トイレ掃除の洗剤は正しく選べ!超簡単にピカピカにするコツを大公開
トイレ掃除の洗剤を、目的に合わせて使い分けられていますか?種類が多すぎて何を使えばいいかわからないですよね。トイレ掃除の洗剤は大まかに分けると3種類。ポイントを抑えれば、汚れに適切な洗剤を見極められるようになります。今回は、洗剤の選び方や、使い方の注意点、おすすめの洗剤など、トイレ掃除用洗剤のあれこれを徹底解説します!
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トイレの洗剤の種類
洗剤を効果的に使用するために、洗剤の種類とそれぞれが落とせる汚れの種類を知っておきましょう。
たくさんあるように感じるトイレ用洗剤ですが、成分としては大きく分けて3種類。
中性洗剤
一般的なのは中性洗剤。オールマイティーにさまざまな汚れに対応します。
酸性洗剤
塩酸やクエン酸を主成分にしている洗剤です。酸性洗剤でよく知られているものに「サンポール」があります。
アルカリ性洗剤
アルカリ性洗剤には、炭酸水素ナトリウムなどを主成分にした弱アルカリ性洗剤のほか、「トイレハイター」などの塩素系漂白剤も含まれます。
トイレの汚れの種類
トイレに溜まる汚れの種類は大きく分けて4種類。どんな汚れがあるのか、まずはチェックしてみましょう。
水垢
トイレの便器や手洗い場のピンク色の汚れは水垢です。すぐに掃除すれば簡単に拭き取ることができますが、放置していると他の汚れと結びついて、頑固な汚れへと変化します。
尿石
尿の中にあるカルシウムが、こびりついてできる尿石汚れ。知らず知らずのうちに溜まっていき、気づいたときには落とせないぐらい頑固な汚れになってしまいます。特にトイレのふちには溜まりやすくなっています。
黄ばみ
尿がトイレの内部や床、壁などへ飛び散った状態で時間が経過してしまうと、黄ばみになります。黄ばみ汚れは臭いの原因にもなることがあります。
黒カビ
黒カビは黒ずみ汚れの原因となっています。トイレ内の水が溜まる部分に多く発生します。便器の水のふちに、尿石と合わさって頑固な輪っか状の汚れになったものは、「サボったリング」とも呼ばれています。
汚れにあったトイレ用洗剤の選び方
酸性の洗剤はアルカリ性の汚れ、アルカリ性の洗剤は酸性の汚れを落とすのに効果的です。反対の性質の洗剤を汚れにぶつけることで、汚れが中和されて水で落ちやすくなるからです。
それぞれの汚れの性質と、使うべき洗剤は以下の通りです。
これらの洗剤を汚れ別の特徴に合わせて使いこなすことがトイレ掃除のコツ!それでは実際に使い方を解説していきますね。
トイレ用洗剤別の掃除方法
汚れにあった洗剤がわかったところで、洗剤ごとの使い方を写真と共に解説していきます。
便器の種類によっては、使用が禁止されている洗剤があります。まずは説明書や製造会社のホームページなどで、使ってはいけない洗剤がないか確認してください。表面のコーティングが剥がれる恐れや、プラスチックが劣化する恐れがあるため、酸性、アルカリ性の洗剤の使用が禁止されている場合があります。
中性トイレ洗剤の使い方~普段のお掃除に~
中性洗剤は、普段のこまめなお掃除に使います。便器の中や、便座、トイレの床や壁まで、トイレ中の軽い汚れに向いています。中性洗剤に含まれている界面活性剤や酵素が含まれているため、油と水を乳化させ落ちやすくする働きがあります。
