使い捨てロールスポンジのおすすめと便利な使い方は?無印の商品を使って検証!
「ロールスポンジ」という便利アイテムを知っていますか? 食器洗いなどに使うスポンジがそのままロールシートになったようなもので、水回りの掃除や日々のお手入れに活躍するすぐれものなんです。「どうやって使うの?」「他のロールシートとの違いって?」「使い捨てならコスパは?」といった疑問を実際に試して検証します。
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目次
ロールスポンジとは?
通称「ロールスポンジ」は、その名の通りロールシート状になったスポンジ。商品によっては「スクラブシート」とも言います。
ロールスポンジは、水をつけて拭くだけで水回りの汚れを落としてくれるというすぐれもの。簡単にカットすることができるので、好きな大きさにしたり、細かい部分をつまんで洗ったりと、シートならではの使い方ができるのが魅力。また使った後はそのまま捨てられるから、いつでも新品で衛生的なのもポイントです。
ロールスポンジはさまざまなメーカーから販売されていますが、今回は「無印良品」の「水回りの汚れ用掃除シート」を使ってみます。
・用途:コンロ・シンク、食器、フライパン・なべ、換気扇、蛇口まわり、浴室
・内容量:30枚
・カットサイズ:約22×20cm 約直径7.5×幅22cm
・価格:税込299円 1枚あたり10円
・材質:ポリプロピレン
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ロールスポンジはキッチンペーパーとどう違うの?
さっそく「水回りの汚れ用掃除シート」を使ってみます。
封を開けるとこのように引き出して使うようになっており、キッチンペーパーのように1枚ずつ切り取って使います。
カットはミシン目が入っているので簡単にできます。1枚のカットサイズは約22×20cmで手のひらを覆うくらいです。
触ってみるとザラザラとしており、いかにも汚れをこすり落としてくれそう!
表面には小さい穴が無数にあり、ボコボコと凹凸があります。研磨剤不使用ですが、肌が弱い方は皮膚がひっかかる感じがあるので注意が必要です。
シートの硬さはふつうの皿洗い用のスポンジを薄くスライスしたイメージ。スポンジほど柔らかくはなく、かといってペラペラで頼りないという感じではありません。
また破いたりハサミで切ったりするのは簡単にできますが、引っ張っても少し伸びる程度。すぐには破れず、穴も開かず、とても頑丈です。洗って繰り返し使うことができる耐久性があります。
基本的に水に濡らして使いますが、スポンジといっても吸水性はないので布巾にはなりません。
なので、キッチンペーパーとの違いは
・洗って繰り返し使える耐久性がある
・吸水性はない
という点といえるでしょう。実際に試しながらチェックしていきましょう。
かゆいところに手が届く!ロールスポンジの使い方
2.水で濡らす
3.汚れを拭く
4.使い終わったら捨てる
大きさはお好みで!大きく切って折りたたんだりするといいでしょう。今回は持ちやすい1/4サイズに折りました。
水で濡らしても吸水性はありません。スポンジと同様に表面は水を弾きます。
気になるところを拭き、使い終わったら処分。濡れままの状態で放置しておくスポンジより衛生的かもしれませんね。
1.キッチンで使う
では、実際にキッチンでどのように使えるかチェックしてみます。
まずは料理後のコンロを掃除してみました。水に濡らしたロールスポンジでひと拭きすると…
汚れがスッと取れました!
何度か拭くと、その日ついた汚れはきれいに落ちました。しつこい汚れはお湯や洗剤を使う必要がありそうですが、毎日のリセットとしては十分きれいになりました。
また、コンロの隙間にもシートが入ったことや、
五徳をつまんで拭くことができたので、いつも手が届きにくい部分までスッキリお手入れができました。
次に、お皿洗いに使ってみます。シートは薄いですが、洗剤をつけると泡立ちました。
カレー鍋を洗いましたが、普通のスポンジと遜色なく汚れを落とすことができました。
ただ、分厚いスポンジに慣れていたので、シートが薄いぶん掴みにくかったり力の入れ具合が物足りない気はしました。けれど汚れ自体は問題なく洗い流すことができました。
炊飯器の蒸気口のパーツも洗ってみました。狭い隙間や穴の部分まで入るので、1枚で隅々まで汚れを落とすことができました。
他にも焦げ付きやレンジのお手入れにも活躍するので、キッチンに1ロールは置いておきたいですね。
他のロールシートと同様に、すぐ手に取れる定位置を作るのがおすすめです。
2.お風呂場、洗面所で使う
次は、お風呂場と洗面所でロールスポンジを使ってみます。
最初に洗面所の鏡を磨いてみました。水をつけて拭くと汚れは落ちますが、水分が残ってしまったので布巾で二度拭きが必要でした。そのため、洗う手間はありますが鏡にはマイクロファイバークロスの方が良いかもしれません。
ただし、洗面台の上や流しの中をロールスポンジで一気に掃除して捨てることができるのは大きなメリットでした。
次にお風呂場です。今回いちばん驚いたのが、この水栓の水垢落としです。
お風呂用のスポンジでは諦めていた水栓の水垢が…
なんと、水だけでここまでキレイになったんです!
