
制服の洗濯は1ヶ月に一度!優しく押し洗いでピカピカの状態を保とう
制服の洗濯はどうしていますか?毎日着る制服には皮脂や泥、鉛筆、食べ物のシミなどさまざまな汚れがついています。制服が汚れてきたから洗いたい、家で洗濯できたらいいのにと思う方は多いでしょう。今回は、制服の洗濯頻度や制服の手洗い方法、洗濯機での洗い方、干し方について紹介します。
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目次
制服はどれぐらいの頻度で洗うのが正解?
制服は、長期休みにクリーニングに出せばいいと思っている方は少なくないでしょう。しかし、制服は1ヶ月に1度洗うのが理想的。制服は黒や紺で作られているため、汚れが目立ちにくいだけなんです。汚れを実感することが難しいですが、見えない汚れがたくさんついています。
また、汗などが染みつき、臭いの原因になることも。見えない汚れや臭いを落とすためにも、1ヶ月に1度洗うことを心がけましょう!
制服の洗濯をする前の確認ポイント
制服を洗濯する前に大事なポイントを理解しておかないと、制服の状態が悪くなり、きれいに着られなくなる可能性があります。洗濯表示や制服の状態を確認しましょう!
洗濯表示を確認する
まず、制服が洗えるかどうかを確認しなければなりません。制服には洗濯できるものとできないものがあります。タグについている洗濯表示を確認してください。
制服に限らず、大事な衣類を洗濯するうえで表示の確認はとても大事。そもそも水洗いができない服もあります。取り扱い表示を確認しないで洗濯をしてしまうと、縮みや色落ちの原因となるので気をつけましょう。
制服の様子を確認する
取れそうなボタンはないか、ほつれている箇所はないかを確認しましょう。そのまま洗濯してしまうと、ボタンをなくしたり、ほつれが広がったりする恐れがあります。せっかく洗濯をしてもボタンがなくて着られない、などという状態を防ぐためにも確認は必須です。
汚れが目立つ箇所は部分洗いを行う
制服の袖が黒くなった経験がある方も多いのでは?そのまま洗濯機に入れても、その汚れは落ちません。
特に汚れが目立つ箇所は部分洗いをしましょう。油汚れや泥や鉛筆の汚れ、襟や袖口の汚れの部分洗いに実践したい方法を紹介します。
食べ物の油汚れ
食べ物の油はとても厄介。そのまま洗濯をしてもなかなか落ちません。そんなときは、クレンジングオイルを使って先に洗いましょう。クレンジングオイルをシミの部分に垂らし、ぬるま湯でもみ洗いすると落ちやすくなります。
それでも落ちないときや、クレンジングオイルを持っていない場合は、液体の酸素系漂白剤でつけ置きしましょう。50度ぐらいのお湯に、洗濯で使う半分の量の酸素系漂白剤を入れ、約2時間つけ置きしてから洗濯機で洗うと、油汚れが落ちやすくなります。
泥や鉛筆の汚れ
手ごわい鉛筆の汚れ。そのまま洗濯機に入れても落ちません。鉛筆で黒くなった箇所をぬるま湯で濡らし、固形せっけんでこすり、汚れを落としましょう!
固形せっけんの中でも、「ウタマロ洗濯石けん」が使いやすくておすすめです。
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ウタマロの石けんは、水に溶けやすく塗りやすいことが特徴。汚れや生地になじみやすく、生地へのダメージを抑えながら洗濯ができます。
襟や袖口の汚れ
襟や脇は黄ばんだり、黒ずんだりしてしまうことがありますが、その原因は汗や皮脂汚れ。汚れが脂でカバーされているので、普通の洗濯では落ちにくくなっています。脂を浮かせる効果のあるクレンジングオイルを汚れにつけて、優しくもみ洗いをすると、落としやすくなるでしょう。
手洗いで制服を洗濯しよう
取り扱い表示を確認し、ひどい汚れを部分洗いしたらさっそく洗濯を始めましょう!制服の洗濯はなにかと気をつけないといけない点が多いもの。洗濯機よりも優しく丁寧に洗うことができるので、なるべく手洗いしましょう。
・おしゃれ着用中性洗剤
・タオル

容器にあった大きさに、制服を折りたたみましょう。そして、制服がつかるようにまんべんなくぬるま湯を入れます。
小さじ1杯程度の洗濯用の中性洗剤を入れます。

制服を両手で50回ほど押し洗います。折りたたんだ制服の形が崩れないように、優しく押してあげましょう。
水がある程度濁ってきたら水を交換してすすぎましょう。先ほど紹介した洗い方と同じように、両手で優しく押し付けるようにしてすすぐのがポイント。水を何度か交換し、水の濁りがなくなるまで行いましょう!

