アメリカのオキシクリーンは何が違う?日本版との違いを実際に比較して解説
アメリカ版のオキシクリーンと、日本で手に入るオキシクリーンの違いを徹底比較。成分の違いや、実際に使ってみた使用感の違いを解説していきます。どちらもしっかりと汚れを落としてくれることに違いはありませんが、ちょっとした違いがあるのでぜひ参考にしてください。
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アメリカ版のオキシクリーンは何が違う?
オキシクリーン EX 2270g
オキシクリーンは洗濯から掃除まで、幅広いシーンで活躍してくると大人気の酸素系漂白剤。コストコなどで販売され、瞬く間に人気になりましたが、「アメリカ版」と呼ばれるオキシクリーンがあります。
「アメリカ版といっても違いはパッケージや内容量だけじゃないの?」と思われがちですが、実は成分に違いがあります。アメリカ版のオキシクリーンには「界面活性剤」が入っているのが特徴です。
界面活性剤とは?
この青いツブツブが「界面活性剤」。界面活性剤は、油汚れを水に混ざりやすくするといった働きをする成分です。
アメリカ版のオキシクリーンはこの界面活性剤が入っているため泡立ちやすくなっています。
レビューサイトを見ていると、「オキシクリーンは泡立ちが悪い気がする」という意見があるのですが、それは界面活性剤が含まれていないからなのです。
アメリカ版のオキシクリーンで落とせる汚れとは?
ここからは界面活性剤入りのオキシクリーンで、どんな汚れを落とせるのかを紹介していきます。オキシクリーンは弱アルカリ性。基本的に界面活性剤が入っていてもいなくても、酸性の汚れを落とすのにぴったりなアイテムです。
家の中にある酸性の汚れとは、以下のようなものがあります。
洋服からキッチン周り、さらには窓や照明まで。オキシクリーンは家の中にある、さまざまな汚れを落としてくれる掃除アイテムです。ただし、なんでも使えるというわけではないので、注意が必要。使用前には素材の確認などを怠らないようにしましょう。
アルミや革、畳、シルク、宝石、大理石には使えないので要注意!使用前に確認しておきましょう。
アメリカ版オキシクリーンで掃除して比較!
今回は、界面活性剤が入っているアメリカ版オキシクリーンと入っていないオキシクリーンの両方で掃除して、比較していきます。実践するのは、SNSなどでもよく目にする「オキシ漬け」という方法。
掃除するのは、茶しぶの付いたこの2つのマグカップです。アメリカ版のオキシクリーンには、より頑固な茶しぶを落としてもらいます。
洗い桶に4Lのお湯(40~60℃)を用意します。オキシクリーンをしっかり溶かすためには、水ではなくお湯を使うことが重要です。
お湯にオキシクリーンを混ぜて、溶液を作っていきましょう。ここで気をつけてほしいのは、アメリカ版オキシクリーンとオキシクリーンでは計量カップの大きさが違うこと。アメリカ版オキシクリーンの量は、計量カップのライン2(約30g)が目安です。
作ったオキシクリーン溶液に食器を20分ほど漬けていきます。20分で汚れが落ちていなかったら、様子を見ながら漬ける時間をのばしましょう。
最後に食器を水でよくすすいだら、掃除完了です。それではビフォーアフターをチェックしていきましょう。
まず、界面活性剤なしのオキシクリーン。うっすらと付いていた茶しぶがなくなっているのがわかります。茶しぶは長年の悩みだったのですが、ようやく解放されました。
続いて、界面活性剤入りのアメリカ版オキシクリーン。頑固な茶しぶだったので、キレイに落ちるか不安でしたがピカピカになったのがわかります。同じ時間でもより頑固な茶渋を落とすことができました。
「オキシ漬け」の利点は擦る必要もなく、ただ漬けておくだけでいいというところ。そして個人的な感想ですが、今回の掃除では、界面活性剤の有無で洗浄力の差はあまり気になりませんでした。「簡単な掃除なら、そこまで大きな差は出ないかも…?」というのが正直な印象です。
日本でも界面活性剤入りのオキシクリーンが買える?
今回はアメリカ版のオキシクリーンとは何か、そして実際に掃除をして比較をしていきました。違いは「界面活性剤」という成分です。現在は界面活性剤入りのアメリカ版オキシクリーンも日本で通常販売されています。
オキシクリーン EX 2270g
オキシクリーンには他にもさまざまなラインアップがあります。くわしくはこちらの記事で解説しているので、ぜひオキシクリーンを購入する際は参考にしてみてください。
内部リンク:オキシクリーンの種類に違いってあるの?全6シリーズを徹底解説!
内部リンク:オキシクリーン使い方
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