他の2つの洗剤に比べて刺激が低くて使いやすい点も、中性洗剤が普段のお掃除に適している理由です。
中性洗剤をスプレー後に余裕があればブラシで軽く拭いて使いましょう。便器の中や、便座、トイレの床や壁まで、トイレ中の軽い汚れは中性洗剤が1つあれば十分です。
酸性トイレ洗剤の使い方~尿石・黄ばみ・水垢に~
頑固な黄ばみ汚れに使えるのが、酸性洗剤。がっつりお掃除したい時にいいでしょう。中性洗剤だけでは落とし切れない便器の中の尿石や黄ばみまで、簡単にキレイにしてくれるアイテムです。
尿石は放っておくと、菌の増殖や悪臭の原因になってしまうので、酸性洗剤で除去してしまいましょう。
・塩素系の洗剤と一緒に使わない
・大理石・金属・プラスチックなどには使わない
・素手で触らず、ゴム手袋をして使う
特に、塩素系の洗剤と合わさると、有毒なガスが発生してしまうので絶対に合わせて使わないようにしましょう。
また、大理石や金属、プラスチック素材のものに使うと、酸化して素材を傷めてしまうので注意が必要です。
アルカリ性トイレ洗剤の使い方~黒ずみ・ヌメリに~
しつこい黒ずみ汚れには、塩素系漂白剤がおすすめ。「サボったリング」とも言われる、便器の中の黒ずみもキレイにしてくれます。
トイレットペーパーを使って汚れが気になる箇所に湿布をすると、さらに落ちやすくなるでしょう。
・酸性洗剤と一緒に使わない
・素手で触らず、ゴム手袋をして使う
酸性洗剤の注意点と同じように、この2つを一緒に使うと危険なので避けましょう!また、塩素系漂白剤は肌にダメージを与えやすいので直接触らないようにしてください。
お掃除洗剤として話題の「オキシクリーン」も、トイレ掃除に使うことができます!過炭酸ナトリウムが入った弱アルカリ性の洗剤なので、他のアルカリ性洗剤と同じく黒ずみやヌメリに効果的です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
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トイレ掃除には自然由来の洗剤も使える?
ここまでトイレ掃除専用の洗剤を紹介してきましたが、自然由来の洗剤もトイレ掃除に使うことができます。ナチュラルクリーニングは刺激が抑えめで、トイレ以外の掃除にも使えるという魅力があります。
トイレ掃除には特に、
・クエン酸
・重曹
この2つがおすすめです!
重曹とクエン酸は洗剤にも負けないくらい力を発揮してくれるので、知っておくと便利ですよ。
クエン酸の使い方と掃除方法
クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れに効果が期待できます。酸性洗剤と同じように、水垢や尿石を分解してキレイにしてくれます。
重曹とクエン酸を混ぜ合わせて使うと、炭酸ガスが発生して、気泡が汚れに吸着して落ちやすくなるんです!
クエン酸は塩素系漂白剤と混ぜ合わせると、有毒なガスが発生するので、絶対に一緒に使わないようにしましょう!
クエン酸の使い方
クエン酸も重曹と同じように、クエン酸スプレーとして使います。作り方は、水200mlに、クエン酸小さじ2を加えて混ぜ合わせて、スプレー容器に入れるだけ。重曹よりも水に溶けやすいので、常温の水で大丈夫です。あとは、汚れに直接吹きかけてスポンジやトイレットペーパーでこすっていきましょう!