乾燥機にかけるとシワの原因になるため、乾かすときもタオルで包んで水分を取るようにしましょう。
洗濯機で制服を洗おう!
次は洗濯機で洗える制服の場合の紹介です。洗濯機で洗う場合も丁寧に扱わなければなりません。また、制服を洗濯ネットに入れることが大切です!
洗濯ネットに入れると、型くずれが少なく、シワがつきにくい状態で仕上がります。しかしながら洗濯ネットにただ入れるだけではなく、気をつけないといけないこともあります。
・洗濯ネットは1枚につき1アイテム
・制服をネットのサイズに合わせてたたむ
この3点を確認して制服を洗濯ネットに入れたら、さっそく洗濯機に入れましょう。
・おしゃれ着用中性洗剤

取り扱い表示で確認したように、ドライコース(手洗いコース)で洗濯するものと、標準コースで洗濯するものに分かれます。ご自身の制服はどちらなのかを確認して、洗濯コースを選択します。

制服が水に浮かないように手で押し、洗浄液にしっかり沈めてから洗濯を始めましょう。
コースを選択したときに、洗濯機が自動で設定した時間で問題ありません。洗濯機のスタートボタンを押します。
洗濯機で脱水する際、高速でクルクルと回っているため、シワがつきやすくなります。脱水でできてしまうシワを抑えるために、最も短い時間に設定してみてください。目安としては30秒程度がいいでしょう。
制服の干し方
洗濯を終えた後も安心してはいけません。洗濯を干すときにもポイントがあります。種類別に制服の干し方が異なるので、それぞれ見ていきましょう。
上着の干し方
ブレザーなどの上着は、厚みのあるハンガーを使います。なければハンガーにタオルを巻きつけたものにかけて干します。シワが寄らないようにハンガーの中心にかけることを心がけましょう!
袖口にはぐるぐると巻いたタオルをおもり代わりに入れると、シワを防ぐことができるのでおすすめです。
スカートの干し方
スカートはウエスト部分を筒状にして干します。ひだのついたスカートは、ウエストと裾をもって縦方向に引っ張るとシワなく干すことができます。
ズボンの干し方
スカートと同じようにウエスト部分を筒状に吊るして干します。ズボンの裾にも上着のときと同様に、巻いたタオルをおもり代わりに入れてあげるとシワを防ぐことができるでしょう。
制服が洗えない場合はどうする?
制服を1ヶ月に1度洗おう!といっても、自宅で洗うことが難しいブレザーなどもあります。その場合は、着用後に毎回ハンガーにかけて湿気を取ることや、洋服ブラシを使ってホコリを取り除く、消臭スプレーを使って臭いを予防する等の対策をすることがおすすめです。
ただし、消臭スプレーを使う頻度が多くなると、制服の生地を傷ませる原因になってしまいます。そのため時間があるならクリーニングに出すようにしましょう!
不安な時はクリーニングへ
制服はとても高価なもの。普段着のTシャツなどと比べ物にならないくらいデリケートです。そこでぜひ活用したいのがプロのクリーニング!多少お金を出すことになりますが、背に腹は代えられません。クリーニングに頼むメリット、デメリットについても紹介するため参考にしてください。
クリーニングのメリット
プロの知識
なんといっても素人にはない「経験と知識」が最大のメリット。そして、クリーニング業者が使う道具や洗剤はプロユースのもの。本格的なクリーニングによってきれいな状態に戻るため、おすすめです。
時間の有効活用
制服などデリケートな服を洗う際は時間がかかりますよね。正しい洗濯方法を調べたり、工程を調べたり、丁寧に扱ったりする時間さえ、他の家事に当てたいほどです。
そんな時間の問題も、クリーニングに出してしまえば解決!全部丸投げしてしまっても、あとはプロが正しく洗濯してくれます。宅配クリーニングなら取りに行く手間も省け、忙しい家事の時間を少しでも減らすといった意味でも、利用する価値があると言えるでしょう。
クリーニングのデメリット
対応できない汚れもある
プロのクリーニングでも、汚れによっては「対応できません」と断られてしまう場合があります。特に多いのはシミ汚れ。今の状態をさらに悪化させないため、生地を必要以上に傷めないためなど、理由はさまざまですが、断られるケースもあるのです。どうしても落としたい汚れの場合は数店舗回り、対応してくれる店舗を探してみましょう。
お金が掛かる
多くの方が料金を理由にクリーニング利用をためらっているのでは?次の項目で料金相場について詳しく紹介します。メリットも踏まえて、クリーニングに出すかどうかを検討してみてください。
料金はどのくらい?
上下で別料金
基本的に制服クリーニングは上下で別料金です。上着の方が高い傾向にあり、「上500円~」「下400円~」が相場のようです。
オプション
クリーニングに加え、撥水オプションなどを加える場合は別途料金がかかります。各種オプション は400~1,000円程度なので覚えておきましょう。
トータルはいくらになる?
以上のことを踏まえると、合計で1,000~2,000円ぐらいと言えそうです。もちろん店舗によって金額は変わるため、お店が決まったら一度確認するようにしましょう。
クリーニングに出す頻度は?
シーズンごとがベスト!
クリーニングに出す頻度としては、各シーズン終わりに1回がベスト。期間にすると、約3~4ヶ月に1回の頻度。
頻繁にクリーニングには出せませんし、洗いすぎもかえってダメージとなります。細かい汚れは日々のお手入れで、大きな汚れはまとめてクリーニング。これぐらいの感覚で覚えておくと、1つの目安になるでしょう。
最低でも年1回はクリーニングへ
とはいえ、クリーニングもタダではありません。お金の面が気になる方は、最低でも年1回のクリーニングを意識しましょう。衣替えのシーズン。クローゼットへしまう前に1度クリーニングに出す。このような周期でクリーニングを利用しましょう。
制服の洗濯方法をマスターしよう
いかがでしたか?注意点さえ意識すれば、制服を自宅で洗濯することもできるんです!制服は思っているよりも汚れでいっぱい。1ヶ月に1度は洗濯を行ない、ピカピカの状態でお子さんに勉強を頑張ってもらいましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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