
下駄箱のカビを撃退するカギは「殺菌」と「除湿」に限る!カビの予防方法も紹介
毎朝外に出るときに絶対欠かせないこと。それは、靴を履くこと。お気に入りの靴を履いて出かけるとテンションが上がりますよね。しかし私たちの大切な靴を保管する下駄箱は雑菌とカビの温床なのです。靴のお手入れが大事なのと同じように、下駄箱のお手入れもとっても大事!カビの繁殖しやすい下駄箱のお手入れ方法を紹介します。
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下駄箱のカビの原因
カビが繁殖する原因は主に4つ。実はこの4つすべてが下駄箱の中の環境に当てはまるもの。
湿気
70~80%の高い湿気が原因。駄箱の中は大体の場合が密閉されています。また、履いていた靴をすぐに下駄箱の中に入れると汗などの水分がそのまま閉じ込められてしまいます。
温度
20~30℃がカビや菌が繁殖しやすい温度。つまり、梅雨や夏にかけてはもっとも注意すべき時期なのです。
栄養分
カビの栄養分は主にタンパク質。これは靴に付着した皮脂汚れなどが当てはまります。つまり、これを栄養分としてカビは成長してしまうのです。
酸素
酸素もカビの繁殖の要因です。玄関は部屋の中でもかなり外の空気に触れますから、酸素はもちろんありますね。
これは大変。下駄箱はカビが繁殖する条件が完全に揃っているのです。下駄箱を日々使っているだけで自然とカビは繁殖してしまいます。
下駄箱のカビの撃退方法
さて、では発生してしまった下駄箱のカビは一体どうしたらいいのでしょう。撃退方法を紹介します。
目視できるカビの除去
目で見える胞子状のカビは掃除機か、逆性石けんまたはエタノールで取り除きます。
掃除機で除去する場合
掃除機で吸い取るだけの簡単な方法を紹介します。屋外でできる場合は屋外で、室内で行う場合は必ず玄関のドアを開けてその近くでお手入れしましょう。白いふわふわした胞子状のカビを掃除機のホース部分で吸い取ります。
このとき必ず掃除機の排気口が部屋の外を向くようにしましょう。吸い取ったカビの胞子が排気口を通って外に出てしまうためです。
逆性石けんまたはエタノールで除去する場合
こちらは殺菌作用のある石けんを染み込ませて、ひとつひとつ取り除く方法。
用意するもの
・逆性石けん(又はエタノール)
・水
・ティッシュ
・ゴム手袋
手順
1. 逆性石けんまたはエタノールを水で薄める
逆性石けんとは、殺菌作用のある石けん。カビの除去にはピッタリです。逆性石けんは約200倍に希釈します。ただし、パッケージに記載されているやり方に従ってください。
エタノールは、消毒用エタノールはそのまま。無水エタノールはエタノール2、水8の割合で薄めてください。
2. ティッシュに染み込ませる
薄めた逆性石けん又はエタノールをティッシュに染み込ませます。手が荒れる可能性があるので肌の弱い方はゴム手袋をはめることをオススメします。
3. カビをティッシュで除去
胞子状のカビをティッシュで包むようにして取り除きます。このとき擦ってしまうと逆にカビが下駄箱に染み込んでしまうので注意しましょう。
カビの殺菌
目視できるカビを取り除いた後は必ず殺菌をしましょう。そうでない場合も、目に見えないカビが繁殖している可能性があるので除去はマスト!やり方はとっても簡単。
用意するもの
・エタノール
・霧吹きボトル
・扇風機(あれば)
手順
1. エタノールを薄める
上記にもあるように、消毒用エタノールはそのまま。無水エタノールはエタノール8割、水2割の割合で薄めます。
2. ボトルに移し替えて吹き付ける
霧吹きボトルにエタノールを移し替え、広い範囲のカビを殺菌するために下駄箱の外側と内側全体に吹き付けます。エタノールは臭いがこもるため、また湿気を飛ばすため換気しつつ作業してください。
3. そのままおいて乾かす
浸透させるために、乾拭きなどはせずにそのまま5分ほどおいて乾かします。扇風機を当てて乾かすとすぐに湿気が飛ぶのでおすすめです。
はい、たったのこれだけ。ここで注意すべきなのは、この作業でできるのはあくまで殺菌まで。これだけではカビの黒い汚れは落ちないということ。
