手入れ方法を覚えよう

この記事では、素材に合わせたお手入れ方法をご紹介しました。デリケートな着物だからこそ、普段のお手入れが大事。大切な着物を長く着るために、是非取り入れてみてくださいね!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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