
花粉の掃除のポイント解説!花粉の溜まりやすい部屋は〇〇だった!?
花粉症に悩まされている方って、とても多いですよね。
外出するときはマスクやメガネで完全防備…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、花粉症の症状が出るのは屋外だけではありません。
むしろ屋内の方が花粉症の症状が酷く出るという方も多いと思います。
というのも、屋外から知らず知らず持ち込んでしまった花粉を狭い空間で舞い上がらせつつ、濃く吸い込んでしまうのです。
花粉症を軽減するには、花粉除去のための掃除が効果的ですよ。
今回は、花粉の掃除のポイントついて解説します♪
花粉は部屋のどこに溜まりやすい?

そもそも花粉は室内のどこに付着しやすいのでしょうか。
玄関や窓
来客の対応など、少しの人の出入りや、少しの換気でも花粉は想像以上に家の中に侵入します。
また、帰宅時に髪の毛や衣服に付着した花粉が、玄関付近に多く落ちてしまうことも。
素材によってはカーテンも、花粉がつきやすいものがあります。
家具、家電
また、家具と家具の隙間や、家電の上などのホコリの溜まりやすい場所は、花粉も同じように溜まりやすい場所です。
カーペット、床
家の中で最も花粉が多い場所は床面。
部屋に入り込んだ花粉は30分~40分ほど空中を浮遊し、床に落ちるそうです。
脱衣所
服を脱ぐときに服についていた花粉が舞ってしまいやすい場所です。
また浴室は換気扇もあります。
換気扇が屋外から空気を取り込むのと一緒に花粉が入ってくることがありますし、換気扇が部屋の中の花粉を吸い込むこともあるので、花粉が溜まりやすい場所です。
花粉の掃除をするタイミングは?

例えば花粉のシーズン真っ只中でも、1日中同じように花粉が飛ぶわけではありません。
花粉の飛散が多いのは、12時前後と夕方6時前後。
この時間に掃除をすれば花粉を巻き上げるだけになってしまうので、この時間帯や風の強い日に掃除をするのは避けましょう。
また、花粉は部屋にいる人がいなくなるなど、空気の動きがなくなると花粉はどんどん床に溜まっていきます。
そこでまた、人が歩き回ってしまうと、あっという間にまた花粉が舞い上がるので、花粉掃除は「朝一番」に行うことで空気中への戻りを最小限に抑えることができます。
朝一番が難しい場合は、外出からの帰宅直後もオススメ。
ただ、掃除をしようと動き回ると、これまた空気が動いて花粉が舞い上がってしまいます。
この場合、ベッドの脇や玄関に掃除道具を用意しておいて、花粉が舞い上がる前に拭き取ってしまうのが効果的です。
また、花粉まみれの外気を家の中に入れたくはありませんが、気持ちよく生活するためにやはり換気はしたいですよね。
どうしても換気をしたい場合は、花粉の飛散量の少ない時間帯を選んで換気をしましょう。
換気をするタイミングは、
・夜露などの湿気がある午前10時頃まで
・昼間の花粉が落ち着いた後の夜遅く
・雨上がりのすぐあと
がオススメです。
さらに、窓を開ける時はレースのカーテンを閉めれば、花粉の侵入を多少防ぐことができます。
花粉掃除は拭き掃除がベスト!

室内の花粉掃除をする際に気をつけるポイントは、とにかく「花粉を舞い上がらせないこと」。
先ほども解説した通り、外から持ち込まれた花粉のほとんどが床の上に落ちています。
そこにいきなり掃除機をかけると花粉は一斉に舞い上がり、掃除機をかけた後、再び床に積もります。
これって掃除をする意味が全くありませんよね。
ですので、花粉を取り除くためにはまず、拭き掃除から始めましょう。
拭き掃除というと雑巾がけを思い出す方が多く、「雑巾がけは大変だなあ…」と思われるかもしれませんが、クイックルワイパーなど、立って拭き掃除ができる道具にウエットタイプのシートをつけて拭いていけば簡単です。
同じ要領で、テレビの裏など、ホコリの積もりやすい家具・家電の周辺や、電化製品類のコードの表面なども、ウエットティッシュを使用するのがオススメです。
また、ソファやカーペットなどの布製品の表面は粘着シート、いわゆるコロコロで花粉を取り除きましょう。
また、花粉の侵入経路の玄関は、ほうきで掃除をするという方も多いでしょう。
しかしほうきも掃除機と同じく、床に付着していた花粉が再び空気中に舞ってしまいます。
こちらもやはり拭き掃除をしてください。
ただ、水を撒ける玄関の場合はとても便利。
まず水を撒いてから掃除を行うと、花粉が舞い上がりづらくなるのでオススメです。
花粉は粉なので、水分を含むと舞い上がりづらくなります。
玄関以外の場合でも、できれば部屋の中を加湿し、浮遊している花粉を床に落としてください。
加湿の目安は、50~60パーセントが最適なようです。
全ての拭き掃除が終わったその後で掃除機をかければ、花粉が舞い上がることはありません。
それでも念のため、掃除機を使うときは空気清浄機を近くに置いて、舞い上がる花粉を空気清浄機が吸い込めるようにしておきましょう。
まとめ
以上、花粉の掃除方法についてご紹介しました。
花粉掃除の鉄則は、まずは拭き掃除!
掃除をする時間は朝一番か帰宅直後。
加湿器を利用して空気を湿らせると効果UP♪
この3点を最低限覚えておけば大丈夫です。
花粉症はある日突然発症する場合もあります。
例えば家族の1人がある日突然花粉症になることも。
そういったことを防ぐためにも、日頃から花粉の掃除をするのは効果的です。
毎日徹底的に掃除するのは大変ですが、お掃除シートやウエットティッシュなどを活用しながら少しずつ掃除をして、花粉の量を減らしていきましょう!
