エアコンのリモコンが壊れた!3つの原因と今すぐできる対処法を解説
最近、エアコンのリモコンの調子が悪い…もしかして壊れた…?なんてお悩みの皆さん。まずは落ち着いてリモコンが壊れた原因を調べましょう!原因によって対処法も変わってきますよ。
・エアコンのリモコンが壊れたら確認すること
・エアコンのリモコンが壊れた時の対処法
・リモコンではなくエアコンに原因がある場合
この3つの気になるトピックをご説明していきます。
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エアコンのリモコンが壊れたらまず確認
エアコンのリモコンが壊れたら、まず確認したいことが3つあります。
1. リモコンの電池切れ
まず1つめに確認したいのが、リモコンの電池が切れていないかどうか。リモコンが動かないのは、ただの電池切れかもしれません。「しばらく電池変えてないな」という方はさっそく交換しましょう。
また、リモコンの電池を入れる場所にサビや汚れはないかチェックもしてくださいね。汚れていると作動に影響が出ることも…。しっかり拭き取ってキレイにしましょう。
2. 障害物があるかどうか
2つめに、リモコンとエアコンの間に障害物がないか確認しましょう。
障害物があると、リモコンの赤外線がさえぎられてエアコンの受信部に届かない場合があります。そうするとエアコンが上手く作動してくれません。
また、リモコンの発信部分とエアコンの受信部分が汚れてないかも確認してくださいね。汚れていたら、柔らかい布で拭き取ってください。
3. どのボタンが壊れているのか
3つめに確認することは、リモコンのどのボタンが反応しないのかです。全てのボタンが反応しない場合と、特定のボタンが反応しない場合とで、対処法が変わってきます。リモコンの色んなボタンを押して確認しましょう。
特定のボタンだけ効かない場合は、リモコンのボタンの周囲の溝に汚れはないか見てください。汚れが詰まっていて、ボタンが反応しなかったということもあるんです。
汚れが詰まっていたら、つまようじやピンなどの先の細い物で取り除きましょう。
エアコンのリモコンが壊れた時の対処法
次に、「いろいろ確認したけど、それでもリモコンが反応しない」という方のために、3つの対処方法をご紹介!
応急運転スイッチを使う
1つめは「応急運転スイッチ」を使う方法です。応急運転スイッチとは、リモコンが故障などで使えない場合に使う、エアコン本体についているスイッチのこと。
「突然リモコンが効かなくなった!」というときは、この応急運転スイッチを使いましょう。一時的にこれで対応できます。
スイッチを押すたびに「冷房」→「暖房」→「停止」と切り替わるタイプや、前回の運転内容のまま動くタイプなど、エアコンによってさまざまなタイプがあります。ご自宅のエアコンがどのタイプなのか、説明書を読んで確認してください。
スマホのアプリを使う
2つめは、スマホのアプリを使う方法。
ここ数年間に製造された新しいタイプのエアコンは、スマホのアプリで操作できるものがあります。Wi-Fiやルーター、アダプタが揃えば、リモコンが使えなくてもスマホからエアコンの操作ができます。
メーカーから出ているアプリもあるので、ご自宅のエアコンが対応しているか確認してみましょう。
リモコンを買い替える
3つめは、リモコンを買い替える方法。手っ取り早く買い替えてしまうのも1つの手です!
一番おすすめなのは、純正のリモコン。少し値段は張りますが、やはり純正の方が安心して使用できると思います。メーカーに直接連絡して、注文できるか聞いてみましょう。
「別に純正じゃなくてもいい」という方にはマルチリモコンがおすすめ。マルチリモコンとは、たくさんの種類のエアコンに対応しているリモコンのこと。家電量販店や通販で安価で購入できます。
ただし、注意点が2つあります。
1つめは、自分のエアコンに対応しているのか調べる必要があること。マルチリモコンはたくさんの種類のエアコンに対応していますが、もちろん例外もあります。「せっかく買ったのに使えない…」ということは避けたいですよね。
メーカーコード表という対応しているメーカーとエアコンのコードが書かれた表があるので、買う前にしっかり確認しましょう。
2つめの注意点は、純正のリモコンより使える機能が少ないこと。
温度設定や風量、タイマーなどの簡単な機能ならマルチリモコンでも使えますが、空気清浄やフィルター掃除などの細かい機能は基本的には使えません。
少し高いけど安心して使える純正リモコン、安くて基本的な機能が備わっているマルチリモコン。予算や欲しい機能をしっかり考えて、リモコン選びをしましょう。
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リモコンが壊れたときは修理と交換のどっちがおすすめ?
