ダイソン掃除機のお手入れは3点おさえればOK!目指せ吸引力キープ
「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」のキャッチフレーズで同じみの、ダイソンの掃除機。
高い掃除能力とデザイン性の高さから、日本でも人気の高い掃除のひとつですね。
そんなダイソンの掃除機を、せっかく奮発して、手に入れたのであれば、ちゃんとお手入れをして長く使いたいもの。
今回は、そんなダイソンの掃除機のお手入れ方法について、ご紹介させていただきます。
目次
サイクロン式掃除機を発明した「ダイソン」は、どんなメーカー?
ダイソンは、イギリスで創業し、現在、シンガポールに拠点を置く電気機器メーカーで、サイクロン式掃除機を発明したことでも有名なメーカーです。
ダイソンといえば、「サイクロン式掃除機」がパッと頭に浮かぶ人も、多いのではないでしょうか。
このサイクロン式掃除機は、従来の紙パック式の掃除機と異なり、紙パックを使わずに、ゴミを直接ダストボックスに集められるのが特徴で、ゴミの除去方法・排出方法が以下のように異なります。
紙パック式掃除機
吸い込んだゴミと空気を紙パックに送り込んで、紙パックを通して、ゴミが分離され、空気のみが排出される仕組み
サイクロン式掃除機
ゴミと空気をダストボックス内のサイクロン構造により遠心力で分離し、遠心力で分離しきれなかった微細なゴミを、フィルターを通して、除去する仕組み
紙パックを交換する手間がなく、またフィルターが目詰まりすることも少ないため、長く吸引力が続くことが、サイクロン掃除機の最大のメリットと言えます。
ダイソンの創業者である、ジェームスダイソンは、当時使っていた紙パック式の掃除機の性能が低下することに不満を持ち、製材工場の木材と空気を分離するサイクロン装置をみて、掃除機にサイクロン式を採用することをひらめき、5年の歳月を経て、製品の開発に成功しました。
「誰もが感じるように、きちんと機能しない製品に対して不満を感じます。デザインエンジニアとして、その不満を解決する方法に取り組みます。発明と改善がダイソンのすべてです。」
という、ジェームスダイソンの言葉にもある通り、現在も、ダイソンは、1,700人のエンジニアをもつ、テクノロジーカンパニーとして、掃除機や扇風機など、さまざまな電気機器を開発を行なっています。
ダイソンの掃除機のお手入れ方法1 ダストボックスのお手入れ
まず最初に、ダイソンの掃除機のダストボックス部分のお手入れについて、ご紹介させていただきます。
ダストボックスは、吸い込んだゴミがたまるクリアビン部分のことで、定期的なお手入れが必要な箇所です。
ゴミが、MAXのラインまでたまる前に捨てることが必要ですが、パイプを外して、レバーを押し下げると、クリアビン下部のフタがパカっと開き、手軽にゴミを捨てることができるので、使い終わったら毎回行ってもいいかもしれませんね。
また、クリアビンについた粉じんが気になった場合には、クリアビンを本体から取り外し、濡らして固く絞った布やウェットティッシュなどで、内部をさっと拭き掃除するようにしましょう。
水拭き後は、クリアビンが完全に乾いたことを確認してから、本体に取り付けるように気をつけてくださいね!
ダイソンの掃除機のお手入れ方法2 フィルターのお手入れ
ダイソンのフィルターは、排気を綺麗にするのに欠かせないパーツのひとつで、1ヶ月に1回程度を目安に、お手入れをして綺麗に保っておきたいパーツです。
ダイソンのフィルターには、プレモーターフィルターとポストモーターフィルター、フィルターユニットの3種類があります。
いずれも、流水で洗い流すことでお手入れができますが、パーツの取り外し方法などは、機種によって異なるので、説明書などを参考に、正しく取り外すようにしてくださいね。
また、ダイソンの掃除機フィルターは、洗剤成分の洗い残しによって、フィルター機能が低下する可能性があるため、洗剤や漂白剤を使ってお手入れすることができません。
そのため、排気から生乾きの臭いや異臭がする場合などには、フィルターの交換が必要になるので、お手入れをする際の参考にしてくださいね!
ダイソンの掃除機のお手入れ方法3 モーターヘッドのお手入れ
ゴミの吸い込み口であるモーターヘッドは、ソフトローラークリーナーヘッドのナイロンフェルト素材のブラシのみ、水洗いをすることができます。
本体から、ヘッド部分を取り外し、ヘッドの横に付いているネジをコインで緩めことで、ブラシを取り外すことができるので、流水でゴミを洗い流しましょう。
洗ったブラシは、最低でも24時間以上立てて置き、しっかりと乾いてから、本体に取り付けるように気をつけてくださいね!
まとめ
ダイソンの掃除のお手入れ方法についてご紹介しました。
普段、掃除機を洗う習慣がないと、最初は少し面倒に感じる方もいるかもしれません。
しかし、慣れてしまえば、意外に手軽にお手入れできることがわかりますね!
細かいお手入れ方法は、機種によっても異なりますので、お持ちの機種のお手入れ方法をしっかりと理解して、適切にお手入れをし、ぜひ長く使ってくださいね♪