2025年4月13日（日）から始まる大阪・関西万博『EXPO2025』の最新情報をまとめました。大阪・関西万博万博のテーマや何をするかなど見どころのほか、チケット購入方法やパビリオンについてなども分かりやすく解説します。

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万博とは？

万博とは、世界中からさまざまな国が参加する国際博覧会のこと。5年に1度開催され、テーマに基づき文化や技術、産業などを中心に展示が行われます。

世界で最初の万博は、1851年の「ロンドン万博」。全館ガラス張りのクリスタルパレスと名づけられたパビリオンが目玉となり、イギリスの先進工業国としての威信を世界に示しました。万博は未来へワクワクドキドキしたり、新しい学びや気付きを与えてくれたりする場所でもあります。

過去に日本で開催された万博

日本で初めて万博が開催されたのは、1970年の「日本万国博覧会（大阪万博）」。77ヵ国が参加し、約6,400万人の入場者で賑わいました。この入場者数は2010年の上海万博までは、史上最多の入場者数として記録されています。

「人類の進歩と調和」がテーマとなり、ファミリーレストランやワイヤレステレホン（現在でいう携帯電話の元）、電気自動車など、今では当たり前のように使われているものが初めて使わたのも大阪万博です。

また、博覧会のシンボルでもあった「太陽の塔」は、人間の尊厳と無限の進歩、発展を表現する作品として、現代でも万博公園の象徴として知られています。

日本で開催された国際博覧会一覧

【EXPO2025】大阪・関西万博とは？開催概要まとめ

20年ぶり日本で開催される『2025年日本国際博覧会（略称大阪・関西万博)』。

会場となる夢洲は大阪市此花区に位置する人工島。空と海が感じられる会場で、広さは東京ドーム約33個分です。世界最大級の木造建築で1周約2kmある大屋根（リング）は今回の万博のシンボルとも言えます。

2024年6月時点で、世界161か国が大阪・関西万博への参加を表明。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、持続可能な開発目標（SDGs）達成への貢献を目指しています。

　　 　

ワタシト編集部

上記の写真は大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」です。「脈々と受け継がれてきた人間のDNAや知恵を未来に受け継ぐ」といった意味が込められているそう。青い部分は、自在に形を変化させる「水」、赤い部分は生命の象徴である「細胞」をイメージしていて作られています。

開催目的

大阪・関西万博の開催目的は「万博」が持つ人・モノを呼び寄せる求心力と発信力を活かし、日本の成長を持続させる起爆剤になること。SDGs（持続可能な開発目標）達成への貢献、Society5.0の実現、地域経済や中小企業の活性化を目指しています。

「Society5.0」とは、AI（人工知能）やロボティクスなどの最新技術によって、経済発展と社会問題の解決を両立する人間中心社会のこと。この新しい社会が大阪・関西万博で実現されることによって、社会的課題の解決をしていくのも目的の1つです。

大阪・関西万博のチケット購入方法と種類別の値段

大阪・関西万博のチケットは公式HPのチケットインフォメーションから購入が可能です。チケットは複数あり、条件によって値段が変わっていきます。 3歳以下の入場は無料です。

また、大阪・関西万博のチケットを購入するには、万博IDの登録が必須。来場する場合はあらかじめ来場日時の予約が必要となるので注意しましょう。来場日時予約は、来場希望日時の6か月前から先着順で受け付けが始まります。

チケットの種類と値段

下記に前売限定チケットと会期中販売チケットをまとめました。このほかにも、団体向けのチケットや障碍者手帳をお持ちの方と同伴者1名が購入できる特別割引券などがあります。

前売限定チケット

会期中販売チケット

見どころを紹介！大阪・関西万博の楽しみ方

2025年を代表する大型イベントの1つ「大阪・関西万博」。催し物が多く何を見たらいいか分からない、注目イベントが気になるという方に、万博の見どころと楽しみ方を紹介します。

1.イベントに参加する

大阪・関西万博は、本格的なエンターテインメントの数々も目玉のひとつ！会期中の日没後は、ショー面積約8,800㎡の巨大な空間を舞台にした水と空気の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」や、来場者参加型の光を使ったプロジェクションマッピングなどのイベントが毎日開催される予定です。

また、イベントの観覧予約は抽選申込ができるので活用しましょう！来場日の3か月前以降、来場日までに計3回の予約機会があります。チケットによっては予約機会がさらにプラスとなる場合もあるので、それも踏まえたうえでチケットを選ぶのもひとつの手です。