リモコンが壊れてしまった……という場合、買い替えだけでなく修理という選択肢もあります。修理をした方が良いのか、潔く交換した方が良いのか、それぞれにかかる費用や労力について見てみましょう。
修理と交換それぞれの費用相場
エアコンのリモコンを修理する場合、そして交換する場合。まずはどのくらい費用に差が出るのかをチェックしてみましょう。
リモコンをメーカー修理する場合
リモコンをメーカーで修理する場合、編集部が調べたところ平均して5,000~10,000円の費用が発生します。 思っていたよりも高いですよね。この金額には、技術代や部品代、出張料が含まれているため、どうしても高額になってしまいます。
また、修理できるのは保有期間なのエアコンが対象になります。10年以上使用しているエアコンの場合、リモコンの生産が終了している場合が多く、修理を依頼しても受け付けてもらえないケースもあります。
リモコンを新しく購入する場合
同じリモコンを新しく購入する場合、型式にもよりますが3,000~9,000円くらいが相場。修理するよりも、実は購入する方が安い、というケースがほとんどです。
修理同じく、保有期間が過ぎている場合は、在庫限りの販売だったり、販売が終了していたり、という場合もあります。機種によっては代替品がある場合もありますので、メーカーへ問い合わせてみましょう。
純正リモコンはメーカーでの購入だけでなく、通販サイトで取り扱っている場合もあります。保有期間が過ぎているけれど純正リモコンが欲しいという場合は、型番で検索してみましょう。
修理と交換それぞれの労力と効果
修理と交換の費用を比較した場合、価格にはそれほど大きな差がなく、交換の方が価格や安いケースが多いことがわかりました。それでは、労力はどうでしょうか?
修理の場合、メーカーへ問い合わせの上、作業員にリモコンを見てもらう必要があります。労力がかかるだけでなく、修理までに時間がかかる、家に人を上げなければいけない、予算と見積もりに大きな差が合った場合に断りにくい、というデメリットもあります。
一方で、交換の場合。大手メーカーのほとんどが、部品や消耗品の通信販売を行っています。パソコンやスマホから24時間いつでも注文できるので、早くリモコンが手に入る、手間がかからないというメリットがあります。
送料は必要ですが、作業員に来てもらうよりも手ごろな価格で楽に新しい商品が手に入るため、リモコンが故障した場合は交換がおすすめです。
リモコンではなくエアコンに原因がある場合
「いろいろやったけど、もう打つ手がない!」とお悩みの方。もしかしたら、リモコンではなくエアコンに原因があるのかもしれません。リモコンとエアコン、どちらに原因があるのかハッキリさせる方法を解説します。
まずは、リモコンの赤外線の発信部分を見てみましょう。
ここの丸い部分です。通常、リモコンはこの丸い部分から赤外線を発信しエアコンに指令を出しています。リモコンが壊れている場合は、この丸い部分から赤外線を発信できていないことが多いんです!
逆にいえば、赤外線が発信できているならエアコンに原因がある可能性が高いということ。
でも、赤外線は肉眼では見ることができませんよね…。赤外線を確認するには、デジタルカメラや、スマホのカメラの画面を通す必要があるんです。
実際に、自宅のリモコンで確認してみました!
適当なボタンを押して、カメラ越しに発信部分を見ます。
光りました!これが赤外線です!この場合は、リモコンは正常なのでエアコンに原因がある可能性が高いということ。簡単に確認できるので、試してみてくださいね。
まとめ
今回はエアコンのリモコンが壊れた時の対処法をご紹介しました!まずは慌てずに、リモコンが壊れた原因を調べることが大切。
エアコンの調子が悪いときはフィルターを自分で掃除するか、プロにエアコンクリーニングを依頼することも検討してみてください。
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