窓ガラスの大掃除はストッキングを使うのがコツ!軽い汚れなら新聞紙
気持ちよく目覚めた朝。
朝日を浴びてシャキッとしようと、カーテンを開けると…
そこには汚れの溜まった汚い窓が!
なんてことになったら、せっかくの新しい1日のはじまりも台無しですよね。
そうならないためにも、窓はきれいにしておきたいものです。
簡単な窓掃除の定番といえば、新聞紙を使った水拭きと乾拭き。小学校の大掃除でやったことがあるという方もいるはず。
しかし問題なのは、新聞紙じゃ到底太刀打ちできないぐらいに窓が汚れていたとき。お掃除が面倒くさそうですよね。
でも実は、お掃除に使うアイテムを工夫することで、かなり楽にお掃除できてしまうんです。
今回は、窓をお掃除する2つの方法と、窓のサッシやサンのお掃除方法を紹介します!
目次
窓ガラスの掃除前にプロに聞いてみた
普通にお掃除したくらいでは、綺麗にならないぐらい汚れた窓。やみくもに立ち向かう前に、お掃除のプロにアドバイスをもらいましょう!
ユアマイスターでは、窓・サッシクリーニングのプロに「自分でできる窓・サッシクリーニングのお掃除で、プロが勧める掃除法はありますか?」と聞いてみました。たくさんの回答の中から、今すぐ活かせる3つのアドバイスを紹介します!
おそうじマスターズさん(神奈川県)
グリーンテクノサービスさん(愛知県)
おそうじキュットワン八戸店さん(青森県)
というわけで、お掃除のプロのアドバイスをまとめると
・洗剤は、窓に直接スプレーするのではなく、タオルやスポンジに染み込ませて使う!
・水洗いの前に軽く汚れを落とす!
・サッシのお掃除には先の細いものを使う!
ということでした。
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
プロのアドバイスをアレンジしながら活かした、おすすめのお掃除方法を紹介していきますよ♪
でもその前に網戸も気になりますよね。なんなら先に掃除しちゃいましょう!
窓ガラスの掃除前に網戸を掃除しよう
窓を開けた時、虫の侵入から部屋を守ってくれる網戸。
窓より先に網戸を掃除しましょう。網戸が汚れていたら、先に窓をきれいにしたところで、またすぐに汚れてしまいます。
網戸のお掃除、実は、網戸を外さなくてもできると知っていましたか?
フロアワイパーを使ったり、新聞紙(網戸掃除でも大活躍!)と掃除機を使ったり。
詳しいお掃除方法を知りたいあなたにおすすめの記事があります♪
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また、窓掃除に必須のアイテムが「スクイージー」です!窓の水切りを効率的に行うためにも、便利なものを使いたいですよね!
窓掃除におすすめなスクイージーを紹介した記事がこちらです!本格的な窓掃除用に、プロも愛用する商品をチェックしてみてください!
家に1台あるだけで、重宝すること間違いなしです!
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窓ガラスは新聞紙できれいに
まずご紹介するのは窓の汚れがそこまでひどくないとき。例えば、窓から外の景色を眺めても、ある程度きれいに見えるとか。
そんな時は、新聞紙を使って簡単にお掃除するがおすすめです。
新聞紙は、繊維や拭き跡が残らないので、窓ガラスのお掃除にとっても便利。
さらに、インクの油分が、窓ガラスをツヤツヤにしてくれます。
・新聞紙 (1日分あれば十分)
まずは新聞紙をくしゃっと丸めます。水拭きの分と乾拭きの分をそれぞれ3個ずつぐらい作っておくのがおすすめです。
新聞紙はちぎってOK。自分がお掃除するのに使いやすい大きさになるように工夫しましょう。だいたい新聞紙の1面分ぐらいが目安です。
丸める時に力を込めすぎると、新聞紙が固くなってしまって、お掃除しづらくなるので注意してくださいね!
新聞紙は、たっぷりめの水で濡らしましょう。
軽く絞ってから、窓を拭きます。
汚れがしっかり落ちるように、ゴシゴシと拭いていきましょう。
最後に乾いた新聞紙で、乾拭きをします。
円を描くようにして拭くと、綺麗に仕上がりますよ。
新聞紙を使った窓ガラス掃除はこれで完了です。
かなり簡単なので、新聞紙さえ用意できれば、いつでもできちゃいますね!
落ちない窓汚れの掃除はストッキングで
では新聞紙では落とせないほどの汚れではどうでしょうか?
