時計磨きは耐水ペーパーがおすすめ！歯ブラシと入れ歯洗浄を使う方法も紹介
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腕時計は、身に着ける私たちの体の一部と言ってもいいかもしれませんね。その大切な時計、お手入れはしていますか？貴金属系の時計はまめに磨かないと、くすんでしまいます。そこで、腕時計をきれいに磨く方法をプロに教わりました！身近なもので自分で磨くコツも紹介します。
プロの聞いてみた！時計は自分で磨けるのか？
そもそも時計って自分で磨くことができるのでしょうか？間違えて傷つけてしまったら嫌ですもんね。自分で考えてもわからないことばかり…。
そういう時は思い切ってプロに聞いてみましょう♪ユアマイスターで、クリーニングのプロに「ガラス面の汚れ・傷が目立ちます。 修理でキレイになりますか？ また、どの様にキレイにするのですか？」と聞いてみました！たくさんのプロの意見の中から一部を紹介します。
時計修理専門店WATCH COMPANY さん（東京都）
株式会社ケーズカンパニーさん（東京都）
時計のガラス面は表面は自分で。内部を磨きたかったり、傷がついている場合はプロにお任せした方が良さそうですね！時計は精密な機械ため、大切に扱いましょう。
歯ブラシで時計を掃除する
時計を本格的に磨く前に、あらかじめ時計の汚れをざっと落としておきましょう。歯ブラシで簡単にきるので、やってみてください。
歯ブラシの掃除
用意するもの
・歯ブラシ
・食器用の中性洗剤
・眼鏡拭き用のクロス
・つまようじ
手 順
1. ベルトの裏蓋を歯ブラシで磨く
ベルトを磨く際に汚れが目立つ際は、水と中性洗剤を歯ブラシに少し染み込ませて磨きましょう。コマ（時計の針を調整する部分）の隙間は、汚れが溜まりやすいので重点的に掃除しましょう。
2. つまようじで汚れをとる
歯ブラシでとれなかった汚れやゴミは、つまようじを使って掻き出します。つまようじの先端で金属が傷つかないように、優しく取りましょう。
3. 布で拭く
眼鏡拭き用のクロス、または何度か洗濯して柔らかくなった綿のTシャツなど、吸水性が高く柔らかい布で、ベルト全体の水分を拭きます。
4. ドライヤーで乾かす
金属は水分が残っていると錆びてしまいます。必ず完全に乾かしましょう。このとき、あまり高温だと中の回路が壊れてしまう可能性があります。冷風で乾かすのがおすすめです。
これに火がついて時計を磨く前に洗いたいという人は時計の洗い方について詳しく書かれた記事があります。ぜひ、見てみてください。
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時計の磨き方
さぁ、時計も洗ったことでさっそく磨いていきますよ！時計磨きは1つ間違えるだけで逆に傷ついてしまうこともあります。しっかり確認していきましょう。
用意するもの
・マスキングテープ
・耐水ペーパー
・ピカール（金属研磨剤）
・眼鏡拭き用のクロス
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乳化性液状金属磨きのピカールです。ドアノブ、金属食器、金属仏具、アルミ、ステンレス、家庭用金物、真ちゅう、銅及びゴルフクラブ、自動車バイクなど、さまざまな金属を磨きあげることができます。
手 順
1. 外せるバンドは外す
磨く際に、バンドを外せる場合は外しましょう。無理に外すと故障の原因となるので、外せない場合はそのまま次の手順に進みましょう。
2. 風防にテープを貼る
風防（文字盤を覆うカバー）が傷つかないように、テープをはりましょう。
マスキングテープが一番おすすめです。
3. 耐水ペーパーで磨く
腕時計の研磨に使用する耐水ペーパーの粗さは、#1000～#1500くらいの目のものがおすすめです。
自分で研磨すると傷がつきそうだと感じたり、耐水ペーパーで研磨することに抵抗を感じる場合は、できるだけ目の細かいものから試しましょう。
4. 金属磨きで磨きあげる
布に金属磨きをつけ、眼鏡拭き用のクロスでこすりましょう。大きな傷は取れませんが、細かい傷の大半が取ることができます。
風防磨きはプロに任せよう
ベルトの部分をキレイにしたら、時計のガラス部分に当たる風防もキレイにしたいわ！なんて人も多いのではないでしょうか。しかし、風防磨きは自分でやることはオススメしません。
理由として、
・ガラスが繊細な素材であること
・ムラができやすいこと
自分で無理に鏡面磨きをすることで逆に傷つき、さら高額な修理費を払うなんてこともあります。鏡面磨きについては大人しくプロに任せましょう。
それでも自分でやりたい！というコアな人、必見。教えましょう、風防の磨き方。でも無理はしないでくださいね！
用意するもの
・耐水ペーパー
・サンエーパール（時計風防用研磨剤）
・眼鏡拭き用のクロス
・タオル
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プラスチック、アクリルガラス、強化プラスチックなどの小キズ消しに使える研磨剤。金銀などの貴金属の最終仕上げや、ステンレスなどの金属類など、プロの作業現場でも使われていますよ。
手 順
1. 耐水ペーパーで磨く
#1000～#1500くらいの目のものが最適です。
2. サンエーパールで磨く
眼鏡拭き用のクロスで、円を描くようにまんべんなく磨きます。
3. タオルで拭き上げる
サンエーパールが残らないよう、きちんと取り切りましょう。
風防の磨き方どうでしたか？自分がやるのでは限界があって、細かい傷が残っていることも…。〇〇万円します！なんていう高級な時計はプロに出してください。時計を買った価格に比べたら安いもんですよ、きっと。
詳しいことは「ユアマイスター」で紹介しています。あなたにあったお手入れ方法を探してみてくださいね。
入れ歯磨きで時計を簡単洗浄
今まで色々説明してきましたが、時計のお手入れってなんだか面倒！そんな人もいるのではないでしょうか？そこでおすすめしたいのが、入れ歯洗浄剤によるお掃除。バンドの部分のみですが、これだけで大幅にキレイになります。
用意するもの
・入れ歯洗浄剤
・コップぐらいの大きさの容器
・割り箸
・タオル
おすすめ
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入れ歯の汚れ落としを使って臭いのもとを除去しようというやり方です。腕時計に防臭効果はそこまで必要ではないかもしれませんが、念のためやっておくといいでしょう。
手 順
1. コップの3分の2ぐらいまで水を入れる
ギリギリまで水を入れると、洗浄剤を投入した時に溢れ出してしまうので、3分の2ぐらいにしましょう。
2. 入れ歯洗浄剤を入れる
1粒で十分です。
3. 割り箸を通してベルト部分を洗浄液につける
防水ではない場合、文字盤のところを入れてしまうと故障の原因になります。一緒にダイビングできるぐらい防水加工が施されている時計なら、少しは濡れても心配ないかもしれませんね。
こんなに汚れが取れました！
4. タオルで水分を拭き取る
水分が残っているとカビができる原因になります。きちんと拭き取りましょう。
まとめ
時計の磨き方いかがでしたか？身近なものでできるのも驚きでしたね。時計は時間を刻むもの。時は金なり、そんな言葉があります。金は無限に生み出せるものですが、時間は有限です。どうぞ素敵な毎日を。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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