大阪・関西万博の主なイベント会場

2.国内外のパビリオンを訪問する

パビリオンとは、博覧会場の展示館のような建設物のこと。大阪・関西万博では、160の国が集う「海外パビリオン」と、企業や団体などによる「国内パビリオン」が設置予定です。

パビリオンでは展示物を楽しむだけでなく、ワークショップに参加したり、参加国のグルメを味わったり、ショーを観たりなどさまざまな体験ができるのが魅力！パビリオンもイベントと同様、観覧予約の抽選申込が可能なので、パビリオン情報は予めチェックしておくのがおすすめです。

なお、各パビリオンの詳細は本記事の後半で紹介します。

3.未来社会ショーケースを体験する

2025年より先の未来を感じさせる次世代技術と社会システムの実証を目指す「未来ショーケース」。6つのテーマに分かれ、「空飛ぶクルマ」や「バーチャル会場」などさまざまショーケースを行います。

先進的な技術やシステムに実際に触れられるのは万博の醍醐味。新しい社会を先取りできるワクワクドキドキの体験を楽しんでみましょう！

大阪・関西万博のパビリオンを紹介

大阪・関西万博では、国内外さまざまなパビリオンが存在します。ひとつひとつが個性的なデザインで建築物として楽しめるのもの魅力ですが、注目したいのは各パビリオンの展示物やイベントです。

ここからは、「海外パビリオン」「国内パビリオン」のそれぞれの見どころを紹介します。

世界160ヵ国が集う「海外パビリオン」

2024年11月現在、アメリカやサウジアラビア、モナコなど世界160ヵ国のパビリオンが大阪・関西万博では設置予定です。国ごとにSDGsの17のゴールのいずれかを選び、そのゴールを達成するための取り組みを表現します。

また、それぞれの国のライフスタイルや伝統、技術革新が体験できるワークショップや、グルメ提供、ライブイベントなども開催されるので、ちょっとした海外旅行気分が味わえるのも海外パビリオンの楽しみ方のひとつです。

ナショナルデーとスペシャルデーも併せて楽しもう！

万博会期中、万博に公式に参加する国や地域、国際機関などの「公式参加者」が主催するイベントが、毎日開催されます。

ナショナルデーは国や地域、スペシャルデーは国際機関が主導。式典や文化イベントが行われ、それぞれの国の文化や特色に触れられる機会となっています！

最新技術が駆使された「国内パビリオン」

国内パビリオンは万博会場の中心に位置する「シグネチャーパビリオン」、住友館やNTT（日本電信電話株式会社）など日本を代表する企業や団体による「13の民間パビリオン」を筆頭に、さまざまなパビリオンが設置予定です。

世界で活躍する8人のプロデューサーが主導する「シグネチャーパビリオン」では、XRシアターや最新のテクノロジーを駆使し、リアルとバーチャルが交わる異世界感を堪能できます。また、民間パビリオンでは民間企業や団体が思い描く未来の日本社会が体験できる内容で、大人から子どもまで楽しめる内容です。

【Q&A】大阪・関西万博についてよくある質問

Q. 大阪万博2025の入場料はいくらですか？

A. 大阪・関西万博の入場料はチケットの種類によって異なります。

一例として、2024年10月7日から2025年4月12日まで販売されている「早割一日券」は大人（満18歳以上）6,700円（税込）、万博開催後に買える一日券は大人（満18歳以上）7,500円（税込）です。

Q. 大阪万博のチケットはどこで買える？

A. 大阪・関西万博の公式HP「チケットインフォメーション」から購入が可能です。

Q大阪万博は何のためにやるの？狙いは？

Ａ. 大阪・関西万博の開催目的は日本の成長を持続させる起爆剤になること。

SDGs（持続可能な開発目標）達成への貢献、Society5.0の実現、地域経済や中小企業の活性化を目指しています。

大阪・関西万博で未来の日本の姿を先取りしよう！

大阪・関西万博について解説しました。アニメの世界でしか見たことがないような「空飛ぶクルマ」や最新のテクノロジーを駆使した異世界の展示物など、大阪・関西万博は見どころに溢れています。子どもだけでなく大人もワクワクすること間違いなしの大型イベント！未来の日本の姿を見に大阪・関西万博に足を運んでみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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