まず窓掃除というと、雑巾で水拭きして、汚れが落ちたら、今度は乾拭きするという流れが、常識でした。
でも、普通に雑巾掛けをすると、拭き跡が残ることもあって、なかなか綺麗にならず、大変でした。
実はもっと簡単に綺麗にできる方法があるのです。
今回はその方法を紹介します。
・ゴム手袋
・ストッキング
・スポンジ
・洗剤:水=1:5で薄めた洗剤液
・雑巾 2枚
・スクイージー(水切りワイパー)
おすすめ 商品
このスクイージーは、幅が短めなので、小回りが利きます。窓だけでなく、お風呂や洗面台のお掃除にも使えますね。
最初にストッキングで汚れを落としましょう。
ストッキングは丸めてスポンジのようにして使います。
濡らさずに使うことで、砂ぼこりなどをささっと綺麗にできます。
初めから水拭きをしてしまうと、汚れが水と混ざって、余計に落としにくくなってしまうのです。
薄めた洗剤をスポンジにたっぷりとつけ、窓ガラスを洗っていきます。
窓ガラスには油分を含んだ汚れがたまることが多いので、油汚れをよく落とすアルカリ性の洗剤を使うのがおすすめです。
みなさんは、窓のお掃除をするときに、洗剤をはじめにどの位置につけますか?
よく、お掃除は「上から下に」と言いますよね。
でも、窓に洗剤をつけるときには例外です!
洗剤は下から上へとつけていく
洗剤を上からつけると、液ダレした跡が残ってしまうのです。
そのため、洗剤をつける時は、下から始めるのがポイント!
窓を洗うといっても、ゴシゴシするのではなく、洗剤を全体につけるイメージです。
こうして汚れをしっかり浮かせます。
浮かせた汚れは、この後の水拭きでしっかり落とすのです。
ゴム手袋をすると、手荒れする心配もなく、安心♪
ゆるく絞った雑巾で水拭きをします。
このときは、上から下に向かって作業を進めます。
お掃除の原則どおりですね♪
こびりついた汚れがあるときには、雑巾でこすりましょう。
汚れ落ちが悪い場合には、洗剤をつけた後に時間をおくといいですよ。
水拭きをした後、窓は水でたっぷり濡れていると思います。
ここでスクイージーの出番です。
水気を切ります。
スクイージーをかけていく方向がミソ!
まずは横に動かして、左右のどちらか一方に水を集めます。
横に動かすとき、スクイージーの角度は、垂直よりも斜めにするとGOOD!
最後に、上から下に一度動かすと、水が綺麗に切れておすすめです。
落ちてくる水が心配な場合には、下にレジャーシートを用意しておきましょう。
最後に、乾拭きをします。
スクイージで水気を切った後、すでにピカピカですが、最後の乾拭きも大切です。
さらに仕上がりがよくなります。
この時、下ろし立ての雑巾を使うと、糸くずが残ってしまう可能性があります!
乾拭きには、一度洗った雑巾、もしくはマイクロファイバーの布を使いましょう。
おすすめ 商品
マイクロファイバーの布はこちらがおすすめ。洗剤を使わずに汚れを落とすことができ、簡単に細かな汚れや表面に付着した汚れを除去することができます。素材が柔らかいので、窓に傷をつける心配もありません。
これでお掃除は終わりです。
スクイージーを使うことで、より簡単に綺麗にできます。
また窓の高いところのお掃除には、雑巾ではなくモップを使うと便利ですよ。
窓ガラスの掃除で気をつける点は?
ここまで具体的な掃除方法を紹介してきましたが、窓ガラス掃除を行うなら、気をつける点があります。
スムーズに掃除を終わらせるためにも、窓ガラスや周辺をきれいに掃除するためにも、正しい方法を覚えておきましょう!
それは、クリーナーを直接窓に吹き付けてはいけないこと。
いろいろな掃除方法を紹介しましたが、
「窓掃除には、ガラスクリーナーを使用している」
という方も多いですよね。
便利なガラスクリーナーですが、よくやってしまいがちなのが、クリーナーを直接ガラスに噴きつけてしまう掃除方法。
直接噴きつけてしまうと、ガラスクリーナーが液だれしてしまったり、噴いた部分が跡になって残ってしまったりする原因になります。
また、うっかりクリーナーの成分を吸い込んでしまい気分が悪くなってしまった、といったトラブルを起こす場合もあるんです。
ガラスクリーナーを使用する場合は、固く絞ったぞうきんなどにクリーナーを噴きつけてから、掃除するようにしましょう。
もちろん、ガラスクリーナーでのお掃除も、ゴシゴシ掃除するのはNG!
泡や洗剤成分の力で、やさしく汚れを浮かせながら落とすイメージで進めると、すっきり汚れを落とせます。
窓ガラスの外側に手が届かない時はどうする?