もちろん水分は残るので拭き上げが必要でしたが、そんな手間を上回る爽快感がありました。すべて落ちたわけではありませんが、さっとこするだけで簡単に水垢が落ちたことに感動しました。
また、お風呂の壁や床も気持ちよく掃除することができました。風呂蓋の側面や、洗いにくくて困っていたおもちゃの隅もきれいに洗えてスッキリ!もはやお風呂のお手入れはロールスポンジがメインでも良いかもしれません。
3.その他にも出番はたくさん!
水回り以外でも、ロールスポンジは活躍します。基本的には水拭きができて、NGの素材でなければ好みの場所で使えそうです。例えば、棚の上や壁、玄関タイルなどで使っている方も多いようです。
我が家では木製ドアを拭いたところ、キッチンペーパーの水拭きでは取れなかった着色汚れがスッと取れて驚きました!
また、玄関タイルと長靴の泥汚れを拭いてみました。どちらもきれいにはなりますが、とくに“ロールスポンジだから”とは言いづらい感触です。
また、割り箸にロールスポンジを巻き付けて即席のボトルブラシを作りました!
これで水筒を洗ってみましたが、いつもより隅々まで洗えた感じがしました。「水筒はたまにしか使わないから、ボトルブラシを置いておくのもなぁ」という場合にはおすすめです。
壁との四隅など手の届きにくい場所の隙間掃除にも使えそうですよ。
コスパ実験!何回使える?耐久チャレンジ
それでは、1枚のロールスポンジシートを普段のキッチンリセットで使ったらどうなるのか試してみます。
3人分の夕食の皿洗い→キッチン台→コンロ周り→シンク内と水栓を拭き掃除しました。
結果はこちらです。
写真左が未使用、右が使用したロールスポンジです。
油汚れがついたのと、折りたたんで面を変えて使ったのでシワになってはいますが、まだへたってはいません。
洗えば繰り返し使えそうですが、汚れが気になるので最後に排水溝の生ゴミトラップを掃除して廃棄しました。汚い部分を掃除してそのまま捨てられるので気持ちよく終わることができました。
実際にキッチンリセットをして良いと思った点は下記です。
・両面が使えるので、スポンジの汚れが気になったら使う箇所を変えられる
・魚焼網を洗ったが、こびりついた汚れがすぐに取れた。またスポンジが魚の油で汚れるのを気にせず使えた
・用途別(子ども食器、シンク内掃除など)に複数のスポンジを置いておく必要がなくなる
・水栓を拭いたら水垢が落ちただけでなく、蛇口のカルキ汚れが少し取れた
・急須を洗ったら、こびりついた茶渋が少し落ちた。メラミンスポンジには劣るが、普段のお手入れで使う分にはじゅうぶんきれいになりそう。
強度としては洗って干してを繰り返せば何度でも使えそうですし、頑丈なのでもったいなくてつい「ここも、ここも…」と掃除して回りたくなります。
ただし1枚あたり10円なので、ボロボロになるまで使うというよりは“汚れたら捨てて気持ちよく新しいものを使う”というのが良いのではないでしょうか。
1日1枚10円で使い捨てても、スポンジ管理の手間がなくなることや衛生面のストレスがなくなることから十分コスパは良いと感じました。
注意!ロールスポンジが使えないところ
万能なロールスポンジですが、使ってはいけない素材もあります。今回使用した無印の「水回りの汚れ用掃除シート」では下記への使用がNGです。
・漆器、パソコンやテレビの液晶画面、ワックスがけしているフローリングなどの傷がつきやすいもの
・体や顔
・食品
また、
・水に溶けないのでトイレ等には流さないこと
といった注意点もあるのでおさえておきましょう!
ロールスポンジはどこで買えるの?100均にはある?
便利なロールスポンジですが、どこで手に入れることができるのでしょうか。
まず今回使用した「水回りの汚れ用掃除シート」は無印良品の各店舗やオンラインストアで購入ができます。
他にも、スリーコインズ、ニトリ、ヨドバシなどで取り扱いがあるようです。100均ではキャンドゥで同様の「スクラブクロス」が、少し異なりますがダイソーではメラミンスポンジのシートタイプを販売しているようです。
またAmazonや楽天では洗剤付きのタイプなども販売しているので、好みのものを探してみてくださいね。
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ちょっとしたお手入れから大掃除まで大活躍
ロールスポンジは特殊なザラザラのシートが掃除に活躍する便利なアイテム。特に水垢などお風呂場やキッチンなど水回りの汚れをきれいに落とすことができます。
また使い捨てできるから衛生面も◎。気になったときに拭くだけで良いから掃除のハードルが下がり、毎日のお手入れも楽しくなりますよ。さらに家中の掃除グッズをロールスポンジに換えれば、据え置きのモノも減ってスッキリ!
水回りの新常識ロールスポンジ、ぜひ試してみてくださいね。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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