では、次にカビの黒い斑点汚れを取り除く方法を紹介します。
黒いカビ汚れの除去
白くふわふわしたカビではなく、下駄箱にこびりついた黒い斑点のようなカビの汚れはこちらを参考に。可能ならば屋外で。屋外でできない場合は窓、扉を開けて換気しつつ行いましょう。
用意するもの
・キッチン用漂白剤
(お風呂用のものでは強過ぎ、衣類用のものでは弱過ぎなのでキッチン用のものがちょうどいい)
・霧吹きボトル
・お湯
・雑巾2枚
・扇風機(あれば)
手順
1. 霧吹きボトルに漂白剤を入れる
原液のままで大丈夫です。
2. 吹き付ける
黒いカビ汚れに漂白剤を吹き付けます。そのあと、黒いカビが徐々に消えていくのでしばらく待ちましょう。
3. 雑巾で拭く
お湯で濡らした雑巾で漂白剤を拭き取り、またそのあと濡らしていない雑巾で乾拭きします。
4. しっかり乾燥させる
湿気を飛ばすために乾燥させます。扇風機を当てて乾かすのもおすすめです。
玄関もキレイに
さて、下駄箱をキレイにしたところで、玄関はいかがですか?ゴミやほこり、汚れ。たまっていませんか?
どうせなら、一緒に玄関ごとキレイにしてしまいたい!というあなたは、こちらをご参照あれ!
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玄関は、全体に水を流すことができるかどうかでお掃除方法は異なります。集合住宅で水を流すことができない場合は、メラミンスポンジなどを用意しましょう。また、玄関掃除には使い古しの歯ブラシも役立ちますよ。
下駄箱のカビ除去ついでに、玄関全体もお掃除すると気持ちいいですよね。
カビを予防するためには
カビの除去って思ったより簡単なんです。しかし、そもそもカビを発生させないに越したことはないですよね。ここでは日常的にカビを予防するための6つの方法を紹介します。
靴を詰めすぎない
これ、意外と大事なんです。靴を詰めすぎると必然的に靴に付着した水分が溜まりやすくなり、カビを発生させやすくなります。
濡れた靴をそのまま入れない
カビを発生させないための必須事項。雨に濡れて帰った後、靴はかならず玄関で陰干しでも構わないので乾かしてから下駄箱に入れましょう。
扇風機を当てて乾かす
下駄箱の中に扇風機を当てて湿気を飛ばします。なかなか換気がしにくい玄関。扇風機はマストアイテムです。
定期的にエタノールを吹き付ける
少し発生してしまったカビを成長させないために、エタノールで定期的に殺菌するのがおすすめです。
新聞紙を詰める
新聞紙をクシャっと丸めて下駄箱の隅に詰めます。新聞紙が湿気を吸収してくれます。ただ、長くおいていると雑菌が繁殖してしまうため、必ず1週間に1回くらいは取り替えましょう。
除湿剤を置く
水分は空気より重いため、下駄箱の下のほうに湿気は溜まりやすいです。下に溜まった水分を吸収しておらうためには除湿剤が効果的です。
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防カビと除湿作用が期待でき、ヒノキの香りで消臭もできて下駄箱がいい香りに。薄いので下駄箱があまり大きくないお家でも大丈夫。湿気を吸収してゼリー状に固めるので、除湿剤を倒して中の水をこぼしちゃった、なんて心配もありません。
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こちらは靴箱専用の防カビ剤。微生物の力でカビを防いでくれるんです!シールがついていて、靴箱の内側に貼り付けることも可能なコンパクトなタイプ。下駄箱の上の方に設置するほうが、より効果を発揮してくれるそうです。
まとめ
下駄箱の防カビは、とにかく湿気を飛ばして乾燥させることが大事なんですね。わたしたちの大切な靴を保管する下駄箱。なるべく清潔に保ってキレイな靴で気持ちよくお出かけしましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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