家の作りによっては、窓の外側に手が届かない……そんな構造のおうちもありますよね。
だからといって、掃除をしないで放置してしまうと、窓はどんどん汚れてしまいます。
窓の外側に手が届かない場合の対処法と、掃除に便利なグッズを見てみましょう。
手が届かないときの掃除方法
窓の外側を掃除する場合、単純に高さが足りない場合は、脚立やはしごを使って掃除します。
2階や3階などの高い場所は危険ですので、無理せずプロにお願いするようにしましょう。
マンションやアパートに住んでいて、外側からアプローチできない、というケースもあると思います。
この場合は、磁石がついたクリーナーが便利です。
窓の内側と外側を磁石の力で引き寄せ合いながら、同時に掃除できます。
窓の外に手が届きやすい形状の場合は、掃除道具を自作するという手段もありますよ。
自宅にある、柄付きブラシの先端にタオルなどを巻きつけて拭けば、手軽に掃除可能です。
掃除をはじめると、細かい部分の汚れが気になり、つい張り切ってしまいますが、高所での作業はとにかく安全第一!
できるだけ危険が少ない掃除法を選択しましょう。
手が届かないときに便利な商品を紹介!
それでは次に、手が届かない場所掃除に便利なおすすめアイテムを見てみましょう。
KOOLSEN両面ガラスクリーナー
おすすめ 商品
窓用の両面クリーナーは、強い磁力と安全ロープが魅力の商品。
高所での作業は、下の階の人に迷惑がかからないよう行う必要があります。
必ず、安全ロープがついている商品を選びましょう。
分厚いガラスにも対応している点も魅力ですね。
コジット 伸びる2wayロングモップ
おすすめ 商品
コジットのロングモップは、スポンジ付きスキージーとモップがセットになった商品。
高い部分の掃除も水切りも、このアイテムだけですべて完了できます。
小型サイズのスキージーにはスポンジがついているので、窓掃除にぴったり!
ポールは最大370cmまで延長可能です。
Carejoy ウインドクリーナー
おすすめ 商品
Carejoy ウインドクリーナーは、ちょっと珍しいU型タイプの商品。
磁石式ではちゃんと掃除できるのか不安……という2階以上に住む方にぴったりのアイテムです。
汚れをしっかり目で確認しながら落とせるので、すみずみまできれいにできます。
先端はスポンジとブレードの2種類、上手に使い分けながらお掃除しちゃいましょう。
伸縮ガラスワイパー
おすすめ 商品
伸縮するので、高いところの掃除も楽になります。掃除する時や、水を切る時に、両面で別々の用途に使えるので有能です。窓掃除にこだわる方は、1本あるとよいかもしれません。
窓ガラスを掃除する頻度はずばり?
窓のお掃除のやり方は、もうバッチリですね!
ところで、そもそも窓にはどんな汚れが溜まっているのでしょうか…?
内側を外側に分けて、それぞれ紹介します。
内側
窓の内側、つまり室内側の方には、どんな汚れが考えられるでしょうか?
・手垢
・ほこり
・タバコのヤニ
部屋の壁紙につくのと同じような汚れですね。手垢やヤニなど、油分を含んだ汚れが多いです。
外側
窓ガラスの外に面している方は、どんな汚れがつくのでしょうか?
・花粉や黄砂
・砂や泥
・雨
・排気ガス
内側よりも汚れやすいのが外側。
これらの汚れは放っておくと固まってどんどんお掃除が大変になります!
窓の掃除をする頻度は?
汚れの原因を見ればわかる通り、窓には常に汚れが溜まっていきます。
定期的にお掃除する必要があるのです!
本格的なお掃除は年に1回、簡単なお掃除は1~2ヶ月に1回を目安に行いましょう!
こまめなお掃除が、窓のきれいを保つポイントですよ!
キッチンの窓ガラス掃除はセスキで
お次はキッチン窓をみていきましょう。
お掃除に万能なセスキ炭酸ソーダは、キッチンの窓掃除でも大活躍します!
・新聞紙、または、キッチンペーパー
・たわしや歯ブラシ
・乾いたタオル2~3枚/1窓に対して
セスキ液は、セスキ炭酸ソーダと水を1:1の割合で混ぜ合わせて作ります。
常に窓を湿った状態にしておくのがポイントです!
新聞紙またはキッチンペーパーを剥がします。「紙をこするように」するのがポイントです。
窓に頑固にこびりついているよごれは、たわしでこすり取ります。
意外と簡単にできますね!
窓ガラスの周辺も掃除しよう!
窓のサッシを掃除する方法
窓のお掃除は、ガラスだけでは終わりません!