クエン酸を使ったトイレのお掃除方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も見てみてくださいね♪
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重曹の使い方と掃除方法
重曹はアルカリ性なので、酸性の汚れに効果的です。アルカリ性の塩素系漂白剤と同じように、便器やタンク内の黒ずみやぬめりをキレイにしてくれます。
また、重曹には消臭効果もあるので、重曹で便器内をお掃除すれば、トイレ独特の嫌なニオイも軽減されるでしょう。
重曹の使い方
重曹は、水に溶かして「重曹スプレー」として使います。
重曹スプレーの作り方はとっても簡単。40℃ぐらいのぬるま湯200mlに、重曹小さじ2を加えて混ぜ合わせ、100均などに売っているスプレー容器に入れるだけ。クエン酸と同じように、汚れに直接吹きかけ、スポンジやトイレットペーパーでこすって汚れを落とします。
こちらの記事では、重曹を使った効果的なトイレのお掃除方法について紹介しています。合わせてご覧ください。
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トイレ用洗剤おすすめ8選
汚れ別の洗剤の使い方がわかったところで、おすすめの洗剤を紹介したいと思います。
中性洗剤
トイレマジックリン
汚れを落とすだけでなく、消臭力もあるトイレマジックリンは毎日のトイレ掃除にピッタリ。逆さスプレーができるタイプなので、便器内にも吹きつけやすいのが特徴。楽にトイレをキレイに保ちたい!という人におすすめの中性洗剤です。
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スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
使い捨てタイプのトイレブラシです。ブラシの中に洗剤が染み込んでいるので洗剤不要、不衛生なブラシを保管しておく必要もない!掃除が楽になる商品です。掃除後はそのままトイレに流すだけなので、ゴミ箱に捨てる手間も省けます。
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酸性洗剤
サンポール
トイレ掃除といえば思い浮かぶ人は多いのでは? その特徴は洗浄力!月日をかけて固まってしまった尿石や水垢など、こびりついてしまったアルカリ性の汚れを落としてくれます。使い方は気になる部分にかけてから、10分ほど待って流すだけ!
ただし、塩素系洗剤と一緒に使うと、有害なガスが発生してしまい危険なので、注意が必要です。
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トイレのルック
「トイレのルック」は、液が高粘度でとろりとしているのが特徴。フチ裏にぐるっと液をかけても、ムラなく全体に行き渡りやすいです。しかも、ボトルのネックが長く、フチ裏の奥にも液がかけやすくなっています。
液は酸性ですが塩素は無配合なので、酸性の洗剤に特徴的なツーンとする強い臭いがありません!除菌と消臭効果も期待できます。
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アルカリ性洗剤
トイレハイター
トイレハイターは「99.99%の除菌効果」をうたう商品。トロッとした液体状での塩素系洗剤で、しっかりと汚れに絡みついて落とし、さらに防汚効果も期待できるというもの。
直接肌に触れると肌が荒れてしまうことがあるので、使用する時はゴム手袋を着用し、換気を心がけましょう。
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ドメスト
塩素系の刺激臭が苦手…という方におすすめなのが、アルカリ性の臭いを抑えたドメストです。こちらもトロッとした液体状なので、便器の中にかけて流すだけで掃除が完了します。
便器のふち裏にもかけやすいノズルの形なので、汚れが残りやすい隅の部分まで徹底的に掃除したいですね!
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汚れを予防するための洗剤
トイレ掃除用の洗剤を紹介しましたが、そもそもトイレに汚れが溜まらない方がいいですよね。そこでここからは、汚れを防止するためにあると便利な洗剤を見ていきましょう!
液体ブルーレット
トイレの手洗い部分に置いておくだけの液体ブルーレット。水を流すたびに、界面活性剤の力で黒ずみの付着を防ぎます。
置いておくだけなのでとっても便利。洗剤を使わなくても、便器の中を清潔保つことができるでしょう。使用期間の目安は約1ヶ月です。
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トイレスタンプ
便器の中に、スタンプのようにジェルを出してつけるだけのトイレスタンプ。トイレタンクに手洗い部分が付いていないタイプのトイレでも使うことができます。
水を流すたびに、濃縮されたジェルから洗浄・防汚成分が溶け出し、水たまり部分から便器の際までキレイに保ってくれるという仕組み。1回のスタンプで約1週間、1本で約6週間持続します。
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トイレスタンプクリーナーについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね♪
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まとめ
今回は、トイレ掃除用の洗剤を紹介しましたがいかがでしたか?むやみにたくさんの洗剤を買うのではなく、用途に合った正しい洗剤を用意することが、トイレ掃除を楽チンにするための鍵なんです。
おさらいすると、
・酸性洗剤
・塩素系漂白剤
は持っておきたい洗剤でした。今回紹介した洗剤をぜひ試してみてください♪毎日使うトイレをピカピカに保てば、もっと気持ちよく生活できるかも?
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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