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更新日: 2025年2月6日

24時間換気システムはこまめな掃除が必要?やり方を画像付きで解説

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近年の新築住宅の大半に設置されている「24時間換気システム」。 掃除をしたくても頻度はどれくらいが適切か、何を使って掃除すればいいのか…なんて悩むことも。そんな24時間換気システムについて画像付きで解説いたします!

24時間換気システムって?

24時間換気システムとは、窓を開けなくても吸気口から外の空気が入ってきて、排気口から出ていく仕組みのことです。これにより、部屋の空気を常に入れ替え、新鮮な空気を維持しています。

建材等に含まれるホルムアルデヒトなどの化学物質の影響が問題視されてきました。化学物質が身体に影響を及ぼし、シックハウス症候群につながるといわれています。そこで、2003年7月に建築基準法の改定でシックハウス防止のために原則としてすべての住宅に24時間換気設備設置が義務づけられました。

この法律では、1時間で部屋全体の半分以上の空気が入れ換わっている(換気できている)ことが必要であると定められています。

24時間換気システムには3つの換気方式がある

24時間換気システムには給気と排気をする方法(自然換気・ 機械換気)の組み合わせによって3種類の換気方式があり、それぞれの換気方式には一長一短あります。

1つ目の換気方式は、給気と排気の両方を機械で行うものです。費用面でみると、給気と排気のどちらも機械で行うこの換気方式がほかと比べて高くなります。しかし、空気の循環をもっともコントロールしやすく、安定した状態を維持することができます。

2つ目の換気方式は給気のみ機械で行い、排気は自然に任せる方法。出入口のドアを開けても他の部屋から汚染した空気が入ってこないという特徴から、工場のクリーンルームや無菌室などで採用されてきた換気方法です。気密性能が高くない住宅では、隙間から室内の水蒸気を含んだ空気が外に流れるために、冬に結露を起こす可能性が高く、この換気方式は住宅に採用されることは少ないようです。

3つ目の換気方式は吸気は自然に任せ、排気は機械によって行う方法です。一般的な住宅でもっとも多く採用されているのがこの方式となります。ほかの換気方式と異なるのは、すべての居室に給気口を設ける必要があるという点です。機械換気で排気をすることで室内の結露を防ぐことができるのが特徴です。

また、給気は自然換気なのでランニングコストが抑えられるというメリットがあります。ただし、給気が自然換気だと冬の冷たい空気が室内に入ってくるのをコントロールできないため、人によっては寒いと感じることもあります。

排気口・吸気口の掃除をしていないとどうなる?

24時間換気システムのファンやダクト、排気口はホコリが詰まりカビやダニの温床になっています。これではせっかく24時間換気システムを採用している住宅に住んでいるのに、吸気フィルターに発生したカビを部屋にまき散らしていることになってしまいますよね。

また、空気の出入り口部分や中のフィルターがほこりで詰まってしまうと「排気効率」が落ちて換気ができなくなってしまい、結果的にただ電気代のムダ使いをしているだけ…ということになりかねません。

フィルターの汚れ具合は、周辺環境や家族の人数などによって変わるため交換頻度は各家庭により異なりますが、2、3ヶ月もすれば換気システムのフィルターはホコリで汚れてしまいます。カビの飛散や電気代のムダ使いを防ぐためにも、せめて、換気システムのフィルターはマメにお掃除をしましょう。

24時間換気のフィルターを掃除する方法

給気口のふたは簡単に開くことができ、中にあるフィルターが取り出せるようになっています。数ヶ月に一度のチェックでは、フィルターの目詰まりがあれば掃除機でホコリを吸引し、簡単に掃除をしましょう。

汚れがひどいようであれば、中性洗剤でやさしく洗って、よく乾燥させてからフィルターを取り付けます。何回かお手入れをするうちに、フィルターが傷んできたら新しいフィルターに交換するようにしてください。

用意するもの
・掃除機
・歯ブラシ
・中性洗剤(食器用洗剤でもOK)
・マスク

手順
1
換気システムをオフにする

本格的な掃除に取り掛かる前に、脱衣所や洗面所にあるコントロールパネルの24時間換気ボタンで停止します。

2
排気口・吸気口からフィルターを取り外す

被せてある換気システムのカバーを取り、フィルターを取り出します。このとき無理に引っ張ると破損してしまうので慎重に。説明書を読んで、指示に従いましょう。

3
フィルターについたホコリを掃除機で吸い取る

フィルターに付いた汚れを、掃除機で簡単に吸い取ります。

4
フィルターを水洗いしながら、歯ブラシに中性洗剤をつけてこする

大掃除や汚れがひどい場合は、フィルターの汚れが簡単に取れない場合があります。歯ブラシなどの細かいところまで届くものでしっかりと掃除していきます。

5
キッチンペーパーやふきんで水気を吸い取って干す

マイクロファイバータオルなどでしっかりめと水分を取ります。きちんと乾かしていないと、カビなどの原因にもなりますので、注意が必要です。

また、フィルターを干している間に、排気口・吸気口に残ったホコリを掃除機で吸い取っておくことをおすすめします。

6
乾いたフィルターとカバーを戻し、24時間換気をONにする

これで排気口と吸気口のフィルター掃除は完了です。 綺麗な空気が部屋に入ってくると思うと気持ちがいいですね。

簡単な換気システムの排気口や吸気口の掃除と比べ、ファンやダクトの掃除は、取り付けてある部品を分解する必要があるため自分で行うのはかなり難しいです。しっかりと換気システムの掃除を行いたい場合は、無理せずプロに相談や依頼しましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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