サボるとつらい、窓のサッシも綺麗にしましょう。
窓のサッシのレールは、普段は見えない部分ですし、たまったホコリも取りにくいです。
しかし、いくつかのポイントを抑えれば、しっかり綺麗にできます。
・小さめのブラシ
・爪楊枝
まずは窓サッシのレールにたまったホコリを取り除きます。
ブラシは、小さめのものが使いやすいですね。
私は、古くなった歯ブラシを使うことが多いです。
レールの隅っこなどの細かいところは、爪楊枝でホコリを掻き出します。
ホコリは外にかき出しましょう。
窓サッシの掃除の方法は他にも!
今回、紹介した以外にも、窓サッシをお掃除する方法はあります。
なかなか、綺麗にならない場合には、水で流すのも一つの手です。
ホコリの量が少ない場合には、掃除機でも綺麗になります。
スポンジに切り込みを入れて、窓のお掃除、便利グッズを自作する方法もあります♪
レールにピタッと、フィット。
ぜひ参考にしてみてください!
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窓のサンを掃除する方法
窓のサンのゴムパッキンにカビが生えていることもあると思います。
そんなときには、漂白剤を使ったお掃除おすすめです。
・塩素系漂白剤
・キッチンペーパー
・ゴム手袋
・雑巾
漂白剤を使うので、ゴム手袋を使って作業しましょう。
まずは、キッチンペーパーに漂白剤を染み込ませます。
漂白剤は、普段使うよりも少し薄めにして使いましょう。
窓のサンのゴムパッキンに、漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付けます。
5分ほど時間をおいてから雑巾で水拭きをします。
漂白剤が残らないように、しっかり水拭きをしましょう。
網戸やサッシには中性洗剤
なかなか落ちない汚れには中性洗剤を使います。
中性洗剤の代表は、どこの家庭にもある食器用洗剤や、おしゃれ着用洗剤です。
これらを薄めて使用しても良いのですが、ちょっと面倒……という場合は、気軽に使えるスプレータイプの中性洗剤を1つ持っておきましょう。
網戸の汚れも、中性洗剤で簡単に掃除できます。
網戸全体に洗剤が行きわたるように浸透させて、両側からぞうきんで挟みながら拭くと、両面を一気にきれいにできます。
ぞうきん代わりに、軍手を使用するアイデアもおすすめです。
また、こちらは窓の結露による水滴がこぼれるのを防ぎ、カビ対策をできるので、予防におすすめです。
おすすめ 商品
網戸やサッシ掃除に使える中性洗剤を紹介!
洗剤の種類が多すぎて迷ってしまった人のために、おすすめ商品をご紹介いたします。
マジックリン ハンディースプレー
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こちらはキッチン用のマジックリンです。
ガラスマジックリン
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これは、弱アルカリ性の洗剤です。さらに、2度拭きが不要のため窓掃除に最適なのです。スプレータイプなので、薄めたりする必要もなく、すぐにお掃除を始められます。ぜひ活用しましょう。
ウタマロクリーナー
おすすめ 商品
ウタマロクリーナーは、網戸やサッシだけでなく、キッチンや洗面、お風呂場など、家中丸ごと掃除できる商品。
洗浄力もたしかなので、迷った時はまず、ウタマロを頼ってみましょう。
かんたんマイペット
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2度拭きいらずで気軽に使える、かんたんマイペットも、網戸やサッシ掃除に最適なアイテム。
リビング用洗剤と書かれていますが、窓周辺へ使用してOKです。
掃除をしながら除菌もできるので、より清潔な状態を保てます。
まとめ
窓をお掃除する方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
家の外と接しているため、何もしなくても汚れていく悲しい運命を背負った窓。
きちんとお掃除をしてあげれば、外の景色もよく見えて、部屋も明るくなります。
ストッキングやスクイージーを使うだけで、圧倒的に楽になる窓掃除。
それほど汚くない時は、新聞紙で拭くのがおすすめ。
拭き跡が残らず、ピカピカになりますよ。
窓のサッシを綺麗にするには歯ブラシと爪楊枝で、ホコリを掻き出します。
カビが生えていたら漂白剤で綺麗にしましょう。
今回、紹介した便利グッズを使えば、窓のお掃除はさらに楽になります。
窓の汚れに悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね!
窓ガラスは綺麗になりましたか?
1箇所がピカピカになると、他の場所の汚れも綺麗にしたいという気持ちになりますよね。
日本には「大掃除」という素敵な習慣があります。
年末の時間を利用して家じゅう綺麗にしちゃいましょう!
大掃除を手間や労力なく進めるためのコツを、たっぷり紹介した記事をご用意しています!ぜひ読んでみてくださいね♪
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