毛穴の黒ずみやニキビ予防、敏感肌向けなど、クレンジングバームにはさまざまなタイプがあります。なかでも、Amazonや楽天のランキング上位の商品は使い心地も気になるところ。そこで編集部スタッフが、「クレージュ」「ちふれ」「DUO（デュオ）」など、ドラッグストアで手に入る人気プチプラ商品をピックアップして、実際にメイクの落ち具合や使い心地を試してみました。クレンジングバームの選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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クレンジングバームはどんな人におすすめ？

クレンジングバームとは、クレンジングオイルを固形状にしたアイテム。手の温度で溶けることでオイル状になり、とろけるようなテクスチャーと高い洗浄力が特徴です。

ほかのクレンジングアイテムと比較すると洗浄力は高いものの、保湿成分が多く配合されている商品があるため、しっとりとした洗いあがりへと導いてくれます。そのため、クレンジング後のつっぱり感や乾燥が気になる方にもおすすめ。

クレンジングバームのおすすめ4選！人気のプチプラ商品を比較

楽天やAmazon、アットコスメの売れ筋ランキングを参考に、ドラッグストアでも手に入りやすい人気のクレンジングバームを4つ厳選して紹介します。

人気商品の「洗浄力」「使用感」「使いやすさ」など気になるポイントを編集部スタッフが実際に使って検証してみたので、クレンジングバーム選びの参考にしてみてくださいね！

アンドハニー サボン クレンジングバーム ブルークレイ

1つでメイク落としや洗顔、角質ケア、保湿ケアなどが叶う多機能クレンジングバーム。保湿成分のハチミツ（※1）やオーガニックヒアルロン酸（※2）、肌ケア成分のCICA成分（※3）、アルガンオイル（※4）などこだわりの美容液成分が配合されています。爽やかなエメラルドブルーハニーの香り。

※1：保湿
※2：加水分解ヒアルロン酸（保湿）
※3：ツボクサ葉エキス（整肌）
※4：アルガニアスピノサ核油（保湿）

洗浄力：ウォータープルーフのメイクもしっかりオフできた！

クレンジング力を調査するために、上からアイシャドウ、リップ、アイライナー、マスカラを腕に塗ってしっかり落ちるかチェック。アイライナーとアイシャドウはウォータープルーフ処方のアイテムを使用し、濃いメイクにも対応できるか使い心地と一緒に検証しました！

「アンドハニー サボン クレンジングバーム ブルークレイ」を手に取ってメイクになじませてみると、バームがスルスルと広がりメイクが簡単に落ちていきました。肌の上でとろけるように伸びて、気持ちよくクレンジングできます。

ウォータープルーフのアイシャドウやアイライナーも、しっかりオフできました。濃いめのメイクでもほとんど残らず、クレンジング力の高さを実感！

使い心地：清涼感のある香りを楽しめる

使い心地は、ソーダのようなほんのりと甘い香りが印象的で、使うたびに気分が上がります。水色のパッケージも爽やか！

テクスチャーはやわらかく、肌になじませやすいのも魅力です。さらに、フタの裏にはスパチュラがセットされていてフタの開け閉めもスムーズ。お風呂場に置いても水が入りにくそうな構造で、衛生的に使い続けられそうだと感じました。

　　 　

編集部スタッフ

洗浄力や使用感、価格も含めてとても使いやすい商品でした！

ちふれ クレンジングバーム

1つでクレンジングや洗顔、毛穴ケア（※1）、くすみケア（※1）、角質層のうるおいキープが叶う、W洗顔不要のクレンジングバームです。無香料ですが、レモングラス（※2）やゼラニウム（※3）の軽やかな香りが特徴的。

※1：クレンジングによる、よごれを落とす効果
※2：レモングラス葉油（油性エモリエント成分）
※3：ニオイテンジクアオイ油（油性エモリエント成分）

洗浄力：アイライナーやマスカラもしっかり落とせる

「ちふれ クレンジングバーム」を肌に伸ばしてみると、少しダマが残るようなポロポロとした感触があるのが気になりましたが、メイクとしっかりなじんでいきます。

ウォータープルーフのアイライナーやマスカラもスムーズに落とせて、クレンジング力は十分。やさしい使用感で、洗い上がりのつっぱり感も少ないと感じました。

使い心地：すすぎに時間がかかるものの、しっとり感が持続

ちふれのクレンジングバームは、やや固めのテクスチャーとレモンのような爽やかな香りがふんわり広がるのが特徴でした。

気になったポイントとしては、フタを開けるとフタ裏にセットされているスパチュラがバームの中に落ちていることが多い点。また水ですすぐ際、バームのぬめりを落とすのにやや時間がかかりました。洗い上がりはしっとりしているため、「濃いメイクも落としたい」「しっとり感のある洗い上がりが好み」という方におすすめです！

　　 　

編集部スタッフ

テクスチャーは結構固めで、「メイクとしっかりなじんでいるな～」と感じられました。クレンジング後の香りがほんのりと残る使用感が好み！

DUO ザ 薬用クレンジングバーム バリア【医薬部外品】

ドクダミ（※1）、CICA-ツボクサ（※2）、アラントイン（※3）配合で、肌荒れを予防しながらメイクを落とせるクレンジングバーム。「スキンモイスチャーマグネット処方」で汚れを落とした後も角質層のうるおいをキープしてくれるのが特徴です。「どれがいいか悩む！」という方は、約6日分試せるこちらのミニサイズもおすすめ。

