出窓から雨漏り!原因は何?応急処置方法とプロに修理を頼むべき理由
見た目がおしゃれな出窓。
植物や小物を飾ったり、部屋に奥行を持たせてくれる出窓は素敵ですよね。
しかし、張り出した窓の構造から強風や雨などの影響を受けやすく、普通の窓に比べてダメージを受けやすいのです!
屋根がない出窓部分は雨漏りが起こりやすい場所でもあります。
今回は出窓の雨漏りの原因や応急処置の方法についてご紹介します!
雨漏りの原因
出窓から雨漏りをした場合はまず原因を突き止めましょう。
コーキングの劣化
出窓の周囲はコーキングが施されています。
コーキングは雨風にさらされ、紫外線を浴びていくと年月とともに劣化していきます。
このコーキングが劣化するとヒビ割れや剥がれが発生し、出窓と外壁の間にすき間ができ、雨漏りが起こります。
建材の腐食
外に張り出した出窓は外気の影響を受けやすく、また、出窓の内部は空気が貯まるので、結露が発生しやすい場所です。
結露を放置しておくと、出窓の壁が腐食して雨漏りが起こります。
防水処理の不備
建築の際、出窓を取り付けるときには、防水シートやフィルムを貼り、防水処理を行っています。
しかし、施工に不備があった場合、雨漏りが起こる可能性があります。
この場合、すぐに雨漏りが起こるとは限らないので注意が必要です。
外壁や屋根のヒビ割れ
出窓そのものに問題はなくても、出窓近くの外壁や屋根のヒビ割れが原因で出窓から雨漏りが起こることがあります。
外壁や屋根も年月とともに劣化していきます。
目には見えないヒビ割れでも、細かなヒビ割れの隙間から雨水が侵入している可能性が!
出窓から離れた場所からも雨水が建物内部を通り、出窓周辺で雨漏りが起こることもあります。
雨漏りの応急処置方法
コーキング剤で補修する
コーキングの劣化や、雨漏りの原因が小さな穴の場合はコーキング剤で応急処置をしましょう。
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防水テープで補修する
屋根部分に穴が開いたり、ヒビ割れなどが原因の場合は防水テープで補修します。
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テープを貼る際は気泡が入らないように気を付けましょう。
場所によっては太陽光の反射で補修箇所が目立つ場合があります。
ブルーシートをかぶせて雨水の浸入を防ぐ
雨漏りの原因が特定できない場合はブルーシートをかぶせて応急処置をしましょう。
大きめのブルーシートで出窓全体を覆い、ブルーシートが風で飛ばされないように、テープや砂利を詰めた土嚢袋などを置いてしっかりと固定します。
ロープなどで固定する場合は、屋根やサッシなどを傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要ですよ。
雨漏りの修理は業者に依頼しよう!
雨漏りの原因を特定できていればコーキング剤や補修テープなどでDIYで簡単に補修ができます。
しかし、雨漏りの仕組みは複雑で表面だけを補修をすることにはリスクもあるのです。
雨漏りを確実に解決するためにはプロである修理業者やリフォーム会社にまかせるのが安心です。
また、雨漏りにはたくさんのリスクがあります! 気がついたら放置せず、迅速に対応しましょう。
雨漏りを放置するリスク
建材の腐食
雨漏りが起こる場合、雨水は建材の内部を伝って部屋に侵入しています。
そのまま放置をしておいたり、上からコーキング剤などでふたをしてしまうと、内部の建材が水分を含み、腐食する可能性があります。
柱や壁、構造上重要な部分が腐食すると、住宅の強度にも影響がでます。
シロアリの発生
建材に湿気を溜め込んだ状態にしておくと、シロアリが発生する危険があります。
木材を食い尽くすシロアリに住みつかれてしまうと、住宅強度の低下や倒壊など大きな被害に発展する恐れがあります。
健康被害
外壁の内部に雨水が入り込んで湿気が溜まると、カビが発生する可能性があります。
外側からは見えない場所でも、外壁の内部でカビが発生していることも。
カビが繁殖するとアレルギー症状などの健康被害を引き起こす恐れがあり危険です。
雨漏りをDIYで補修する作業はあくまでも一時的な処置だと考えてください。
雨漏りが発生したら、すぐに修理業者やリフォーム会社に修理を依頼しましょう。
まとめ
出窓は、その構造から雨漏りしやすい部分でもあります。
雨漏りの原因には、コーキングの劣化や外壁や屋根のヒビ割れ、施工不要など様々な原因があり、特定が難しい場合もあります。
雨漏りが発生したら、まずは応急処置を行って室内に雨水が侵入するのを防ぎましょう。
雨漏りは、原因を確実に突き止めて適切な対処をする必要があります。
放置をすると住宅の強度にも影響をあたえ、また家族に健康被害を及ぼす恐れもあります。
応急処置をしたら、早急に業者に修理業者やリフォーム会社に修理を依頼しすることをおすすめします!