トイレの黒ずみはパックしてこする!たわし・やすりの掃除は逆効果?
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一度現れると、なかなか普段の掃除だけでは落とすことができない、トイレの黒ずみ。掃除する時間がなく、トイレの黒ずみを放置してしまっている人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな人に、黒ずみをできるだけ楽に落とす方法を紹介します。この記事を参考にして、トイレの黒ずみとお別れしましょう!
トイレの黒ずみの原因
トイレの黒ずみの正体は
・尿石
・尿石から生えた黒カビ
の3つです。
人の尿に含まれているタンパク質などが、便器について結晶化したものが尿石です。尿石は、それだけで黄色い汚れになるだけでなく、カビの温床にもなって黒ずみを悪化させてしまいます。
これらの汚れは、
・黒カビ→酸性
に分類されます。
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。なので、トイレの黒ずみには、
・黒カビにはアルカリ性洗剤
これらの洗剤を使い分ければいいですね。
トイレの黒ずみを落とす4つの方法
トイレの黒ずみに、汚れ別に洗剤を使い分けることで、効果的に掃除をすることができます。ここでは4つの方法を紹介します。
洗剤
汚れの種類
掃除方法
方法1
酸性洗剤
尿石
トイレットペーパーで湿布
方法2
アルカリ性洗剤
黒カビ
トイレットペーパーで湿布
方法3
クレンジング
水垢
耐水ペーパーで削る
方法4
クエン酸と重曹
全体的な汚れ
泡
【トイレの黒ずみ掃除方法1】酸性洗剤
酸性洗剤は、水垢や黄ばみの原因になる尿石を除去するのに効果的です。また、黒カビが発生している場合も、黒カビの原因が尿石になっていることは多いので、まず酸性洗剤で掃除すると良いでしょう。
・トイレ用ブラシ
・ゴム手袋
まず、洗剤が水で薄まらないよう、便器に溜まっている水を抜きましょう。写真のように、掃除用ブラシを排水口に差し込むと水位を下げることができます。
難しいようでしたら、この過程は飛ばしても構いません。
黒ずみの気になる部分にトイレットペーパーを敷いて、その上から洗剤をまんべんなくかけていきましょう。これは、トイレットペーパーに洗剤を染み込ませて、洗剤を効率よく黒ずみに作用させるためです。
おすすめの洗剤はこちら。
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トイレットペーパーに洗剤を染み込ませた状態で2~3分放置しましょう。ただし、放置する時間は長くても10分で十分です。酸性洗剤は強力な洗剤なので、長い間洗剤を放置していると、トイレの便器が傷んでしまう可能性があります。
その後、一度トイレットペーパーを流してから、ブラシなどで黒ずみを軽くこすってください。酸性洗剤のパックをする前と比べて、楽に黒ずみを落とすことができるでしょう。一度流してからでないと、トイレットペーパーがボロボロになってしまい、ブラシの隙間に入ってしまうので注意しましょう。
これで完了です!
【トイレの黒ずみ掃除方法2】アルカリ性洗剤
酸性洗剤で落ちなかった黒カビの汚れは、アルカリ性洗剤で落としましょう!アルカリ性洗剤でも特に強力な、塩素系漂白剤がおすすめです。
酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生してしてしまうので、絶対に一緒に使ってはいけません。方法1と方法2の2つをしたい場合は、2日に分けて行なってください。
・ゴム手袋
便器全体に洗剤が届くように漂白剤をかけます。 便器の裏側に当たるようにかけると、漂白剤が全体に流れていきます。
全体に水を流して、完了です!
【トイレの黒ずみ掃除方法3】クレンジング
洗剤でどうしても落とせなかった汚れには、耐水ペーパーを使いましょう。
・ゴム手袋
・マスク
便器を傷つけないように、耐水ペーパーの番手には気をつけてください。番手が小さいほど研磨力が強く、大きいほど研磨力が弱くなっています。3000番の耐水ペーパーなら、プラスチックと陶器の便器両方を傷つけることなく掃除できるでしょう。
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耐水ペーパーは水につけながら使うものなので、今回は便器の水は抜かなくて大丈夫です。棒状のものに耐水ペーパーを巻きつけると使いやすくなります。
【トイレの黒ずみ掃除方法4】重曹とクエン酸
強力な洗剤はできれば使いたくない、という方や、ナチュラルクリーニングをしている方には、重曹とクエン酸を使う方法がおすすめです。重曹とクエン酸は、トイレだけでなく家中の掃除に使えるので、洗剤の種類を増やしたくない、という方にもおすすめです。
・クエン酸
・スプレーボトル
・トイレブラシ
水:クエン酸=100ml:小さじ1/2で薄めたクエン酸水を重曹の粉にかけます。スプレーを使うと良いでしょう。重曹にかけると化学変化が起こり、シュワシュワと泡が発生します。この泡が汚れを浮かせてくれるのです。
泡を十分に汚れに浸透させたら、ブラシで便器をこすりましょう。汚れが落ちやすくなっているはずです。こすったら、トイレの水を流して完了です!
トイレの黒ずみの予防法
ここまでは、黒ずみの落とし方をご紹介しました。しかし、どうせなら黒ずまないように予防しておきたいものです。そこで、プロにトイレの黒ずみの予防法を聞いてみました!
はなえハウスクリーニング さん(東京都)
株式会社スペース・ユニオン さん(岐阜県)
では、プロの意見を参考にして、トイレの黒ずみを防ぐ方法を解説していきます!
洗浄剤を使う
プロもおすすめしていた通り、一番簡単なのは、洗浄剤を使う方法です。洗浄剤には、スタンプタイプや、タンクの上に置くタイプ、便器に直接貼りつけるジェルタイプのものなどたくさんの種類があります。トイレの種類に合わせて選んでみてください。
わざわざ洗浄剤を購入するのはちょっと…という方には、便器の汚れを落とすときに使う洗剤を定期的に便器にかけることをオススメします。ブラシでこすらずにかけるだけでも、黒ずみを予防する効果を発揮します。
重曹をタンクに入れておく
トイレタンクにカビや雑菌が繁殖してしまうと、黒ずみの原因になることがあります。トイレタンクの中の水が便器に流れる時に、水と一緒にタンクのカビが便器に来てしまうのです。
トイレタンクの中に重曹を大さじ1杯入れておきましょう。そうしておくことで、トイレタンクの中でのカビや雑菌を防ぐだけでなく、水を流すたびに、便器を重曹入りの水が綺麗にしてくれます。
トイレの使用頻度にもよりますが、2、3日に一度は重曹を入れると効果的です。
「トイレのタンクをしっかりとお掃除したい!」という時は、こちらの記事を参考にしてみてください♪
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まとめ
今回はトイレの黒ずみの落とし方を4つ解説しました。洗剤の力をうまく使えば、便座を力いっぱいゴシゴシこする必要はないので、想像以上に簡単だったのではないでしょうか?
今回紹介した4つの方法を試して、きれいなトイレを取り戻しましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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