※1：ドクダミエキス（保湿成分）
※2：水溶性ツボクサエキス（保湿成分）
※3：保湿成分

洗浄力：軽いメイクならするっと落ちる

「DUO ザ 薬用クレンジングバーム バリア【医薬部外品】」を肌にのせてメイクとなじませてみると、アイシャドウやリップは簡単に落ちていきます。なじませる時間がかからず、強くこすらなくてもスムーズに落とせるのが特徴的。

ウォータープルーフのメイクは、しっかり落ちた部分もありましたが少し残ってしまった部分を発見。特にアイライナーやマスカラはやや落ちにくい印象ですが、ナチュラルメイク中心の方には使いやすいクレンジングバームです。

使い心地：バームのとろける感覚が格別！

こちらのクレンジングバームは、肌にのせるとじゅわっととろけていく使い心地が魅力。メイクとなじませている間も、ふわっと広がる華やかなラベンダーやハーブの香りが心地よく、洗い上がりはなめらか。香りと使用感ともに満足度の高い一品でした。

　　 　

編集部スタッフ

クレンジングバームのとろけ具合が格別でした。「メイク落ちよりしっとり感を重視したい」「やわらかいテクスチャーがいい」という方におすすめです！

クレージュ クレンジングバーム ブラック

毛穴汚れをやさしく吸着して取り除く「クレージュ クレンジングバーム ブラック」。ビタミンC誘導体や保湿成分の米ぬかエキス（※1）、コラーゲン（※2）などが配合されています。毛穴の黒ずみケアもしたい方におすすめのクレンジングバーム。

※1：コメヌカエキス（保湿成分）
※2：加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン（保湿成分）

洗浄力：ウォータープルーフのマスカラ以外はほぼ落ちた！

「クレージュ クレンジングバーム ブラック」のメイクの落ち具合を検証してみます。黒いバームが特徴的で、肌にのせて伸ばすと、やわらかくもったりとしたテクスチャーで厚みを感じます。

洗浄後の肌の様子はこんな感じ。ウォータープルーフのマスカラは少し残ってしまいました。濃いアイメイクの場合はやや物足りなさを感じるかもしれませんが、軽めのメイクであれば十分に落とせるクレンジング力です。

使い心地：さっぱりとした洗い心地が魅力

フタの裏側には細めのスパチュラが付属しており、しっかりとセットされていて安定感があります。使うたびに取り出しやすく、衛生的に使えるのがうれしいポイント。香りはホワイトティーの香りで、クレンジング中も爽やかな心地よさがあります。

サラッとした洗いあがりで、香りはほんのり控えめ。やや重ためのテクスチャーです。

黒いバームなので、メイクがしっかり落ちているか目で確認しやすいのが特徴。普段は軽めのメイクをする方や、クレイや酵素、炭で毛穴の黒ずみケアもしたい方におすすめです。

　　 　

編集部スタッフ

メンズも使いやすいシンプルなパッケージ。サッパリ感があるので、皮脂が多いときや夏のメイク落としに活用したいです！

クレンジングバームの選び方

ここからはクレンジングバームの選び方を解説します。機能性や使い心地をチェックして選んでみましょう。

ライフスタイルにあった機能性で選ぶ

「スキンケアを手早く済ませたい」「時短を重視したい」という場合は「W洗顔不要」のものや、ひとつで角質ケアができるものなど機能性がプラスされているクレンジングバームを選んでみましょう。

まつエクをしている方は、まつエク対応のクレンジングバームがおすすめ。まつエクは油分に弱いものもあり、クレンジング剤によって取れてしまうことがあります。パッケージに欲しい機能が記載されているか細かくチェックしてみてください。

　　 　

編集部スタッフ

今回検証した商品は、すべて「W洗顔不要」でした。またクレージュのパッケージにのみ「まつエクOK」と書かれていました。

好みのテクスチャーを選ぶ

クレンジングバームは固め、やわらかめのものなど商品によってテクスチャーがさまざま。毛穴汚れもしっかりケアしたい方は密着力のある固めのもの、なじみやすさで選ぶ場合はダマになりにくいやわらかいテクスチャーがおすすめです。

今回記事内で検証した中では、ちふれのクレンジングバームが固め、アンドハニーやDUO、クレージュはやわらかめのテクスチャーなので参考にしてみてください。

【毎日使ってもいい？】クレンジングバームの使い方

クレンジングバームは、手や顔が乾いた状態で使うのが基本です。容器から直接手で取ってしまうと雑菌が繁殖する原因になるため、スパチュラですくうのがおすすめ。またメイクを落とす際は強くこすり過ぎないように注意して、顔の中心から外側へくるくると円を描くように全体に伸ばしながらなじませるのがポイントです。

クレンジングバームは基本的に毎日使えますが、朝晩のメイク落としの2回までに抑えて必要以上に使わないようにしましょう。また敏感肌や肌の調子が気になる場合は、使用頻度を少なくして様子を見ながら使うことをおすすめします。

クレンジングバームで毛穴の黒ずみや角栓はケアできる？

クレンジングバームは肌に密着しやすいので毛穴につまった汚れをケアしやすいのが特徴。角栓やザラつきの原因となるメイク汚れや余分な皮脂をやさしい力で落とせます。

また配合されている成分によっても落としやすさが異なるのがポイント。植物油やAHA（グリコール酸、乳酸）、BHA（サリチル酸）のような角質柔軟成分、炭（吸着成分）などが配合されているものは、古い角質をほぐして毛穴汚れを落としやすい状態に整えてくれるため、チェックしてみましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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